minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

原点に戻る瞬間

2010年07月31日 | 健康
やっぱり私ってフリーのサックス奏者なのか。今日はあけたの店で八木美知依さんと本田珠也くんと3人のセッションだったが、すごかった~。


もともとこのアケタの店で『藤川善昭asオーケストラ』で出演していた時にドイツから来たフリーインプロのミュージシャンたちと出会い、ヨーロッパに喚んで頂き『フリーの人』という道を突っ走っていた20代前半。そうだ、そうだ、フリーの原点はここからだった・・・。


珠也のドラムとは本当に「マル・ウォルドロンとのセッション以来だよね。」と懐かしく・・・「あけたも何年振りかしら?」と言うとPAの島田さんが「昨年、藤井郷子オーケストラででたじゃないですか。」ああ、そうだった、そうだった・・・(すぐに忘却)。

八木さんの旦那様のマーク・ラパポートとは、私が大学時代に「ピーターキャット」の次にアルバイトしていた「いーはとーぼ」という下北沢のジャズ喫茶で出会って以来の知り合いだけど、何年かに一度たまに顔を見かける程度だった。それなのに今回声をかけて下さって本当に嬉しかった。八木さんとも初めてのメールス・ジャズ祭ですれ違っていた事が判明。ああああ、懐かしいですね~、と昔話に花が咲くリハーサル。「さっちゃんの大学時代の彼氏の事も覚えてるよ。」だって。あはは~。マークには頭が上がりません(汗)。


そんな思い出話をしているうちにあっという間に演奏時間。いつも来て下さる常連のお客様たちもやって来た・・・ああ、貴方もやっぱりフリー好きなのね。初顔合わせというのもあるので楽しみにして来て下さったみなさんに感謝。


何が起こるかハラハラドキドキ。どこで切り込むか、誰に寄り添うのか・・・いろんな試行錯誤をしつつフィナーレが偶然にも決まる瞬間がたまらない。だいたい珠也君とフリーで競演できるなんて日が来るとは思ってもみなかったなあ。今、日本で一番一緒に演奏してみたいドラマーです。

珠也の鋭いドラミングと体調が少し悪かったとは全く気がつかなかった八木さんのパワフルなお箏のリズムに圧倒されつつも、体力の許す限りブリブリ吹きまくる・・・・。ああ、もっともっと体力が欲しい。やっぱりなんだかんだ言ってもブロッツマンはただものではないんだな~。と思い知らされるこの瞬間。こんなライブを毎日続けられるなんて怪物だ。

か弱い私(!)はじんじんと唇がしびれまくって口が閉まらない。またもや唇の出血か?という寸前でライブは終了した。1ヶ月に1度くらいならまだまだいけま~す(笑)。フリー音楽ばんざ~~~い!もう『フリーの人』と喚ばれてもかまわない。素敵な出会いにまたまた感謝。


そして明日(今日)は西荻サンジャック。しっとりと(?)ブラジル音楽とオリジナルをおおくりするでしょう・・・・。え?何か?

西荻2連夜です。

2010年07月29日 | 健康
風がビュービューと吹いてくれて嬉しい。少しくらいの雨なら濡れてもいいやっと買い物に傘なしで出かける。シャワー気分。涼しいといきなり猫たちの食欲もアップするようだ。にゃあにゃあと私の顔を見ては餌を催促。

このごろ、息子からの便りがなくて寂しいのでスペイン語でメールを送ってみたら、翌日添削されて返事が戻って来た。ちょっと嬉しいが、私のスペイン語力はまだまだだ・・・(汗)。


さあ、明日は初顔合わせのフリージャズ。アケタの店にも何年振りだろう?10年は行っていない気がする。箏の八木美知依さんに誘って頂いたセッション。ドラムの本田珠也も大好きなドラマーの一人。思いっきりフリージャズを堪能してこよう。体力の続く限り・・・(苦笑)。

そして、土曜は美味しいオードブル付のminga3@サンジャック。フリーの翌日は美しいブラジル音楽なぞを沢山・・・と思っているのだが、どうなる事やら?とにかく夏の暑さを吹き飛ばす2連夜になること間違い無し。


ええ?スティービー?!

2010年07月28日 | 健康
凄い!ママドゥ・ローがスティービー・ワンダーでサマーソニックと韓国のソロコンサートに出演するそうです!おめでと~~~!!!

MAUを前座で使ってくれないかな?スティービー!!!!!ああ、ママドゥが入ったステージ。どんなライブになるのだろう。ああ、付き人になって着いて行きたい。

この写真、ちょっとスティービーにも見えるなw。

写真提供:大隅孝之氏@KAMOME

スラムドッグ$ミリオネア

2010年07月27日 | 映画、本、芝居関係
毎日毎日猛暑ですね。今日もまたお気に入りの「わらび・やまとの湯」に行って、韓国アカスリを体験。久々に気持ちいい~~~~!!ここは極楽じゃあああ。すっかりファンになってますw。

昨夜はトシキが借りて来たDVDを鑑賞。全く予備知識なく、タイトルさえ知らされずに私は観る。トシキは私が嫌いな映画はだいたい解っているので信用している。というか、トシキもカンを頼りに借りてくるのだが・・・いやはや、冒頭から最後までドキドキしっぱなし。よくできた凄い映画だった。

2008年イギリスの作品だが、インドの下町の子供たちが生き抜いて行く凄まじい過去と現在のミリオネアでクイズに答えていくのがオーバーラップして・・・脚本が面白いし、テンポもよくて映像が美しい。「フル・モンティ」の脚本家と「トレインスポッティング」の監督だと解って納得。アカデミー賞やら何チャラ賞を沢山受賞していたので、何を今更・・と笑われるかもしれないけど、私は全く知りませんでした。ちょっと怖くて笑えて泣ける映画。やはりアメリカ映画より断然好きだなあ。


スラムドッグ$ミリオネア

「ミスジャメイカ」の結末・・・

2010年07月24日 | 健康
札幌でドタキャンをくらってしまった「ミスジャメイカ」。ママドゥがいくら電話しても繋がらず・・・どうなっているんだろうと気になっていたが、遂に真相が。

札幌のライブに3本とも来て下さったAちゃんが「ミスジャメイカ」を偵察に行き・・・「店長のBさん、すっかり今月だと思っていたようで、ご自分はその頃海外旅行へ行っていたそうです。面白い天然の方で、大変申し訳ないとおっしゃってましたよ。」

は~~~~。気が抜けましたw。でも最終確認を怠った私にも原因はあるようですね。これからはきちんとツアー前に確認をとらねば。また一つ勉強になりました。(って当たり前の事だけど・・・汗)。


しかしこの暑さ・・・いつになったら体が慣れてくれるのだろうか。クーラーギンギン派のトシキvs窓全開シャワー派の私の戦いはまだまだ続く・・・。

上の写真/息子の友人が観光してきたという「イグアスの滝」。これで少しでも涼しくなるといいですが。






猛暑お見舞い申し上げます。

2010年07月21日 | 家族の日常
あぢ~~~~ですね。生きてますかああ?この暑さの中にいるだけで、体力を使いますね。ぐったり。

3日連ちゃんライブが終わったら、またまたアンジェリーナの口に・・・。疲れと気の弛みからくるのでしょうか?トホホ。

家にいても溶けそうだったから、こうなりゃ、プールに行くしかない。とばかりに張り切ってバレルハウスのソンちゃんに教わった屋外プールへ行ってみる事に。近所の屋外プールがことごとく閉鎖されてしまっているので(涙)「プールは屋外以外考えられない」トシキは大変困っていたのだ。私はいつも通っているジムのプールでも十分なんだけど...。

車で約1時間、戸田橋を渡りさらにずんずん行くと、戸田スポーツセンターという総合市民の建物。プールは市民は120円というびっくりの値段。市外のひとでも180円。屋内と屋外の両方備わっている。屋外は50mプールで、大人と子供がコースロープで仕切ってあり、なかなかご機嫌でした。ただ、お湯のような水でちょっと気持ち悪かったけど、この暑さでは水がお湯になってしまうのね。それでも夢中になって泳いでいたら、急にお兄さんがコースに飛び出して来て私を停めた。はっと観るとあんだけ混んでいたプールに誰もおらず?公共プールは休憩があったのね。す、すいませ~ん。とあわててプールから出る。(これだからおばさんは嫌だぜ!と思われただろうか。)。そのあとも1kmほど泳いで終了。夜間はこの屋外はやっていないそうだ。つまんな~い。先に来ていたソンちゃんはお店があるから、とさっさと帰って行った・・・。

せっかく戸田まで来たので、ソンちゃんお薦めの銭湯「やまとの湯」(蕨市)にも立ち寄る事に。



これがまた素晴らしいお湯。黒いエスプレッソコーヒーのようなお湯が露天風呂にあり、寝そべっていつまででもいられそう。は~、極楽。お肌スベスベ。あまりに居心地がよくてそこで3時間以上もだらだらしてしまった。気がつくとあたりは真っ赤な夕焼け空。(上の写真はその駐車場で撮った『蕨』の空。)また来よう。

池袋にもどって、久々に「うなぎ」を食してからバレルハウスでジュース飲んで帰って来ました。正しい?ノンアルコールの生活。アンジェリーナの唇は、しばらくはサックスの練習を休めというサインなのだろうか?




池袋西口Deep Night!!

2010年07月19日 | ライブとミュージシャンたち
昨日KAMOMEの写真をプロのカメラマン(大隅孝之氏)から頂きましたので、アップしておきます。有り難うございました。



私はジャムセッションが大の苦手だ。聴くのもつらいし、演奏もつらい。でも今日みたいな楽しいメンバーの楽しいジャムセッションなら大丈夫。素人もプロも入り交じって実に楽しそう。やはり、みんな聴くより演奏するほうがさらにさらに楽しい事をよく知っている。

NYからの大野智子さんも素晴らしいピアノを披露してくれた。吉田桂一、大野智子、もう2人立教OBピアニストの交替交替の連弾A trainも面白かった。

立教ジャズ研恐るべし。来年はもっともっと腕に磨きをかけて参加する人が増えるのではないかしらん・・・プロもがんばらねば。はあ~~。あ、明日はサムタイムの昼ですよ~ん。お待ちしておりま~~~~す。




KAMOMEが飛んだ・・・

2010年07月18日 | 健康
いい感じで横浜が盛り上がって来た。ライブで人の心が溶けて行き、幸せな笑顔で溢れて行くって本当に幸せな事だと感じます。KAMOMEにご来場下さった皆様、本当にありがとうございました。そしてギンギンの夏だああああ!!!!

上品な作りのKAMOMEで大合唱&踊りが出るとは・・・w。ママドゥもコスマスに支えられて思いきり叩きまくってた。つい横で観ていると「ハイハイ、いつもより多く,速く叩いておりま~す。」とかけ声をかけたくなってしまう。染之助染太郎か?また10月に再演がありそうなのでご期待ください。し、しかし土曜は開演が7時(平日は8時)とは知らなかったナ~~~(汗)。リハーサルの最中でも6時から続々とお客様がいらして、????となっていたのだが、大変失礼いたしました。次回からは気をつけます。

ギターのハルヤスさんも初参戦。「いやあ、横浜はいいなあ。俺よりも年上の不良おやじたちがたっくさんいるよ~。」と嬉しそう。新宿の一番の不良おやじが横浜ではまだまだひよっこ。先輩がたが大勢いらっしゃるのですっかり馴染んでいました。

それにしても、利樹のMCはみんなから絶賛されていた。「永田さんのMC、上手なんですね。」とか「あのMCが面白かった!」etc...

意外と利樹のMC上手なことは知られていない。mingaでは私がその場で思いつくままペラペラと喋っている事が多いし、OPENで行うMAUのライブはほとんど喋らないし・・(汗)。利樹の場合はきちんと前もって喋るアイデアを考えて、それ以外の場所では話さないと決めているようだ。流石です。私には到底できない技であります。日常生活でも「もう少し頭で考えてから喋った方がいいよ」と私はよく叱られますが、石橋を叩いてもなかなか渡らないタイプの彼とは正反対の性格のようで・・・・・(私の場合、石橋を叩き壊して渡るタイプ)?


さあ、今夜は立教大学ジャズ研OBの集いにminga3で参加いたします!もともと慶応ジャズ研時代に競演していた浅野君(ベース)が利樹を紹介してくれたのがご縁。「僕は就職しちゃうので、立教のジャズ研でプロになる、っていう奴がいるから紹介するよ」という事で、大学卒業の頃紹介されたのが永田利樹でありました。それ以来の音楽パートナーなので・・・いやはや化石になってしまいそう。

NYからやってくるピアノの大野智子さんはトシキの後輩。1セット目はminga3(もちろん吉田桂一も立教の後輩)、2セット目は大野&浅野DUO。3セット目はmingaと大野DUOの入り乱れ。4セット目は立教OBジャムセッション。もの凄く濃い内容となっております。でも明日の昼もサムタイムがあるので、あまり飲み過ぎないようにしてもらいたいものです。もちろん、私は飲みません!!


KAMOMEの写真、沢山の方が撮ってくれていたのでそのうちアップできると思います。私は楽屋しか撮れませんでした(汗)。

映画&本の情報源?

2010年07月17日 | 映画、本、芝居関係
未だに怖くてツイッターに手を出せない。どこが面白いんだあ?周りのミュージシャンたちはどんどんツイッターに手を染めていく・・・って悪でもなんでもないけど、ただ一人仲間はずれのような気がしてちょっと不安になる。

PCには全く興味のなさそうなトランペットのTさんまで始めたというので、Tさんに「どんな事書いているのですか?」と聞くと「いやあ、今日のめしは●●だった、とかかいてるだけだよ。」って。本当にそれで面白いのかあ~~??それとももっともっと面白い事があるの~~~?みんな秘密にしてるだけですかあ?ますます謎は深まるばかり。でもとりあえず傍観だナ(臆病者?)。


最近『開高健』をマイミクの磯田氏から勧められて読んでいる。「ずばり東京」というタイトルの本。昭和の香りのする、ゴッタ煮のような都会の中で様々なテーマを豪快なタッチで潜入し開高流の独特な感想を述べて行くのがとても面白い。

磯田さんといえば、昔昔、タブラトゥーラ(キティレコードに所属していた)のプロデュースや山下洋輔氏のNYでのCDを作ったりと、敏腕プロデューサーでした。タブラトゥーラでアドリブができるリコーダー奏者を探している時に「ジャズで、狐顔の女サックス吹きがいますよ。」と私に目をつけてくれた恩人でもありますw。

その後、ピンポイントという出版社を作り、玖保キリコさんの本とか、『東スポ伝説』など数々の面白い本を出されて・・・(未だに『東スポ伝説』は読みたいのにみつからないのですが・・・汗)、最近では癒し系の音楽「倍音」にはまり、自らホーミーも巻上さん指導のもと日夜練習、さらに綾戸知恵さんのファンクラブ会長。かなり面白い人物のようです(そんなに深く知らないのですが)。

若い頃は「1年間に100冊の本、100本の映画」を目標としていたそうな。そんな彼が今ホームページ『万歩計日和』上で自分の大切な本を整理中。1日に3冊づつ放出してらっしゃいます。

そう言えば、大好きな「Young at heart」という映画も彼に教えていただいたもの。いつも素敵な情報をありがとうございます。磯田さん、勝手に紹介しちゃってごめんなさ~い。


さて、今日はKAMOMEですが、噂によればコンゴのパーカッショニストが遊びに来るとか・・・。またまた熱い熱い一日になりそうな予感。




映画&本の情報源?

2010年07月17日 | 映画、本、芝居関係
未だに怖くてツイッターに手を出せない。どこが面白いんだあ?周りのミュージシャンたちはどんどんツイッターに手を染めていく・・・って悪でもなんでもないけど、ただ一人仲間はずれのような気がしてちょっと不安になる。

PCには全く興味のなさそうなトランペットのTさんまで始めたというので、Tさんに「どんな事書いているのですか?」と聞くと「いやあ、今日のめしは●●だった、とかかいてるだけだよ。」って。本当にそれで面白いのかあ~~??それとももっともっと面白い事があるの~~~?みんな秘密にしてるだけですかあ?ますます謎は深まるばかり。でもとりあえず傍観だナ(臆病者?)。


最近『開高健』をマイミクの磯田氏から勧められて読んでいる。「ずばり東京」というタイトルの本。昭和の香りのする、ゴッタ煮のような都会の中で様々なテーマを豪快なタッチで潜入し開高流の独特な感想を述べて行くのがとても面白い。

磯田さんといえば、昔昔、タブラトゥーラ(キティレコードに所属していた)のプロデュースや山下洋輔氏のNYでのCDを作ったりと、敏腕プロデューサーでした。タブラトゥーラでアドリブができるリコーダー奏者を探している時に「ジャズで、狐顔の女サックス吹きがいますよ。」と私に目をつけてくれた恩人でもありますw。

その後、ピンポイントという出版社を作り、玖保キリコさんの本とか、『東スポ伝説』など数々の面白い本を出されて・・・(未だに『東スポ伝説』は読みたいのにみつからないのですが・・・汗)、最近では癒し系の音楽「倍音」にはまり、自らホーミーも巻上さん指導のもと日夜練習、さらに綾戸知恵さんのファンクラブ会長。かなり面白い人物のようです(そんなに深く知らないのですが)。

若い頃は「1年間に100冊の本、100本の映画」を目標としていたそうな。そんな彼が今ホームページ『万歩計日和』上で自分の大切な本を整理中。1日に3冊づつ放出してらっしゃいます。

そう言えば、大好きな「Young at heart」という映画も彼に教えていただいたもの。いつも素敵な情報をありがとうございます。磯田さん、勝手に紹介しちゃってごめんなさ~い。


さて、今日はKAMOMEですが、噂によればコンゴのパーカッショニストが遊びに来るとか・・・。またまた熱い熱い一日になりそうな予感。