minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

新年明けましておめでとう!

2007年01月01日 | 
 船にもどるといよいよカウントダウン。オペラ歌手が派手に乾杯の歌を歌い、喜びの歌をお客さんと大合唱。久しぶりに私もドイツ語で第9が歌えて嬉しかったな。ソプラノ歌手のTちゃんはまだ20代だけど、貫禄十分。可愛い顔と小さな体でもの凄く張りのある、透き通った声。テノールのHさんは情熱が溢れんばかりに歌い上げるので、おばさま方から「きゃ~、ブラボー!」の声が!ちなみに彼によると、女性に言うときは「ブラバー!」複数形は「ブラビー!」だそうです。「ブラボー」は男性に対するかけ声だったなんて知りませんでした。

 私たちの演奏は・・・「1月1日」そう、と~しのは~じめの~。あれを延々と演奏させられ、今年も一年が締めくくられ、そして始まったたのでした(苦笑)。バンドマンなんてどうせそんな扱いさ。

 この写真はそのカウントダウンが終わってみんなで打ち上げの時の写真だす。シャンペンですでに真っ赤な私ですが、本年もどうぞ宜しくお願いしま~す。

台湾屋台事情

2007年01月01日 | 
 さあ、これから何を食べに行こうか?とMr.テノールとガイドブック片手に話し合っていると、T社長が「心配だから、キーロンまで戻らない?」は~い(涙)。じゃあ、キーロンの市場でラーメン食べよう、と言い聞かせ台北の街とお別れ。

 ところが一向に電車が到着しない。よかったね~、日本の感覚でぎりぎりにここを出てたら絶対遅刻だわさ。さすが中国時間。20分以上遅れてようやく列車が来ました。でも結局そのせいで、またまたキーロンでラーメンを食べようと思っていたら「もう時間がないですよ。」とお預け状態のまま、いそいで船に戻る事に。今日はカウントダウンのリハーサルが4時からあるから何が何でも戻っていないと怒られるからT社長は必死だったのです。

 リハーサルが終了するとお腹ぺこぺこ。ようやく待望の屋台村へ・・・!

 基隆という街は港町だからもちろん魚介類も豊富。夕方5時頃から店がひしめきあうように立ち並び、噂には聞いていたけどもの凄い品数とお客さんの量に圧倒される。

 どの屋台もぜ~んぶ食べてみたくなるようなものばかり。みんなで手分けしていろんな食べ物を買って来てテーブルに着く。腸詰め、ビーフン、おこわ、牛筋ラーメン、ああ、幸せ。大学芋といちご飴のデザートで締め、大満足の晩餐。お土産にもって帰れないのが残念。味付けも他の人たちが言うには、台湾は適度で他の中国よりも脂っこくなくておいしい、という意見が圧倒的。台湾屋台ばんざ~い。

世界一高いビル@台北

2007年01月01日 | 
 大晦日、ようやく台湾に到着。朝から税関審査に並ばされて、船の外を眺めるとなんと雨。ついてないや。でも生まれて初めての中国・台湾だからなんとしてでも街に出て屋台でラーメン食ってやる~!

 はりきってオペラ組(一緒の船でエンターテイナーとして乗ってきたテノール歌手、ソプラノ歌手とピアノの先生たち)と一緒に3000円を元に替えて朝10時から出発。1元は約4円。だから所持金は800元なり(こんなんで足りるかな?)。

 テノールのHさんが「台北まで電車で行って世界一高い塔に登りましょう!」と提案したので、世界一のタワーは本当はどうでもよかったけど電車に乗って台北へ行く計画に便乗する事に。なんで人間って高いところが好きなのかな~?我らが社長のTさんまで同行する事になり、結局7人の大家族のようなお上りさん軍団が駅でうろうろする事に。

 台湾の人たちはみんな優しいので、困っていると知っている日本語でいろいろと助けてくれたり、改札で「どの電車に乗るの?」「これ?」と何度も聞く私たちに業を煮やして「その電車!いいからさっさと乗りなさい!(・・・たぶん)」とどなりながらも親切に教えてくれた駅員のおじさんに「しぇーしぇー」と笑顔を振りまきつつ教えられた列車に飛び乗る。なんだか、とっても綺麗な列車でこれで160円(基隆~台北間40分)は安いね~、などと話していたら実は特急列車の指定席だった事があとで判明(汗)。

 世界一のタワーの下は横浜ランドマークタワーに似ていて(倍以上の広さだけど)とってもおしゃれ。さっそく展望台へあがる。上からみる台北の街が雲海と共に全景眺められてとても美しかった。小さな雨雲がまるでキントン雲のようで、孫悟空が乗って来そうな感じ。(つづく)