minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

台風を乗り越えて、プチツアー無事終了。

2024年09月02日 | 環境
私たち家族は「晴れTReS」と言われるくらい晴れることが多い。(1箇所を除いて。)

だから台風が来ていると聞いても前日までほとんど心配していなかった。
ただ、テレビをつけると、九州に上陸した台風がずっと長く居座ってしまって各地で被害が出ているとワイドショーやニュースが流れ、
ネットでも関西に台風が向かうかも。。。蒲郡で土砂崩れ。。。新幹線などがのきなみストップ。。。。。とネガティブな情報ばかり溢れていた。


「やはり明日、あさっては直撃するみたいだから中止にしようか。」

利樹と2人で悩み、初日の吉良町インテルサットの尾崎(たか)さんに電話をしてみることに。


「う〜ん、こっちは雨降っとらんのだわ〜。今も太陽見えとるし。。。ま、明日の朝9時に熱帯低気圧に変わっていたらやれると思うんだけどね。」

 「じゃ、ぎりぎり当日の朝まで待ちましょう。」

ツアーの準備をして、心配で眠れない夜を過ごしていたら、早朝に一通のメールが。
インテルサットでいつも素敵な写真をとってくれてるケンジくんからだ。

「おはようございます。現在のこちらの状況ですが、雨はそれほど強く降っていません。
時々強く降るくらいです。風もほとんどありません。。。。。。電車は止まっているところもあるようです。」

悩んでいることを知って、わざわざメールをくださったのだ。ありがたし。。。

そのまま起きて、昨日とあまり変化がない天気図をテレビと携帯の天気予報と照らし合わせながら、もう心の中では決定していた。

「プチツアー、決行します!」

ピアニストの田中信正くんと合流し、いざしゅっぱ〜〜〜つ!東京も朝は曇り空。九州の台風とは関係ないみたいだ。

御殿場のあたりで通行止めがあって、箱根の山を越えさせられましたが、それ以外は問題なし。
トラックも普通車もあまり通っていなくて快適。
静岡のへんでは富士山まで見えて、こりゃ、朝から縁起が良いわい。



途中の岡崎周辺で豪雨にあったりしたけれど、インテルサットに到着し、リハーサルを開始している頃には雨もすっかり止んで虹まで見えていたそう。。。すごいな。


インテルサット駐車場から、親戚のもっちが撮った写真。

一番心配だったのは、交通機関の閉鎖。

たかさんは
「きっと夕方6時くらいになったら通勤ラッシュの時間だから解除されると思うよ。」と言っていたとおりになって電車組も来れた!

ほとんどの方達が元気な姿で来てくださり、親戚も大集合しちゃったりで、感激で涙がでそうでした。




(姪っ子のMちゃんは妊娠中にも関わらず来てくれました。胎教にいいからねw。)


本当にお越しくださった皆様、ありがとうございました!


田中信正pくんとはもう長くお付き合いしていただいていましたが、関西に一緒に行くのは初めて。
のぶちゃんファンも駆けつけてくれて大盛り上がり。

アフターアワーもたかさんオリジナル手料理の数々で、12時過ぎまで盛り上がってしまった。。

インテルサット50周年、おめでとうございます!
いつまでも若々しいタカさん、元気でいてくださいね。また51周年にお会いしましょう。






翌日は奈良へ。台風が奈良に向かっている、との情報もあり、この日も心配をしながら「廣栄・こうえい堂」へ到着。ちょっと小雨がぱらつく程度。

響きがすばらしいこの空間でのぶちゃんと演奏できて、本当に幸せでした。



開演が4時だったので、到着してすぐに本番、という感じでしたが、たくさんのお客様たちがやはり雨にも負けず、お越しくださいました。

いや〜、本当に本当に感謝です。


「さちさん、よく決断しましたね。大正解!!」とピアノの調律師優子さんに褒めてもらっちゃった。

もちろん、アフターアワーズも、池田さんの奥様のおもてなし料理と柿の葉寿司は今回もちゃんと用意してくださっていました。嬉しいな〜。




この素晴らしい場所を導いてくれた今は亡き、大阪ワイルドバンチの庄内さんが聴きに来てくれてるな、と感じながらの演奏。
芳雄さんや崔洋一監督のことまで話が及び。。。

ただただ、演奏したかった、というだけなのですが、「ハレトレス」の力を信じて決行したこのツアー、なんとか皆様のおかげで無事に終了できました。

帰りに朝ご飯で立寄った奈良の道の駅の名前が「針TRS・ハリテラス」という名前でしたが、なにか。



田中くん、本当にいつも素晴らしい演奏をありがとう。



そして、たかさん、池田さん、台風なのに受け入れてくださってありがとうございました。

雨にも負けずお越しくださったお客様たち、みんなにハグしたかったな〜。ありがと〜〜〜〜!!

なによりも、音楽の神様とお天気の神様に感謝いたします。

写真提供:Kenji Watanabe
















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