NYのプール事情？

猛暑お見舞い申し上げます。私はなんとか生きてますw。

家にじっとしているだけで数分で汗ぐっしょり・・・更年期にはまったく辛い季節。という事で日中は逃げるように家を飛び出し、嫌な御局おばばがいる室内プールへ。近所の屋外プールがどこも閉鎖されているからしかたない。

先日書いた小豆沢プールの行方だが、今朝、質問メールに対する返信が来た。

「かなり老朽化しておりますため、お客様に危険が伴わないよう万全を期す意味で閉鎖させていただいております。
また、今後の小豆沢プールに関してですが、平成22年度～平成24年度にかけて設計及び工事を行い、その後、利用を再開する予定です。」

ああ、まだ2年も工事が続くのか～（涙）。危険なんて感じなかったぞ。老朽化って言われちゃ文句も言えないけど、あのシンプルさが好きだったのに。泣く泣く屋内プールで我慢だ～。

しかし、私の通う会員制のプールはいつ行ってもあの嫌みな『御局おばば』がいる、というのが不思議。私なんて、月に２、３度、多くて４、５回、しかも時間もまちまちなのに、必ずといっていい程、大浴場の洗い場か、同じ洗面台の前に座っている。私をめざとく見つけると無言でこちらの動向をじっと睨み、何かしでかさないかと観察している・・・気がする。私も目が合うと必要以上に緊張し、あいつの前では粗相のないように心がける。蛇に睨まれたカエルのようだな。サウナに入りたくてもあのおばばと一緒になるかも？と思うとぞっとするのでこのところサウナにも入れずさっさと上がるようにしている。ああああああ。

ところで、NYの歌姫Mちゃんもプール大好き仲間。先日我が家に泊まったとき、NYでのプール事情についての話になった。

「私なんかでも泳ぎが上手いと思われちゃうのよね。だから、いろんな人種の人たちがプールサイドでじっと私の泳ぎを待っていて、教えてほしい、っていう目つきをするの。ちゃんと「教えてください」なんて言わないんだけど、壁でじ～～っと待っているんだもの。ハ～イ、って・・・（汗）。日本人は小学生の頃から基礎的な泳ぎを教わっているから上手に見えるのよね。でも、人に教わっといて、全く言う事聞かないおばさんとかいるのよ。頭にきちゃう。じゃあ、好きにやれば、って言うんだけど。この前なんて全くかなづちで沈んで行くだけのおじさんを教えてあげたんだけど、どうやっても浮かなくて私がその黒人のおじさんの全体重を水の中で支えてあげたりしたんだよ、武蔵丸くらいの太ったおじさんなのに・・・なにやってんだろう、私（苦笑）。」

NYの公共プールもなかなか大変そうだ。プールでもひたすら肌を露出しない水着（ウェットスーツのようなもの？）を着ているアラブ女性、とか頭にお皿みたいなものをのっけているユダヤ人とか、様々な人種がいるようだが、普通に泳いでいる人は少ないらしい。ちょっと覗いてみたい気もする。

写真は芳雄ライブ打ち上げでの歌姫２ショット。めずらしい組み合わせです。名前はあえて書きませんがw。

ああ、留学

昨日の虹はやはり良い事の前兆だった・・・。

私が高校生だったころ、友人と2人で「留学したい！」と盛り上がりいろいろと動いた事があった。Nダンススタジオというところがスイスへ派遣しているというのを見つけ、Nさんご本人にも会いに行った。当時で300万円。あまりにも高い。しかもNさんはどうも怪しい、と周囲の大人達に反対されたので、留学騒ぎは夢と消えた・・・。

「AFSというボランティア団体で高校留学を行っているのよ」という情報を岡崎に住むSさんから聞いたのが２年前。Sさんのお嬢さんもエクアドルに、親戚のAさんはデンマーク、S君はウルグアイ・・・と岡崎の人たちは驚く程AFS留学を経験しているのだ。金額はどの国でも120万くらい。奨学金も50万ほど出る。国からの奨学金も狙えるらしい。凄い！これは行くしかない！！

そんな素敵な団体があるなんて！しかも実績60年だって？私も高校生の時に知っていれば・・・。インターネットがない時代なので情報が入手できなかったのだ。ヒ～悔しい～～～～。

さっそく、息子にその話をして留学への気持ちが固まったのが6月。さてどこへ留学するかを親子で真剣に話し合い

「やはり行くなら南米だね！スペイン語をマスターしたい！音楽が面白そうなところはアルゼンチンだな！」

という事でアルゼンチン、第２希望をチリにして受験したのが先週日曜だった。面接試験で茶髪は息子だけだったようだけど。

「親の性格とか、反抗期の事とか聞かれたよ。『明るくて楽しい性格です。反抗期？小学生の時にはありましたが今はないですね。』って答えておいたヨ。『最後に何かありますか？』って言われたので『はい、誰よりもスペイン語を学びたい、アルゼンチンの音楽に触れてみたいという気持ちが強いのでどうぞ宜しくお願いします。』って言って来た。」

本日の12時がインターネットでの合格発表で「あなたの派遣国はアルゼンチンになりました。」

あっという間の2ヶ月間。世界中に提携国があって好きな国を選べるのだが、特に南米は派遣強化国なので補助金も受けられる。詳しい事を知りたいかたはこちらへ。AFS高校生留学

来年の２月から１年間の留学。息子の高校は留学を奨励している学校なので留年しないでそのまま３年生に合流できるのが息子にとっては嬉しいようだ。さあ、バタバタッと決まってしまったのだが、これからが大変だな。私もスペイン語の勉強を一緒に始めようかな・・・。

虹と屋外プールについての考察

またまた虹が！今日のは１本だけど、左と右に、始めと終わりを見る事ができた。なんだかこんなに虹が見れるなんて、素敵な事がおこるのでしょうか？（前回とほぼ同じあたり/右はじ）

前回の２本の虹は「全体を捉えた写真を見つけました」とNYのバイオリニスト定村君から教わった写真。凄いなあ。私も広角レンズが欲しくなったw。



ほとんど夏休みがコンクールの練習と留学試験の勉強でつぶれてしまった息子が今日は唯一の休み。友人と屋外プールに行く事になった。しかし、プールに入った途端どしゃ降りだったようだ。可哀想に。わざわざ目黒まで出かけて行ったのに・・・。

我が家の屋外プール好き男たちは夏になると近所（といっても自転車で30分はかかる）の小豆沢プールが大のお気に入りでいそいそと泳ぎに行く。50mで9コースくらいあって周りは森林。ほとんどいつ行っても誰もいなくてがらんとし、夕方にはトンボやコウモリがプール水面で低空飛行する、ひなびているけど素敵なプール。そこが昨年体育館の立て直しという事で閉鎖された。そして今年は体育館はできたというのに、なぜかプールは閉鎖のまま・・・。めったに怒らないトシキが怒った。

「あんなに素晴らしいプールを閉鎖したまま、ってどういう事でしょうか？」

板橋区長に抗議メールしたらしい。「一応ご意見は伝え、改めでお返事いたします。」という返事が来てからすでに1ヶ月が経過。小豆沢プールファンはほかにもいるので、みんなで署名運動でもするか！との勢い。

そんなこんなで、ようやくネットで見つけた目黒のプール。200円、というのがいいね。でも雨とは・・・。

よくよく考えると、都内の屋外プール（50m)って以外と少ないのだ。石神井公園にもあったけど、ここも今年は閉鎖されていた。安くて気持ちよく泳げる大人のプール、ほかにありませんか？

こちらが左はじの虹/同じ時間なのに左右でこんなに空の色も違う

本当の贅沢

昨日は合宿で尾瀬に行っている息子を迎えに行った。

「母ちゃん、夕食終わってから花火大会やるから8時半くらいでいいよ」との電話あり。なんだか楽しくやっているんだな。
私達も尾瀬には友人たちが沢山いるので、ちょいと早めに湧き水を汲み、息子たちの旅館を覗くと彼らは外でわいわい食事をしていた。全く私達に気がつかない様子だったのでそのまま声をかけずに素通り。時間まで友人宅で待たせてもらう事に。

「私達もちょうど昨日の残りがあるので外でバーベキューにしましょう。」

高原ホテルの横なので、辺り一面が山（冬はもちろんゲレンデ）。わらわらと友人が集い、みんなでバーベキュー。穫れたてのトマトをオリーブオイル、塩、胡椒、バジル、すり卸しニンニクで和えただけのサラダが絶品だった。採れたての大きいキュウリを輪切りにしてささっと塩で和えただけのお漬け物。ああああああ、美味しい。

彼らは普段はあまりお肉を食べないけど、私達が来ているので豚バラも網でジュウジュウ・・・。これも塩、こしょうだけで食べたけど美味しい～～～。辺り一面は暗闇に包まれ、星がちらほら・・天体ショーを見ながらの夕食。

採れたて野菜とごはんだけで食事したり、何種類もおかずを用意しなくても十分に素材だけで美味しいご馳走。なんでこんなに美味しいの？とよく聞けば、オリーブオイルやお塩にはとてもこだわっていて、１本3000円！！塩も１袋で1200円くらい！！だからこそ、素材だけでこんなに美味しいんだなあ。オリーブオイルもこれくらいのものだと全然油っぽくなくてさらっとしている。でも、すぐに酸化してしまうので１週間くらいで使い切らないとだめらしい。ひええええ。

これが最高の贅沢なんだな。我が家の安物のオリーブ油、捨てたくなった・・・とほほ（涙）。

座右の銘？

原田芳雄復活ライブにお越し下さった皆様本当にありがとうございました。大阪から、京都から福井から・・・沢山の芳雄さんのファンが駆けつけ超満員。芳雄さんの元気な姿と歌声に様々な想いを込めて一所懸命に耳を澄ましていたのが、ステージからもひしひしと感じる暖かいライブだった・・・。

リハーサル中に芳雄さんが一言

「今日の占いを見て来たら　『完璧を求めるな』だって。良い言葉だな。俺の人生、一度も完璧を求めた事なんかね～よ。」

その一言にメンバー全員がほっとする。なんたって他力本願のバンドですからw。

佐藤浩市さんも酔った勢いで１曲一緒に歌う事に！！原田喧太君がそのために曲を書き、Yukaちゃんが歌詞を書き・・・ああ、原田ファミリーの大集結。素敵すぎ。

「あ～、俺あんな事言わなければよかった～。待っている時間に裏で嘔吐いてましたw。」
といいながらも堂々と歌うところは役者魂。



キヨシローさんオマージュの「スローバラード」も芳雄さんの持ち歌だったっけ？ってくらい素晴らしく、リハーサルからちょっとウルウルでしたが、本番はさらに・・・。私も梅津さんや片山さんの分までブロウしてしまいましたw。でもキヨシローさんの話を一言もせずにさらっと歌うところが流石です。わかる人にだけわかればいい・・・。

いつまでも元気な歌声を聴かせてください。沢山の至福の時間をありがとうございます！あ～楽しかった。

復活ライブ「元気なおじさんたち」

日食はTV中継で・・・。あああああ。

「次は何十年後だっけ？生きているかしらん？」
「あ、俺はきっともうあっちだな。」うっちゃんがぼそっとつぶやいた。

芳雄さんはこのバンドを何故か「べんじょの隅でそしらぬクラブ」と喚んでいる。ブエナビスタソシアルクラブが流行後ずっと。バンドのメンバーも20年以上同じ曲を演奏してきているのにみんな初回のような新鮮さで演奏しているところがとっても怖いw。

「あれ～、この曲も初めてだああ！」
「さっちゃん、絶対に昔、渋谷の●●で演奏しているはずだよ～。」
「うっそ～？」

そんな会話ばっかりw。だいじょうぶかああ？

「いやあ、じじいたちが元気だったなあ。」
これはブエナの事じゃなくて、洋輔さん復活祭のライブの話。芳雄さんもあの日、日比谷に行きたい！と突然観に行ったそうな。一番元気なのは本当にあの世代から上の方々ですね。つくづくそう思います。何食べて生きて来たんだろ。


さて、いよいよ明日に迫った「復活ライブ」。今日のリハーサルにはびっくりゲスト（親類縁者？）たちも集合してかなり盛上がりそうです。楽しみ～。

「さっちゃんの息子はどうしてるの？」
「はい、バリトン修行中です。ブラスバンドの合宿で尾瀬に行ってます。」
「いいな～青春真っただ中ですね。じゃあぜひ次回はブラスセクションで一緒にやらないと。」

楽しいだろうな。ブラスセクションといえばフラワートップのメンバーたちは
「絶対にタワーオブパワーのバリトンがカッコイイから見せた方がいいよ！」と大絶賛。

タワーって全員黒人だと思っていたら、youtubeで見たら白人が多いのね。無知な私。NYで見られるといいんだけど。日本のブルーノートじゃチケットが高くて行けませんから・・・（涙）。

さあ、復活ライブ、いよいよ明日です。お会いできるのを楽しみにしてます。

誰よりも元気！

昨日はサムタイムに来て下さってありがとうございました。そして今日はいきなり雨模様。明日の日食は見れそうもないので残念。甲子園も中止だし・・・つまんないな。

さて、昨日から芳雄さんのリハーサルが開始。私も今日から参加。久しぶりに再会するメンバーたちもみんな懐かしい家族のようだ。１年に１度しか会っていないのに・・・。

芳雄さんの快気祝いのライブが今度の木曜に目黒ブルースアレイで行われる。チケットは発売翌日に完売。芳雄ファンのディープな中高年たちがこぞって駆けつけるんだろうな・・・。

「芳雄さんはどんな具合なの？」早く到着したので他のメンバーに尋ねる。やはり病気が心配だった。
「いやあ、もの凄く元気。どこかの島のロケかなんかで日焼けしていて、俺たちの誰よりも元気そうだったよ。」

ほっと胸をなでおろす。やはり芳雄さんが元気に歌う姿が一番好き。

快気祝いとしてメンバーがみんなでお金を出し合って素敵な羽織をプレゼント。コーラスのMちゃんがわざわざ買って来てくれたのだ。彼女のセンスの良さが伺える素敵なシルクの羽織。嬉しそうに羽織る芳雄さん。とてもよく似合っていた。

今回は驚くほど新曲が多く、めずらしく譜面台を全員がたてて練習。なんと、キヨシローさんの歌まで同じキーで歌うなんて！やばい、リハーサルで早くも涙が出そうになった。本番は泣かないで演奏できるのかしらん。それにしても宿題山積み～、時間もないし。あああああ、頑張らなくては！

Double Rainbow!!!

誰かに呼ばれたような気がして、思わず屋上にカメラを持っていったら・・・ああ、２本の虹が！！雨が降った訳でもないのにこんな虹が見えるなんてびっくり。なんて美しいんでしょう。教えてくれた虹に感謝。

Double Rainbowを見たのは人生で２度目。１度目ははるか昔、ヨーロッパツアーでオランダ/アムステルダムからドイツ/ケルンに戻る列車の中から。みんなで興奮して見たのを思い出すなあ。そのあとCDのタイトルにいただきました。

ちょっぴり幸せな気分。明日は久々にお昼のサムタイムでDouble Rainbowでも演奏しようかなあ。

猛暑来る

暑中お見舞い申し上げます。

知らないうちに梅雨が去り、いきなり猛暑ですね。

NYでお気楽観光旅行を続ける大河画伯の日記を見ていると突然路上でBand on the Runが聴こえて来たと思ったらポール・マッカートニーが路上ライブをしていた、とかDon Bylonの無料コンサートが最高だった、とか羨ましい話が満載。いいなあああああ。NYみたいに東京も国とか都がお金だして無料ライブをがんがんやればいいのに！と思う今日この頃。いつまでたっても文化に対する政策がアメリカやヨーロッパに追いついていないと感じます。

さて、「B★P」(B-PALという雑誌増刊号）の今月号に特集「レッツ、村上春樹。（やれやれ）」でインタビューが掲載されました。もちろん、ピーターキャット時代のだめバイトぶりですw。よかったら本屋さんで立ち読みしてみてください。村上春樹ファンはぜひ買ってください。宣伝でした。

b★p

東京音頭絶唱！！！

NYから１年に１度東京へ戻って来る友人たちを誘って神宮球場へ出かけた。彼女たちはNYでミュージシャン同士結婚&子育てをしながら今もばりばり現役でライブを行っている女性アーティストたち。可愛い息子、娘を連れて毎年里帰り。子供達はもちろんバイリンガル。Sちゃんは美人サックス奏者をめざし、W君は大リーガーを目指す。ああ、、子供の将来が本当に楽しみ！という親ばか集団ですw。

そんなバイリンガルの小さい子供たちを洗脳しすっかりヤクルトファンにしたてあげ、10回以上も大声張り上げて「東京音頭」を歌って来たので声ががらがら、体もへとへと。よりに寄ってこんなに大量得点の取り合いになるとは思っていなかった。ああ嬉し～！

ベンチから立ち上がり、ペットボトルを両手に持って必死に大声出して応援していたら
「あの～、早坂さんですよね？ミラグロス、聴いてます。」とファンの方に声かけられてびっくり。
しかもヤクルトグッズをプレゼントしてくださった。こんなところでファンの方から声かけていただけて、本当に有り難いですが・・・すっぴんで髪の毛振り乱してミュージシャンのオーラが全くないただの野球バカ。あああああ（汗）。しかし今日は本当に凄い試合だった。乱打戦ばんざ～い。