minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

大晦日

2009年12月30日 | 家族の日常
大掃除も一応終わり。いろいろなものを処分してさっぱり。あとはおせち料理の準備だな。

今年も我が家では田つくり、栗きんとん、筑前煮などは手作り。きんとんは今までゆでたサツマイモを裏ごしするのが大変だったが、フードプロセッサーを使えば簡単だという事に気がついた。あ~、もっと早く知っていればよかった。昨年は田つくりのくっつかない方法を学んだのだが・・・ひとつづつ、学習学習。

正月だってスーパーやコンビニ、99ショップも開いているのに、何故慌てて買いだめしたくなるんだろう?お正月用の花、これもまたバカ高い。千両という赤い南天のような花(木)だって一本が500円もする!?うちの近所の御岳神社の入り口にひっそりと咲いているぞ。流石に盗めないけど・・・。

さあ、今日、大晦日は親戚が集まってお寺、神社のはしご酒。寒い元旦になるようだ。風邪引かないように気をつけなきゃ。皆様も良い年をお迎えくださいませ!!

縁起物

2009年12月28日 | 家族の日常
毎年恒例の芳雄さんちのお餅つきに息子と母を連れて出かけた。芳雄さんもお元気そうで、ちょっと太られたかなw?白州次郎役のせいかしらん。でもよかった、よかった。しかし、今流れているKビールのCMのまんまだ。

来年1月に出産を控えるYちゃんも元気。一段と美しく輝きを放っていた。元気な子供が生まれますように!!とお腹をなでなで。

息子が生まれる前からほとんど毎年参加してきたけど、ここのおでんを食べないと年が超せない。あれ?お餅つきもそっちのけでがっつく親子って・・・(汗)。

うっちゃんの家族も全員集合。孫や子犬も一緒だ。
「キャロルの解散コンサートのDVD見たよ~ん。ジョニー大倉の本も面白かったし。」
「あんな本、まともに信じちゃだめだよ~。しかし、お互いにいろいろとありましたね~~~。」
とすっかり好々爺のよう。優しい笑顔で犬をなでたりチュッとやっているのを見ると微笑ましかった。癒し系のうっちゃん、本当好きだな~。

コーラスのみほちゃんも可愛らしい姪っ子を連れて来て「この子、サックス始めたんでよろしくね~。」と紹介された。息子とも同い年ですっかり意気投合したようだ。「このごろ俺の周りにやたらサックス吹く人が増えたな。ライバルが増えるけど・・・なんだか嬉しい。」と息子。

芳雄さんの愛娘のMちゃん曰く、「来年は芳雄のライブ、面白い事を考えているからね・・・。」わ~い、楽しみだ~~~。


まだまだ・・・?

2009年12月27日 | 家族の日常
大掃除が趣味?というくらい利樹が頑張って片付けているので私まで一緒に片付けをするはめに・・・。前回20袋ほど出したゴミの山。今回も同じくらい、いやそれ以上の量だ。ひえ~~、これじゃゴミ屋敷じゃん(汗)。

廊下から玄関にかけて並ぶゴミの袋,袋,袋・・・。足の踏み場が本当にない!外に出かけて帰ってきた猫のメイリンが仰天しながらゴミ袋を思い切りジャンプして居間にようやくたどり着いた。ご苦労様~~~。

写真は息子がクリスマスイルミネーション(利樹は『電飾』だと!)を六本木まで観に行ったもので~す。

<永田家クリスマスの献立覚え書き>

コーンポタージュ
チキン唐揚げ(2日前からタンドリー、生姜、にんにく醤油、etc.....につけ込んだもの)
生春巻き&ベトナムディップ
アボガドディップ&トルティーヤチップ
トマトのにんにくオリーブサラダ
スパゲティミートソース&フランスパン

クリスマスのフルーツケーキ

以上。


愛されてるね!

2009年12月25日 | 映画、本、芝居関係
ピエール・バルーの映画を3本も堪能して、さらにご本人のトークあり、歌ありの贅沢な4時間。素敵なクリスマスイブになった。

映画のメインは愛娘のマイアがちんどんバンド(かぼちゃ商会)に魅せられてフランスへ旅するドキュメント。もう一つは「アコーディオン」フェスティバルのドキュメント。タラフハイドゥークスやコバや続木力さんが出て来てにっこり。そしておまけは八尋トモヒロ、中村義郎さんらと回った全国ツアーのドキュメント。北海道の阿弥陀様のつるちゃんやローディのしんちゃん、奄美大島の人たち、沢山懐かしい人たちが出て来て嬉しかった。

3本の映画に共通する事は国境を超えた音楽の旅、出会い、そして愛娘マイア。彼女の切れの良いトークとチャーミングな性格は世界中の人たちを魅了していく様子がこの3本の映画でもよくわかる。愛されているね~~マイア。

「なんでクリスマスイブに親孝行しなきゃなんないのかなあ。」と通訳を頼まれたり、ギター伴奏したりと大忙しのマイアはぶつぶつ言ってたけど、素敵な家族に乾杯!!

さて、我が家も今宵はささやかなクリスマスパーティ。ケーキ作ってちょこっとご馳走作るだけで何にもクリスマスらしい飾りはないけど、息子の為にがんばろう。メリークリスマス!!

(関口義人さんの日記より)

10年分の思い出よ、さらば。

2009年12月24日 | 家族の日常
世の中はクリスマス気分で浮かれているのだろうが、我が家では着々と大掃除が進んでいる。

といっても、ほとんど利樹と息子がやっていて私は戦力外通告を受けているのだが(汗)。私は台所周りと料理担当だからいいんだも~~ん。ゴミの山がみるみるうちに積み重ねられ・・・20袋。10年分のゴミをようやく捨てる決心がついたのだ。(ってもっと早く捨てろ!と言われそう。)それでも大事な思い出の写真やらNYのジャッキーのラブレターが2箱と、もうどうやって見るんだか解らない結婚式のビデオカセットとかは一応残し・・・。一生見ないだろうけどさ、死ぬまで捨てられないものがあるんだよね、人間には。(本当か?)

さあて、クリスマスイヴは渋谷のアップリンクへピエール・バルー氏の映画へ。CDのライナーをお願いした関口さんとの打ち合わせもかねて出かけます。ヤヒロっちたちの出演する映画というのも楽しみだな~。皆様も素敵なクリスマスを!!

いよっ職人技!

2009年12月21日 | ライブとミュージシャンたち
New Yorkのライブをマスタリングしに子安のビクター工場まででかけた。ンバギレコードの3枚目からずっとお世話になっているエンジニアの原田さんはとても寡黙な、それでいて明るく優しいキャラクターで、山下達郎、竹内まりや,福山雅治など数々の有名アーティストを手がける傍ら、私たちのようなマイナージャズミュージシャンのお手伝いも快く引き受けてくれる有り難い人だ。

今回は3カ所の録音を一つにまとめたのだが、たっぷり7曲収録。5曲はPheeroan akLaffと定村史朗vlnの4人で演奏したもの。あとの2曲はStoneとNo Trunksで定村君とのトリオ。

MP3の小さな録音機と大阪のGさんに特別に作ってもらった手作りの無指向性マイクで録音したものなのにかなりの迫力と音のバランスの良さ。MP3とマイクを併せて13000円ぽっきり。利樹が練習がてら東京で何回も録音し、試行錯誤の末、録音ポイントを上手くセッティングしたのが功を奏した。でもこれってほとんど奇跡じゃない?(違う、俺の腕が良いんだよ、という声が聴こえて来そうだがw。)

原田氏曰く「こんなに綺麗に録音できれば、プロもびっくりですよ。えええ?13000円?信じられませんねえ。このシステムはオーディオマニア(雑誌)に発表するべきです。」と驚きを隠せないご様子。ふふふ。嬉しいなあ。Gさんに感謝。

音のバランスもばっちりだったのであっという間にマスタリング終了。タイトル(仮題)は「East Village Tales」。あああ、226での完成発売が今から待ち遠しい。226に定村史朗君がいないのが残念だけど・・・。

酸欠のせい?

2009年12月18日 | ライブとミュージシャンたち
昨日は寒い中サンジャックにお越し下さってありがとうございました。やはり吉田君のピアノは凄かった~~。ほとんどが「初めての経験だなあ」と変拍子やリズムの細かい取り方に戸惑いを見せながらもオリジナルを完璧にこなし・・・いやあ、想像以上の素晴らしさで思わずニコニコ。

ところで、暖房を強くかけると酸欠状態になるけど、私の場合人一倍それに敏感のよう。家にいても「あああ、空気が薄いよ~」と頭痛にみまわれ慌てて窓やドアを開けたりするのだが、家人たちは「はあ~?」と不思議そうな顔。おそらく火災などで真っ先に死ぬタイプかも。サンジャックも部屋を暖めてくれて大変嬉しいのですが、演奏するとなると一気に酸欠状態でヘロヘロ。長いソロがとれない。こういう場合どうすればいいの?もちろん演奏中は暖房を停めて換気扇まで回してもらったのですが・・・。そういえば、コンビニに酸素ボンベのようなものが売られていたけど、今も売っているのかな?見ないような気がするけど。

酸欠になると人間は予想もしないミスをする事もわかった。普段何でもなく演奏しているテーマが吹けなくなったのには焦った。えええ?こんなところを間違えるの?と自分に突っ込みを入れながらも、痴呆症の始まりかと不安がよぎる。脳みそが働かないぞ、やばいやばい、と利樹を見たら平然と私にあわせてくるのがなんとも頼もしく、介護ケアの人にお世話になっている老人のような気持ちに。あくまで、これは酸欠のせい、と思いたい。

そんなハプニングもありましたが、無事に今年度の演奏活動は終了です。あとはNYのライブCD制作やら226の準備やらと雑用でばたばたする日を送る事になりそう。皆様も良いクリスマスをお迎えください!!


minga3@サンジャック

2009年12月16日 | ライブとミュージシャンたち
署名に協力してくださった皆様、本当にありがとうございました。日本の芸術に対する意識度が少しでも高まってくれる事を期待したいですね。20年も前から思っているけど何も変わらない・・・いや、さらに悪化している感じですが。

急に寒さが厳しくなって湯冷めしたのか、風邪っぽい今日この頃。背中にホカロンを貼付けているけどまだ寒い。でも元気を取り戻して・・・明日は今年最後のminga@西荻サンジャックです。先日のAppleJumpでは意外な爆発を見せてくれた吉田桂一君のピアノは「ジャズ界のいぶし銀」と言われているけど、mingaでの演奏は格別。

華麗に壊れる(!?)新澤君のピアノも大好きですが、正反対の吉田君がmingaでどう壊れていくのか・・・これもまた興味深々。ジャズって予定調和が崩れた時が面白いのよね。私の場合、最初っから壊れっぱなしだけど。

初めて携帯を持った時にエラーと出る画面を慌てて消して「これが噂のエロメールだな!」と信じて疑わなかった超アナログ人間の吉田君に乞うご期待!!お待ちしておりま~~~す。

東京ミネラルショー/透明な魚たち

緊急連絡網

2009年12月14日 | 家族の日常
期限が明日まで、というせっぱつまった連絡が様々なミュージシャンたちから一気に回って来ました。芸術に金を使わない日本がこれ以上さらにひどい事にならない為にも、何かしら私たちが動かなくては・・・・賛同される方はミュージシャンに限らず、ぜひご署名をお願いいたします。

緊急のお願いです。

 事業仕分けにおいて文化関連予算がバッサリ切られました。特に、子供たちを対象とする『本物の舞台芸術体験事業』が廃止、日本芸術文化振興会への交付金が圧倒的減額、とされたことには強い危機感を持っております。
 『本物の舞台芸術体験事業』は音楽のみならず、演劇、伝統芸能などの公演を、学校に出向いてワークショップを行い、生徒の参加を含めて体験させるという、大変意義深い事業です。
 天下りによって私たちの税金が巨額の報酬や退職金になっている事業ならともかく子供たちの感性を豊かにし、将来の日本を担う人材を幅広く育てよう、日本の文化活動を底支えしよう、という事業にまで、費用対効果の理屈一辺倒で切り込んだ今回の非常識な結論にたいして、ぜひ、事業廃止に反対する意見のメールを送っていただきたくお願い申し上げます。
 文化庁(文部科学省)の意見募集は期限が「12月15日」となっておりますので、ぜひ期限内にお願いいたします。その際、下記の要領でお願いいたします。

送信先アドレス:nak-got@mext.go.jp

◉一通目

件名:事業番号「4」事業名「文化関係1 独立行政法人日本芸術文化振興会」

本文:
中川正春文部科学副大臣
後藤斎文部科学大臣政務官宛

『芸術創造活動特別推進事業助成金の削減・廃止に反対します。』

◉二通目

件名:事業番号「5」事業名「文化関係2―芸術家の国際交流(学校への芸術家派遣)」

本文:
中川正春文部科学副大臣
後藤斎文部科学大臣政務官宛

『プロ・オーケストラによる本物の舞台芸術体験事業の廃止に反対します。
この事業は日本の文化活動を底支えしようという事業、また子供達の感性を豊かにし、将来の日本を担う人材を幅広く育てよう、という事業だと考えます。
この事業の継続を強く希望します。』

★様式は自由、必ず「件名(タイトル)」に事業番号、事業名を記入して下さい。
★署名扱いなので、住所・氏名を入れて下さい。

12月15日〆切です、音楽関係の方に限らなくても結構です。とにかく文化庁のサーバーをパンクさせる程のメールを送信しなければ、このまま日本の芸術は全てなくなってしまいます。時間がありませんが、ご協力よろしくお願い致します。

酒井真知江さんのこと

2009年12月13日 | 家族の日常
最近文字を読むのがおっくうになってきた。あんなに活字中毒だったのに。今更だけど、これが老眼の始まりなのか・・・悲しい。

尾瀬の仲間たちとの楽しい2日間もあっという間に過ぎ去り、MAUの心地よい疲労感とともにダラダラと一日が過ぎてゆく。

ヨットの多田さんに紹介され、NYでさんざんお世話になった酒井真知江さんの訃報が届いた。月日の流れの早さを感じる。もう15年くらいお会いしていなかったので元気でバリバリ働く酒井さんのお姿しか思い浮かばない。

新婚旅行でNYに行った際、NYから電車で1時間くらいの「ラーチモント」に住んでいらした酒井さんの邸宅。「奥様は魔女」に出て来るような典型的なアメリカの家だった。暖炉の上には多田さんが書いた夕日の絵が飾られ、ホームパーティで演奏したり、大きな庭の落ち葉掃除を手伝ったり。

私たちは毎日そこからマンハッタンに出かけて行ったのだが、終電が間に合わなくなる事もしばしば。手前の駅まで車で迎えに来て下さったりとご迷惑をずいぶんおかけしました。結局、毎晩出歩くのでマンハッタンの友人の家に移り住む事に・・・。って、これは新婚旅行じゃなかったっけ(苦笑)?

多田さんの「オケラ号優勝す」の巻末での酒井さんの文章は本当に素晴らしいものだった。再販したばかりの本にも酒井さんの解説がちゃんとついている。改めて読んでみるとユーモアに溢れた酒井さんの解説があったから、多田さんの魅力も引立ったのだと思う。酒井さんの晩年はオペラにどっぷり漬かった楽しいものだったようです。心からご冥福をお祈りいたします。