オバマ、広島訪問

形式的な G7がお昼に終わり、今日の焦点はオバマ大統領の広島歴訪。
原爆を実戦使用した国の現職大統領が、被爆地を初めて訪れる歴史的な訪問となる。

三重県賢島→セントリア→岩国米軍基地→広島入り。
世界の超VIPの移動だけに、厳重な警護の中での移動。
ヘリコプターも2機飛ばして、どっちに大統領が乗っているか悟られないように配慮されている。


始めに原爆資料館に入る（館内の訪問の映像はなし）。
10分位の見学だが、短すぎる。
Tommyは30年ほど前に入館したが、何十分だったか覚えてないが、あまりに悲惨な歴史を目にして、しばらくは放心状態だった。
世界のトップにはもっと時間をかけて資料を直視してほしかった。
あれで原爆の悲惨さ・所有することの危険性が理解できただろうか？


献花。それからスピーチ。戦争の犠牲者の慰霊と悲惨さを強調する。
「核なき世界」を唱えてノーベル平和賞を受賞している大統領だ。
任期は残り少ないが、最後の大仕事と思って、全力で取り組んでもらいたい。


今日一番の感動シーン。
被爆者と思わずハグ。日米のわだかまりが溶け、一区切りがついた気がした。


さらに原爆ドームを案内される。
建造物もそうだが、いつまでも人間が犯した愚かな出来事の記憶が風化される事がないように。


70年も経た今も、日本に賠償や謝罪を求める どこかの国と違い、我々はお互いに手を携えて、平和への気持ちを大事にしていかねばならない。
そうしないと、人類・地球の破滅といった とんでもない事が起きかねない。