minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

ターキーボーイ

2010年02月28日 | 映画、本、芝居関係
フェローンの娘がチリの大学(サンティアゴ)に留学中で心配していたが、今朝連絡がとれて無事だったようです。よかった~~~~(涙)。

昨夜はフェローンの大親友トム・ピアソンpから226のお祝いにいただいたDVDを3人で鑑賞。素晴らしいピアニストでもあり、作曲家としてもハリウッド(ウッディ・アレンの「マンハッタン」など)で活躍していたトムが初めて監督、音楽、脚本全てを手がけた作品「ターキーボーイ」。

日本のミュージシャンに憧れる青年の話なのだが、場所がサムタイム、吉祥寺の街、Gok Sound、国立音楽院・・・となじみのある場所も沢山でてきて・・・音楽が秀逸。セシル・モンローのドラム、ギターの山岸さんがめちゃめちゃ素晴らしい!!!映画のリズムもよくてウィットに富んだ作品に仕上がっている。日本語が殆どわからないのにフェローンもゲラゲラ。トムはやはり天才だね!!!とみんなで感激したのでした。作品の根底には現在の日本での音楽状況と音楽業界に対するトムのアイロニーがいっぱい含まれています。

みなさんもぜひ機会があればご覧下さい!!!いや~本当にお薦めの映画です。

追記:ここで山岸さんだとばかり思って書いてしまったギターは「Cari」という人でした。訂正しておきます。すいません!いやあ、それにしても素晴らしいギターでしたw。

ターキーボーイ

チリの大地震について

2010年02月27日 | 家族の日常
チリで大きな地震があったようで、いろんな方からご心配のお電話などいただきましたが、一緒に行ったお嬢さんがブエノスアイレスから「まったく何事もなく、地震の事は知らなかった」というメールが入ったようです。

どうもご心配をおかけいたしました。無事に息子はブエノスアイレスでのオリエンテーションを楽しんでいる事と思います。

日曜からパタゴニアのファミリーのところへ行きます。がんばれ!!


226無事終了!

2010年02月27日 | ライブとミュージシャンたち
遂に大台にのったぞ~~~!と嬉しくないのに、はしゃぐしかない(開き直り)。

雨の中をお越し下さったみなさまに本当に心から御礼を申し上げます。満員御礼感謝感謝感謝。

「今年のライブが一番よかった!」ライブ後にお客様からそう言っていただけて本当に幸せです。NYから最大のプレゼント、フェローンのドラム炸裂!!!最後は歌まで!!!(つのけんとかぶるなあw?)

毎回毎回最高のライブを心がけて演奏していきたいと思います。これからも熱いライブを行って行きますのでどうぞおつきあいくださいませ。

写真は打ち上げ風景ですが、山下さんと昔の話などで盛り上がり「俺たち、昔話ができる歳になったんですね・・・」などと感慨深げ。思わぬ話も飛び出して・・・!!!朝まで飲みたい気分ですがお酒は一滴も飲まずにウーロン茶で我慢したバースデイ。それなのにほろ酔い気分(?)で帰宅すると息子が「ブエノスに到着」という短いメールが届いていた。無事にアルゼンチン入りしたようでほっとした。

さあ、あとは来週末名古屋に向かいます!愛知県の皆様、ェローン悪裸婦旋風を楽しみにしていてください。


追伸:あれ、エローンじゃなく、フェローンの間違いに今気がついた・・・(苦笑)。面白いから直さないけど。

いよいよ・・・

2010年02月26日 | 家族の日常
息子はフェローンと交替に遂に旅立って行きました。「あ~、フェローンのドラム聴きたかったなあ。」そう、息子は大のフェローンファンなのだ。

成田に到着してすぐに高校の友人たちが見送りに来てくれた。あれ?みんな授業は?
「熱っぽいって早退してきちゃった。」「俺は何にも言わずに・・・」
大丈夫なの~~~?こんな大勢で???みんな最後まで別れを惜しみ、手荷物検査のぎりぎりまで見送ってくれ・・・

「ながたああああ!元気でな~~!」
「あっちで女作るなよ!」
「永田~、俺の事、忘れるなよ。」
「お土産は洋服買って来てくれ~!」ってみんなそれぞれが叫んで・・・愛されてるなあ。と感動してちょっともらい泣きしちゃったけど、約束通り息子の前では泣かないようにがんばった。

「あ~あ、永田行っちゃったよ。本当にもう1年間会えないのか・・・」
「わざわざ来てくれて本当にありがとうね。来週からの試験がんばってね。」とお礼を言って別れ際に
「はい。お母さんも明日誕生日ライブ頑張って下さいね。」だって。なんて優しい良い子供たちなんだろ(ウルウル)。

家にもどると高校の担任から電話。今朝も出発前に電話で「頑張ってこいよ」との電話をいただいたばかりだったのに・・・。

「今日成田にみんなが見送りに来ませんでしたか?」
「あ・・・はい。」
「まあ、永田が誘った訳ではないので仕方ないのですが、試験前ですし・・・。」電話口で担任の困った表情が目に浮かぶ。

7人もいなくなったんでバレバレだったのだ。他の教師たちから苦情を言われたに違いない。優しい素敵な担任の先生がきっと他の先生方から怒られたのだろう・・・ああああ可哀想に。

「申し訳ありません。でも子供たちを叱らないであげてください。」とお願いしたのだが・・・。
明日きっと大目玉なんだろうなあ。ごめんね~~~。

無事にアルゼンチンへ到着する事を祈りつつ、明日(今日)はいよいよ本番です。頑張るぞ~~~。





泣くもんか!

2010年02月24日 | 家族の日常
フェローンが我が家に無事到着。そして息子の最後の晩餐でもあるので本日は手巻き寿司バーティ。魚と和食が好きなフェローンも大喜び。それにしてもひっきりなしに友達が息子に会いにやってくる・・・・人気者だなあw。

フェローンは旅の疲れもあって「ジェットラグにならないように11時までは絶対起きている!」と言いはっていたのに夕食が済んでシャワーを浴びたらもうバタンキュー。ゆっくりお休み~~~(苦笑)。

「明日、飛行場で泣くなよ。」と念を押された。「えええ?泣かないよ~。」と言ってはみたが・・・(汗)。フェローンにまで「サチは明日から一週間泣きっぱなしだろうな。」なんて言われるし・・・。意地でも泣くもんか。226の緊張感がいい感じです。


あらら・・・

2010年02月23日 | 家族の日常
いよいよ明日PheeroanがNYからやってくる。なんだかとても心が落ち着かない日々。お天気は少しあったかくなって嬉しいけど。

楽器のメンテも万全。『お肌が綺麗になりましたねえ。』と最近立て続けに褒められた。うふふ、嬉しい。2月なんていつもチョコの食べ過ぎと乾燥で肌はボロボロなのだ・・・これも全てまあちゃんの手作り酵素のおかげ。ということで体のメンテも万全。なのに、なんだかやり残したようなざわざわとした気持ちがして今朝は6時前に目が覚めた。

トイレの電気がつかない。あれれ?便座も冷たいぞ。おかしいな、と調べると家中の電気が止まっている。冷蔵庫も真っ暗だ。夏でなくてよかった(汗)。緊急事態だけどこんな時間に誰も起きてくれないのでもう一度仕方なく寝る。結局電気やさんに来てもらい、屋外の漏電防止ブレーカーが落ちていたのを治して無事に電気が点灯。電気が使えないと何もかもだめなのだなあ。電話もネットもテレビもできなくなると外部と遮断されたような不安な気持ちになる。文明に頼りすぎている生活を改めて感じた次第であります。

午後からはぽかぽか陽気に誘われて東口に買い物にでかけたら「キンカ堂」のシャッターが閉まっていて張り紙の前に人だかり。あらら、倒産しちゃったの~~?不況の波はここにも・・・どこもかしこも大変なんだなあ。

洋裁は得意でないのだが、それでも息子の保育園の上履き袋作り、『なんちゃって制服』のワッペンや金ボタン、利樹がミシンにはまっていた頃(ずいぶん昔だけど)は洋服の生地を買いに行ったり・・・とキンカ堂にはずいぶんとお世話になったっけ。ちょっと寂しい。

そんな不況と寒さを払いのけるように、226は頑張ります!みなさん、ぜひぜひお越し下さいね~~~!!


乗り物との共演

2010年02月22日 | ライブとミュージシャンたち
Sweet Georgia Brown & traktor (edited version)


マイミクAさんに教わった映像。ご機嫌ですね!!

この映像を見た途端、昔、韓国のキム・デファンさんの「黒雨」というCD発売記念で韓国の新聞社の大ホールでハーレー・ダビッドソンと共演させられたのを思い出しましたw。確か、あのときは金子飛鳥vlnちゃんも一緒でした・・・。

この映像のように一定のリズムではなく、ハーレーの不規則なリズムと美しい音色に金さんが感動し、自分のパーカッションと共演したCD『黒雨」をリリースしちゃったのです。その発売記念に日本から私と飛鳥ちゃんが喚ばれ・・・。

で~~~ん、とホールのど真ん中にハーレーが置かれ、マフラーから大きな太いパイプでステージ裏のドアまで排気ガスを逃がし、ハーレーと即興演奏をしたのだけれど、いやあ、やはり臭かった・・・(苦笑)。

金さんはハーレーをソウルで乗り回し、アメリカ横断などを鼓の大倉正之助さんなどと行っていた事もある。ハーレーにまたがって町中を颯爽と駆け抜ける韓国のコマーシャルもあったくらい人気のあるパーカッショニストだ。

発想がいつもユニーク。韓国で初めてドラムセットを持ち込んで、チョーヨンピルを田舎で見つけソウルに喚んで自分のバンドで売り出したり・・・でも次第にフリー音楽しかやらなくなっていった金さん。

もちろん韓国でもフリー音楽では食べて行けないけど、金さんは米粒に般若心経を書いたり、刻印家としても有名。彼の還暦のお祝いに喚ばれて演奏したときは韓国一のホテルの大広間に沢山の政治家やら偉いお坊さんやら・・・もう訳のわからないくらい凄い人なんじゃん!ってびっくりしました。でもそんなときもいつもお決まりのスタイルで黒いシャツと黒いズポン。いつも飾らないのにスタイリッシュ。本当に格好いいミュージシャンでした。あ、3月1日は彼の命日だ・・・合掌。



荷造り大作戦

2010年02月21日 | 家族の日常
スーツケースの重量は20kgまで、という厳しいAFSの規則があるので体重計で計りながらの荷造りが大変。半分はお土産で埋まっている。あっちで肉じゃがを作ったりするというので醤油、ほんだし・・・味噌は重くなるので中止した(キャンプに行くんじゃないし)。

機内持ち込みが1つになったせいで、サックス、PCをどうやって運ぶか、が最大の課題。大きな布バックに2つとも入れてなんとか切り抜けようと思っているのだが果たしてうまくいくのかどうか。成田に着くまでハラハラし通しだわ。

折り紙、習字道具、ルービックキューブ、と遊び道具も満載。日本の伝統を伝えるべく『鶴の折り方』もおさらいしている・・・。

あとはスペイン語がどのくらい通じるか。「少しでも僕のスペイン語が間違っていたら指摘してください。」ってスペイン語でなんて言うの?と聞かれたが・・・????ご存知の方、教えてくださいませ!

そんなこんなでまだまだ荷造りは終わらない。フェローンも24日に我が家に到着するので夕食は何を作ろうか、なんて事で頭がいっぱい。ああああああ、自分の準備(226)もしなくてはいけないのに課題が山積み・・・でも猫の手は借りたくない。

リユニオン/再会

2010年02月20日 | 家族の日常
九州大分からドラムの本田さんが我が家にやってきた。何年ぶりだろう?mingaツアーで大分に行き一緒に演奏したのが最後だから、10年くらいになるのかな?

昔昔、New Yorkでさんざんお世話になった本田さん。新婚旅行で行ったのにブルックリンのロリマーに住んでいた本田邸にころがりこんだ私たち。

「永田くん、さっちゃん、一緒にストリートやらない?」

誘われてNYの地下鉄ユニオンスクエア、コロンバスサークルetc....と沢山演奏しました。下の写真はその頃の荒稼ぎ(!)の様子が読売新聞に掲載された写真です。警官からホームレスまでが踊ってました。A trainの横で「Take the A train」も演奏したっけ・・・。

結局、翌年もまた本田さんの家に転がり込んでずいぶんとライブもやったなあ。洋輔さんもピアニカでストリートを初体験した、とご本に書かれてましたがあれも本田さんが誘ったようです。

「いやあ、あのとき、セッティングしている時から黒山のひとだかりになって・・・凄かったね~。」
「さっちゃんたちが誘ってくれて一緒に「ジンジャーベイカーvsシャノン・ジャクソン(DrDuo)」を観に行ったね。ジンジャー・ベイカーは急病で出演キャンセル、結局シャノンのソロになったけど。そのあと対バンで「ファラフィナ」が圧巻だった。凄いものを観れてよかった。」

「ほかにも『リユニオン・コンサート』って行ったの覚えてる?セシルテイラーpとマックス・ローチdrのDUO。やっぱり永田たちが誘ってくれてさ・・・。」

あああ、懐かしいNYブルックリン時代。あの頃のアパート周辺はヒスパニック系のたまり場だった。本田さんの家が2階で、3階にはヒスパニック系の大家族が住んでいて、本田さんが買ったばかりのクーラーを玄関に置いておいたら無くなっていて・・・翌日3階の窓にクーラーがとりつけられていた(苦笑)。そんなやばい街だったのに今やNYはロリマーストリートが一番ヒップな場所になっている。信じられない(苦笑)。

本田さんは大分に戻ってレストランをやりつつドラムも叩いている。NYでストリートやった時のように九州でも演奏できるといいね~、と「リユニオントリオ」は朝まで盛り上がったのであります。


仲間/ANDANDO

2010年02月19日 | 家族の日常
仲間の事をセネガル【ウォルフ語】で「ANDANDO/アンダンドゥ」というらしい。5月からママドゥ・ローper、永田利樹bとのトリオでも活動する予定だが、そのバンド名が「ANDANDO」になった。

遼介も学校の授業を受けるのは今日でしばらくお休み。最後のHRで担任から「サックスを吹いてくれ」と命じられ、友達を誘って日夜練習した曲。スピッツの「Cherry」。まったく初めてというバレー部の友人にギターを教え込み、明るいキャラクターのボーカルとサックスという面白いトリオ編成。Fを押さえるのが大変なのでエレキギターでカポをつける、サビの音程がとれなくてラップに切り替える、などなどいろいろと苦労はあったようだが・・・上手くできたのだろうか?

帰って来て友人が撮ってくれたビデオを見せてもらったが、クラス全員が最後は大合唱、豆ができるほど練習してくれたHくん、調子はずれだったKくんのボーカルもいい味をかもしだし、秘密で歌詞を変えて歌ってくれてた・・・女子は号泣。私ももちろんもらい泣き(ビデオ観て)。

Kくんの替え歌・・・

「永田忘れない お前といたこの日々を 面白いエロトークや 一緒に遊んだ事も
 かなり哀しいが 一年後も遊ぼうぜ もしも寂しくつらくて くじけそうな時は おれらがいるぞ」

放課後、クラスの仲間たちが部活をさぼってお菓子&ドリンク持参で我が家へやってきた。小さな送迎会で「大貧民」をやっているw。

「 1年1組で本当によかったです・・・。また来年1月21日に戻って来ます!」

いいなあ、青春。素敵な仲間たちに支えられている息子は本当に幸せなやつだ。仲間は一生の宝物だ。