アルゼンチン滞在も残すところあと僅か。地球の裏側では馬鹿な政治家たちが国民の声を無視し続けている・・・。
ここでは何もできないが、FaceBookやネットニュース、Twitterでみんなの行動を気にしている。再稼働が決まって東京でも大きなデモを行ったようで、忙しい中デモに参加した方たちに「ありがとう、ご苦労様でした!」と御礼を言いたい。それで何かが変わってくれれば本当にいいのだが。7/1には平気で再稼働してしまうの?どうなっちゃうの、日本は?
この愚かな国に息子を連れてまた戻らなくてはならないと思うと胸が痛む。安心してお肉、野菜、お魚を買って料理したい。日本の国を信じたいのに・・・。
アルゼンチンで出会った素敵な人たちに心から「日本に来なさい!素敵な国だから。美味しいものも沢山あるからね。」って言えない今の自分がいる。パタゴニアであれほどお世話になったFabianたちには絶対日本においで!と心から言いたかったけど、本当に日本に来ても大丈夫なのか、不安が一杯でその一言はなかなか言い出せなかった。とても悲しい事だ。
「日本に行って、私もサチにサックス習いたい!」と自分たちのアパートでご馳走までしてくれたメキシコ人留学生のKarenたち。
若い彼女たちに「おいで~~!日本食作ってあげるからね!」と心の底から誘えない複雑な想い。本当に安全な国になったら絶対来てね。としか今は言えないのだ。こんなに親切にしてくれたのに。情けない。美しく安全だったはずの日本はどこへ行ってしまったのだろう・・・。
様々な想いが交錯してしまい、かなり感傷的になってしまって申し訳ありません。気持ちを切り替えて昨夜の素晴らしかったタンゴナイトについて書きます。
こちらに来て、ようやく本物のタンゴショーを堪能。タンゴの奥の深さ、面白さを味わう事ができた。あまりに忙し過ぎて、せっかくブエノスアイレスにいるのにタンゴを観ないでどうするの?と言われそうでw、昨夜は本当に行けてよかったな~。
入り口はレストランでその奥にショーの会場が。
美しいプロポーションに圧倒されっぱなし。
クラシックタンゴからピアソラ、ハウス、アフリカン、ブラジル、様々な要素を取り入れたタンゴ音楽のショーはジャズのようでもあり、これからどういう風に進化していくのかも楽しみ。踊りに関してはさっぱりのド素人ながら、バレエのような柔軟な踊りや美しい衣装、舞台装置のアイデア、至る所にお客を楽しませるエンターテイメントがちりばめられて。それほど興味がなかったのに、観てみたらなんだ、すごく面白いじゃん!っていう宝塚の公演を観た少女の頃の体験を思い出してしまった・・・(苦笑)。
特に踊りの合間に入る生演奏も素晴らしかった。ミュージシャンはベース、ピアノ、バンドネオン、ギター、バイオリンという編成。このリーダーのピアニストとバンドネオンが若いハンサムな兄弟で、これからのタンゴ界を背負って立つ音楽家なのだ、とHiroさんは教えてくれた。
ショーが終了してから、生演奏を行っていたミュージシャンたちが他の店でタンゴのジャムセッションを行う、というのでそちらにも行ってみる事に。ステージがあるタンゴ酒場はお客が一杯だった。もちろんミュージックチャージなどとらない。食事もプリンも美味しかった!!それにしても、サックスを持って行けば彼らと共演できたのにな。残念だ。
昨日の昼間はめずらしくブエノスがどしゃ降りの中、仲良くなったKarenのアパートでメキシコ料理を堪能。ワカモレソースやブリトーを作ってご馳走してもらった。
実はその間にトシキはプロのタンゴレッスンを受けに行ったのだ。かなりタンゴベース奏法を習得できたと大喜び。その先生がタンゴショーに友人が出演しているから、と私たち全員を招待してくれ、さらに自分が取り仕切っている夜中のジャムセッションにも誘ってくれたのだった。
クンパルシータをワルツで始め、途中でオリジナルにもどったり・・・かなり自由なセッションだった。
次々に仕事を終えたミュージシャンたちが集まって来た。トシキの師匠になったタンゴベーシスト、パブロ・モッタの人柄も最高。新進気鋭のミュージシャンたちを紹介してくれたMasaとHiroさんに感謝。
こうした素晴らしい出会いと体験が日本に戻って、新たなmingaやMAUのサウンドになるに違いない・・・。
そして土曜日(30日)に最後のライブをSashimiya で行います。ブエノスアイレスにいる人はぜひお立ち寄りください!!Gracias por todo!
ここでは何もできないが、FaceBookやネットニュース、Twitterでみんなの行動を気にしている。再稼働が決まって東京でも大きなデモを行ったようで、忙しい中デモに参加した方たちに「ありがとう、ご苦労様でした!」と御礼を言いたい。それで何かが変わってくれれば本当にいいのだが。7/1には平気で再稼働してしまうの?どうなっちゃうの、日本は?
この愚かな国に息子を連れてまた戻らなくてはならないと思うと胸が痛む。安心してお肉、野菜、お魚を買って料理したい。日本の国を信じたいのに・・・。
アルゼンチンで出会った素敵な人たちに心から「日本に来なさい!素敵な国だから。美味しいものも沢山あるからね。」って言えない今の自分がいる。パタゴニアであれほどお世話になったFabianたちには絶対日本においで!と心から言いたかったけど、本当に日本に来ても大丈夫なのか、不安が一杯でその一言はなかなか言い出せなかった。とても悲しい事だ。
「日本に行って、私もサチにサックス習いたい!」と自分たちのアパートでご馳走までしてくれたメキシコ人留学生のKarenたち。
若い彼女たちに「おいで~~!日本食作ってあげるからね!」と心の底から誘えない複雑な想い。本当に安全な国になったら絶対来てね。としか今は言えないのだ。こんなに親切にしてくれたのに。情けない。美しく安全だったはずの日本はどこへ行ってしまったのだろう・・・。
様々な想いが交錯してしまい、かなり感傷的になってしまって申し訳ありません。気持ちを切り替えて昨夜の素晴らしかったタンゴナイトについて書きます。
こちらに来て、ようやく本物のタンゴショーを堪能。タンゴの奥の深さ、面白さを味わう事ができた。あまりに忙し過ぎて、せっかくブエノスアイレスにいるのにタンゴを観ないでどうするの?と言われそうでw、昨夜は本当に行けてよかったな~。
入り口はレストランでその奥にショーの会場が。
美しいプロポーションに圧倒されっぱなし。
クラシックタンゴからピアソラ、ハウス、アフリカン、ブラジル、様々な要素を取り入れたタンゴ音楽のショーはジャズのようでもあり、これからどういう風に進化していくのかも楽しみ。踊りに関してはさっぱりのド素人ながら、バレエのような柔軟な踊りや美しい衣装、舞台装置のアイデア、至る所にお客を楽しませるエンターテイメントがちりばめられて。それほど興味がなかったのに、観てみたらなんだ、すごく面白いじゃん!っていう宝塚の公演を観た少女の頃の体験を思い出してしまった・・・(苦笑)。
特に踊りの合間に入る生演奏も素晴らしかった。ミュージシャンはベース、ピアノ、バンドネオン、ギター、バイオリンという編成。このリーダーのピアニストとバンドネオンが若いハンサムな兄弟で、これからのタンゴ界を背負って立つ音楽家なのだ、とHiroさんは教えてくれた。
ショーが終了してから、生演奏を行っていたミュージシャンたちが他の店でタンゴのジャムセッションを行う、というのでそちらにも行ってみる事に。ステージがあるタンゴ酒場はお客が一杯だった。もちろんミュージックチャージなどとらない。食事もプリンも美味しかった!!それにしても、サックスを持って行けば彼らと共演できたのにな。残念だ。
昨日の昼間はめずらしくブエノスがどしゃ降りの中、仲良くなったKarenのアパートでメキシコ料理を堪能。ワカモレソースやブリトーを作ってご馳走してもらった。
実はその間にトシキはプロのタンゴレッスンを受けに行ったのだ。かなりタンゴベース奏法を習得できたと大喜び。その先生がタンゴショーに友人が出演しているから、と私たち全員を招待してくれ、さらに自分が取り仕切っている夜中のジャムセッションにも誘ってくれたのだった。
クンパルシータをワルツで始め、途中でオリジナルにもどったり・・・かなり自由なセッションだった。
次々に仕事を終えたミュージシャンたちが集まって来た。トシキの師匠になったタンゴベーシスト、パブロ・モッタの人柄も最高。新進気鋭のミュージシャンたちを紹介してくれたMasaとHiroさんに感謝。
こうした素晴らしい出会いと体験が日本に戻って、新たなmingaやMAUのサウンドになるに違いない・・・。
そして土曜日(30日)に最後のライブをSashimiya で行います。ブエノスアイレスにいる人はぜひお立ち寄りください!!Gracias por todo!