minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

One love for Darfur

2008年10月29日 | 家族の日常
「えええ?7000円????そんな金があるんなら、俺のこづかい上げてくれ~」

誰がなんてったって「ダライラマ講演@国技館」には行くもんね。アリーナ席7000円也。未だにジョアン・ジルベルトのコンサートに行ってないのに・・・(汗)。息子よ、許せ、こづかいは上げられない。

ダライ・ラマがどんな話をするのかとても興味深い。そしてチベットを応援する、という意味も含めとても大切な日になるだろう。

今年の夏頃から、フリーチベットのデモ、法輪功のライブなどで沢山の人たちと出会った。少しづつ、自分の中で何かが変わってきた。

世界で何が起こっているのか。フリーチベットって?ダライラマってどんな人なの?法輪功って?ダルフールって??今まで全く関心がなかった事も、いろんな人と知りあったお陰で、さらにさらに広がって行く。じゃあ、私は何ができるのか?音楽でできる事って何だろう?

もっともっと多くの人たちにこの状況を知らせなくては、という活動を続けている仲間たちがいる。彼らに協力して、11/9(日)新宿OPENのライブに参加する。チベット、ダルフール、法輪功、様々な国での悲劇だが全てに関連がある。これらの状況を多くの人に知ってもらう運動の一環として音楽コンサートを月一回催している。

今回のテーマは「ダルフール」。スーダンというアフリカの国で起こっている紛争を貴方はご存知だろうか?女学校の生徒たちが全員監禁、レイプにあって、命からがら亡命した女の子たちの事を知っていますか?

みんなの力が合わさればきっと何かができると信じて、私も演奏します。ぜひ貴方も参加しませんか。




初心に返って攻めまくり

2008年10月27日 | ライブとミュージシャンたち
やはりmingaは楽しいな~。曇天の中、ピットインに来て下さった皆様、本当にありがとうございました!

新曲Ammonite's Ceremonyもお披露目できたし、オーネットの曲も楽しかった。新ちゃんのフリーソロも冴え渡り、ママドゥとコスマスも1年振り(レコーディング以来)の再会だったにもかかわらず、素晴らしいコンビネーション!!

最初から最後まで攻めの姿勢でやれたのが嬉しい。やはり初心に返るにはオーネットが一番。「ピットインで俺、フリーやっているんだな、って思ったらゾクゾクしました~~~」って楽屋で嬉しそうな新ちゃん。またやろうね!

韓国でこの夏行われた『MAU Project』の演奏が10/13に放送されたようです(45分)。永田利樹の華麗な司会(ハングルでのご挨拶)も併せてご覧になれます。

http://www.ebs-space.co.kr/

ただし、ハングルが読めないと全くログインできない状態(涙)。どうしても観たいという方はログインの仕方を図解付で説明しますので、私あてにメールくださいね。

秋はやっぱり生!

2008年10月25日 | 家族の日常
ほとんどの中学3年は受験体制に入るので、部活動は2学期以降からなくなるのだが、吹奏楽部だけは秋の文化祭まで延々と部活動を続けなくてはいけない。文化祭は来週の土曜。これが終わると息子のバリトンサックスともお別れか・・・。

とはいえ、休日も結構あちこちで演奏活動がある忙しいクラブ。今日も近所の小学校の70周年記念式典にお手伝いで演奏。曇り空の中、校庭で演奏する中学生たち。5曲も演奏するらしい。しかもテキーラのソロがある、と聞いたのでまたまた親ばかが2人揃って見学に・・・行かない訳がないw。

今回はしっかりと暗譜でソロをとっていた。いやあ、アルトの音が校庭に響き渡って・・・。う~ん、やるじゃん。

式典が終わったから帰ろうとすると校門のところで「涙そうそう」の演奏が聴こえてきた。あれ?まだ演奏してるの?そういえば4曲しかやってなかったな。とあわてて戻る。式も終わったので、聞く人はまばらになってしまったが、みんなが彼らの音を聞こうと近づいて・・・最後はやんやの喝采。アンコールの声もかかっていた。「涙そうそう」ってやはり、いい曲だ~。演奏もよくまとまっていた気がする。

「文化祭でもテキーラは演奏するの?」
「たぶんやらないよ。『ソーランファンク』でバリトンソロをやるから、テキーラは勘弁してくれ、って先生に言ったんだ。」
「え~、2曲ソロとったっていいのに~。」
「全校生徒の前でソロをとる緊張感がどれだけのもんか、母ちゃんにはわからないんだよ。」

ふふふ。そうやって沢山いろんな舞台を経験する事が大切なのよ。がんばれ、息子!ソーランファンクのソロ、楽しみにしてるぞ。

という訳で(ってどんな訳だ?)明日はピットイン。minga『秋祭り』です。みんな、遊びに来てくださ~い。芸術の秋。mingaの秋。

御上手ですね!と阿佐ヶ谷の夜は更けて行く・・・

2008年10月25日 | ライブとミュージシャンたち
雨上がりの阿佐ヶ谷はジャズで溢れていた・・・・のか?今日ははやばやと満員御礼のJamb Jamb。大盛り上がりでよかった~~。とほっとしてたら、演奏終了と同時に、あっという間にお客様がいなくなっていた。台風みたい。

だらだらと片付けていると、友人のROIKIがギターを抱えてやってきた(デルタブルースの歌手)。そのあとに、またまたお客さんたちが入って来たので「演奏はもう終わりなんですよ。」とママが断ったが「ええ?そんなあああ」と可愛い女の子たち。

じゃあ、1曲だけやりましょうか。とまたまた片付けた楽器を出し始める。ブラジルの曲をやったら「御上手ですね。」って褒められちゃったw。そして、ここから怒濤の1時間が・・。

1曲で済む訳がない。ROIKIにギターを出させて、楽しくブルースセッション。どれもこれもD7。ROIKIの事をMr.D7とこれからは呼ぼう。それにしても、ブリキで出来た(?)素敵なギターだったな。あれ、何ていう種類だっけ?写真も撮り忘れたのが残念!

結局6,7曲やっただろうか?トシキなんて、トム・ウェイツの歌まで歌っちゃって(って、歌わせたのは私だったけど)。なかなかジャージーな阿佐ヶ谷ナイトを堪能。また来年もよろしく!子供たちをよろしく!?(by T.Waits)

プリンセスマサコの悲劇

2008年10月24日 | 映画、本、芝居関係
車の修理が終わってこれから受け取りに行かねばならないのだが、じゃんじゃん雨が降っていて家から出られない・・・。雨の日に履く靴がないのが一番の原因。晴れている日には長靴を買おうとか思わないし、雨の日は外に出るのも嫌だし。あああああああ。そっか、ネットで今度探してみよう。可愛いレインブーツが欲しい!!!

『プリンセスマサコ~玉座の囚われ人』を読んだ。今まで皇室の事なんて何の興味もなかったけど、いやあ、大変。びっくりした~。まさしくカゴの鳥。ひどい言い方をすれば、まるで終身刑。

オックスフォードや東大を経て、六カ国語を流暢にあやつり、外交官になるべく努力してきた活発で聡明なマサコが、嫌々ながら皇太子のプロポーズを承諾する経緯。あああ、だめだめ、そこでOKしちゃったら、今までの人生が無になるのよ・・・。なんてこっちまでハラハラ。しかし皇太子の愛情に応え(何年も皇太子は断られ続けていたが諦めなかった)、しかも外交に役に立つなら、という実現不可能な夢をえがき嫁いでいく。天皇家が外交に影響を及ぼすような事は一切してはならないのだ。結婚後、初めての会見で『雅子様はしゃべりすぎる』と宮内庁からバッシング。早く跡継ぎを産めとの圧力がかかる。どんどんストレスが堪った雅子様はカゴの中で重度の鬱病へ・・・(宮内庁の発表では鬱病という言葉は使っていないが)。大好きだった、海外外交すら断らなくてはならないほど病気は進行していた。

自由という事がどんなに素晴らしい事なのか、普通に生きる事がどれだけ幸せか、これを読むと本当にわかる。外国人が書いているので、日本に対する間違った偏見のようなものも文章の中に沢山でてくるけど、それはそれで外人が日本をこういう風に見ているのかと解って面白い。

宮内庁の官女たちにくらべたら、会員制スポーツクラブのおばばたちなんて可愛いもんだな。ああ、自由ばんざ~~~い!そして結婚記念日20周年に新曲が完成した。車も直った。ばんざ~~~い。

という事で今日は阿佐ヶ谷ジャズストリート。小さな路地裏の飲み屋「Jumb Jumb」で永田利樹bとDUOです。雨よ、お願いだから止んでくれ~~~!!!!!

原因はお前らじゃあああ!

2008年10月23日 | 家族の日常
昨日も快晴。5ヶ月振りでプールに行くとウォーターエアロの先生に「あら~~~、さっちゃん!久しぶりね~~~。」といきなり声をかけられた。おかげでこちらもハイテンション。クロールで15分ほど泳いでから、その先生のウォーターエアロを40分みっちり受け、久しぶりに運動でき、天気と同じ晴れやかな気分に・・・なれたはずだった。

それにしても半年前に比べて生徒さんたちが少ない。前は10~15人くらいのおばさまたちが並んで豪快にプールの半分を占めてゆらゆらしていたのに、昨日はたったの5人。どうしちゃったんだろう?

私が半年近くも休んでいたのには、医者のお許しがでなかった事もあるが、もうひとつ理由があった。それは、この会員制クラブに来ているハイエナおばばと御局おばばに会いたくなかったから。

プールからあがって大浴場に行くと、必ずといっていいほど出くわす。一人は痩せた小さい体で、ヒソヒソと人の悪口をいい、何かあるたびに御局おばばに耳打ちしたり、新人の若いおねえちゃんが入るとサウナの入り方について注意したりする非常におせっかいなおばば。もうひとりはいつも偉そうな態度でのっしのっしと裸で脱衣所を歩き回る浅黒い顔の御局おばば。会員制スポーツクラブ内での「大奥」だ、こりゃ。

前回も半年振りくらいに行って、私がお風呂で口にのこった水を排水溝のところでぺっと吐いた瞬間、そのハイエナおばばと目があってしまった。ヤバイ!まずいところを見られてしまった、と思って、一応エヘヘ、スイマセンと愛想笑いをし、お湯でその場をきれいに洗い流したが、遅かった。ギロっと睨んだまま私の事を上から下までじろ~っと見てプンっと脱衣所へと出て行った・・・。

別にあんたに唾吐いたわけじゃなくって、口に入った水を捨てただけじゃん。何もそんな風に睨まなくても・・・。と思いつつ、いや~~~な気持ちで脱衣所に出て行くと、案の定、御局おばばと2人で「まああ。本当にいやあねえ。」と聞こえよがしに私を睨んでいた。ああ、まるでテレビドラマの「大奥」のシーンのようだなあ、と思いつつ、思い切り無視して帰宅。以後、あまりに気分がのらずプールに行く事ができなかった小心者の私。それでも会費は毎月銀行から落ちて行く・・・(涙)。

昨日も久しぶりで、あいつらが来てなきゃいいなあ、と思って浴場に行くと、ハイエナおばばがいた。御局おばばもいた。こんなに会員が少なくなっているのにもかかわらず、あいつらは毎日ここへ来ているんだ。どんだけ暇なんだ、あ~顔会わすのも嫌だなあ、と思いつつ、彼らが楽しそうにサウナから出て来るのを見て、誰もいなくなったサウナへこそこそと入って行った。

ビニールを顔につけたおばさんを時々サウナで見かけるが、今日は私もたまたま持っていた韓国でもらったあんずパックがあったので、顔にのせてみた。そう、ジェイソンのようになっていたわたし。そこへ、またハイエナおばばがサウナに他のおばさんと2人で入ってきた。何度も何度もしつこくサウナに入るおばばたち。

「なんだか、最近会員が少なくなってきたわね。」
「●●のクラブに入ったそうよ。あっちの方が新しくて綺麗だし。」
「でも、あっちにはいじわるなおばさんがいるらしいわよ。」

お前だろう~が!と突っ込みを入れたくなったが、ジェイソン、じっと我慢。

そこへ、御局おばば登場。サウナの重たいドアがギシっと開いた瞬間、入り口に座っていた私を見て「ひええっ!」と叫んだ。
くくくっ、心臓発作で倒れればいいのに。と思いながら笑いをかみ殺していたら、ハイエナの横に座り「あんな事していいのかしらねえ?家でやればいいのに・・・。」

くっそ~、お前らに迷惑かけてないだろうが。塩は使うなと書いてあるが、パックはだめとは書いていないぞ。いちいち煩いんだよ。と思ったがジェイソンはじっと我慢しながら先にサウナを出たのであります。

この会員制クラブもあの2人にぎゅうじられているようでは、もうすぐつぶれてしまうのではないか、と人ごとながら心配になった。あんな奴らに負けず、またプールに通ってやる(会費がもったいないし)!!!今度は何を言われるのか・・・逆に楽しみになってきた。



悲愴な思い出

2008年10月20日 | 家族の日常
ジスモンチが先日NHKの教育テレビでオーケストラをバックに演奏しているのを見て、ついつい余計な事を思い出したのだが、母の願いは私がピアニストになって、オーケストラと一緒にピアノコンチェルト/チャイコフスキーの第1番を弾く事だった。

3歳のときにToy Pianoを買ってもらって、その場で母がよく歌っていた『雪の降る街を』をポロンと弾いてしまった事で「ああ、この子はきっとピアニストになる!天才に違いない!」とピアニストにすべく母の努力が始まった。ああ、勘違い(涙)。

保育園時代はカワイエレクトーン教室に通った。赤貧だったので紙鍵盤で練習。小学校にあがったときに、両親は借金をしてアップライトピアノを購入してくれた。そしてダンディなおじいちゃん先生に習う事に。この先生がもともとジャズピアニストになりたかった方で話も面白くとっても好きなタイプ。楽しくピアノが弾けたのは彼のお陰です。それでも、毎日30分ですら練習するのが嫌で母がいない時はすぐにさぼって友達と遊んでいたが、母が仕事から帰ると「またレッスンさぼったでしょう。」と怒られ、なんで解るのかな~と思っていたら、近所のおばさんが「今日もピアノの音が聴こえなかった。さっちゃん、またさぼってたわよ。」と母に逐一報告していたらしい。とほほ。

それでも要領の良い私は、ピアニストとして有望視され始めていた?と思う。高学年に入り、そろそろ、音大受験の事を考えてピアノの先生を変えてみては・・・?と周りのピアノ仲間の母親たちに勧められ、G大の先生に習う事になった。ここが日本の音大受験のちょっとおかしな所だと思うのだけど、入りたい大学の教授に習っていないと、その大学を受けても受からないシステムがあったのだ。(今どうなっているかはわからないけど)。

石神井公園のそばにある、そのK先生のお宅へ初めて伺うと、豪華なお屋敷といった建物で、上品なお母様と2人で出迎えて下さった。K先生は御前演奏をなさったばかり、バリバリ現役美人ピアニスト。

「これからは毎日8時間練習してくださいね。お友達と遊ぶ時間はなくなりますけど。お母様も最低3時間は練習の時に隣に座ってついていてください。」

ひえええええ~~~、そんなの無理だよ~~(涙)。1時間ほど心構えを説明され、母も私もぶったまげ、そんな事までしなくてはG大に入れないのか?と現実を嫌というほど思い知らされたのであります。

それでも1年くらいは一応レッスンに通ったけど、毎回、石神井公園駅で貧血で倒れたり、吐き気を催したり、と体が拒否反応をおこすくらい酷い生徒だった。子供ながらに、自分にはピアニストの才能なんてないんだな~と音大受験もきっぱりと断念し、またまた朝霞のおじいちゃんの所へ戻る事に。

だから、クラシックとか音大とか聞いただけでコンプレックスがあり、G大に行く奴は普通の人間じゃね~、なんて悔し紛れに思ったりしていた若かりし時代。G大生の皆様、ごめんなさ~~~い。血のにじむような努力はやはり好きじゃなくてはできません。そこまで私はピアノが好きじゃなかったって事なのだ。

しかも、高校時代、衝撃の赤っ恥事件で、遂にピアノを止める事にもなった。1年間かけてみっちり練習し、自信満々であがった発表会のステージで突然指がこわばり、始まって30秒ほどのところでピアノが弾けなくなってしまったのだ。げっげ~~~、あんなに練習してきたのに(涙)。普段だったらなんでもなく弾けるところなのに。冷汗たらたら、そのままステージを降りることもできず、こわばった指のまま、なんとかボロボロになりながら最後まで弾いて・・・。ステージを下がってから悔し涙がちょちょ切れた。

高校の友人が聴きにきてくれていたのだが、あまりに可哀想で声をかけられなかったようだ。この日以来、私はピアニストに本当に向いてない、と神様に告げられた気がしてピアノをあっさり止め、サックスに転向していったのでありました。ちなみに、この最後の曲となったのがベートーベンの『悲愴』。タイトルが悪いなw。今だから笑える話。


ハノンさん、ごめんなさい。

2008年10月19日 | 音楽&CD
先日立教大学の近くを歩いていたら、ハノンが聴こえてきた。ピアノの有名な練習曲。ハノンなんてただただ退屈でつまらない指の練習曲、と思って●十年間生きてきたが、この日聴こえてきたハノンは、くっきりはっきり美しく、テンポも軽快、音楽として素晴らしい曲だったのね、ハノンさん、今までの私が間違ってました、ごめんなさい!って感じで、目からウロコ状態、思わず聞き惚れてしまった。

練習曲でも、上手な人が弾けば美しい音楽として聴こえるんだ~~~。ハノンさんも「これは立派な曲であり、毎日全部を弾けば指の運動として完璧です。」と自信を持って発表したらしい。

思わず、ハノンの事を調べたくてネットを見ていたら、面白いブログを見つけてしまった。『奈々』さんというピアノの先生をしている方のブログで、暗譜について、子供たちが練習をしてこない時はどうすべきか、とか音大生~ピアノ教師ならではの体験を交えて面白おかしく書いている。ハノンの事にも触れていて、「ハノンさんはこの練習曲を全部で2時間でこなせる、と書いてあるが、どう頑張っても半日以上かかるので、曲の練習をする気が失せて一日終わってしまう。」なんて事も書かれていた。子供に教える方法などもとても参考になったし、興味があればぜひどうぞ。
奈々のピアノレッスン

自分は音大出身ではないので、音大生に対して一種のコンプレックスと興味がある。音大生はどんな練習をしているのだろうか。私が普通大学で、個人的にクラシックの先生についていた頃「このエチュードができれば音大3年くらいだな。」などと言われるとかなり燃えて練習したもんだったw。何故私が音大コンプレックスになったのかは、また別の機会に書きたいと思うが、とにかく、基礎練習の曲ですら美しい音楽になるという事がわかり、自分も頑張らねば、と気を引き締めたのであります。




今時の中学英語って・・・

2008年10月17日 | 家族の日常
朝からすっかり元気を取り戻した私は、またもや授業参観に行って来た。しかも、よそのクラス。保健体育の時間で外に出て行く息子たちと玄関ですれ違う。

「あれ、何しに来たの?」
「英語の授業参観よ。」
「ふん。そうか・・・。」

先日録画した英語のCMを隣のクラスの生徒たちに見せて、採点をしてもらう、という授業なのだ。息子は友人Y君をアシスタントに、「げっぷのでないダイエット・コーラ」のCMを作っていた。だからちょっと興味があったのだ。

英語の先生に息子さんのはこの日に見れるから来て下さいと2日前に言われていたので、約束通り、誰もいなかったけど勇気を振り絞り教室へ。けげんな顔で生徒たちには見られたけど、は~い、と挨拶。先生に廊下で会ったので「録画なんてしてはだめですよね~~~。」「・・・う~~ん、息子さんのだけならいいでしょう。」「ありがとうございま~す!」と、撮ったのがこの写真。やっぱり小さすぎてぴんぼけです(涙)。授業の最後に先生が近寄って来て「もし欲しければ、息子さんのだけならダビングしてもいいですよ。」なんて優しい!でも、今日見れたので十分ですw。

「は~い、みなさん、テレビショッピングの時間です。今日はげっぷのでない『ダイエットコーラ』の宣伝です。このコーラをY君に飲んでもらいましょう。」
Y君、一気にコーラを一本飲み干す。
「ありがとう。ゲップはでませんでしたね?」
「はい。」
「なんと素晴らしいコーラです!これがたったの1000円。いますぐ○●●ー●●○●へどうぞ。」
(このあとにすぐY君がげえええええっっっぷ、とやって the End)


教室もY君のコーラの飲みっぷりがおかしくて爆笑。面白かったけど、息子は思わず1000円のところを「センダラ~」と言ってしまって・・・。気がついた生徒たちも何人かいたようだw。採点が楽しみだね。他の子供たちもいくつか面白いものがあって、なかなか中学3年生の英語力が凄いのに驚いた。

先月の修学旅行(京都)でも神社の中で外人に道を聞かれたそうだ。よってたかってみんなで『パードン?』を連発し、ようやく「あああ、おみくじの場所を聞いているんだ!」と解って「go straight and ~~」って教えてあげられたんだよ。」と自慢していたっけ。

自分が中3の時を思い出した。

初めて家族での海外旅行にグアムへ行き、宿泊ホテルのエレベーターの中で外人客と2人きりになってしまった。
「Are you Japanese?」と聞かれ
「YES!」と答えるとそのあと怒濤のような質問を浴びせられ、ちんぷんかんぷんなのに全部「Yes!」で答えたら気まずい沈黙が・・・・(汗)。私の英語なんて、所詮この程度。

今日の英語の授業でも最初に単語のテストを5分ほどやってから、いきなり「Sky High」をガンガンかけて英語で歌わせていた。(もちろん生徒は恥ずかしそうに小さな声だったけどw)

しかも驚いた事に授業は2人の先生で行っている。息子にあとできけば、「ああ、いつも2人だよ。たいていは一人、外人の講師がいるんだ。」おお、素晴らしい。生きた英語に触れられて・・・今どきの公立中学生はこんなに恵まれているのか。給食もおいしいし、ああ、私も中学生に戻りたくなった。


ひさびさダウン

2008年10月16日 | 家族の日常
友人の写真。秋らしい素敵な写真の数々。秋ってこんなにも色鮮やかなんだな~。Orbitちゃん、ありがとう。

それにしても、遂に疲れがでてノックダウン。背中にホッカイロを貼って一日殆ど寝ていた。ああ、めちゃめちゃ良いお天気だったのに・・・(涙)。卵も98円の日だったのに・・・。レッスンだったのに・・・。

喉が痛くて声もガラガラ。歌手じゃなくて本当に良かった。熱はほとんどないけど、咳をするたびに胸に響く。入院以来の風邪だった。皆様も薄着には十分気をつけてくださいね~(って私だけ?)!