minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

1年間の締めくくり

2010年12月31日 | ライブとミュージシャンたち
今年もあとわずかです。

2月にNew York 録音「East Village Tales」も発売し、New YorkからPheeroan AkLaffがやってきて、アルゼンチンへ旅立つ息子と交替で1週間滞在。すっかり坂下商店街に馴染んでいたPちゃん。6月は初めて行ったママドゥとのAndando 北海道ツアー。8月は猛暑の吉田君入り初のmingaツアー。

毎日アルゼンチンに思いを馳せながらも、音楽漬けの天国生活(お弁当がないしw)、おかげで作曲能力の低い私が新曲を2曲も書くことができた。(少な~w?)。

本当に沢山の素晴らしい出会いがあり、素晴らしいミュージシャンたちとも出会え、新たな音楽のスタートにもなった。


大晦日くらいはゆっくりしたかったがいつもゆっくりしているので、一応昼から買いだし(スーパー5軒のはしご)に出かけ、台所掃除。大掃除も一段落し(殆ど私はやってませんが)、おせちの準備もほぼ終わり。夕食はお好み焼きと、夜中は年越しそば。なんだかんだで慌ただしく今年は過ぎ去ろうとしている。


今年も一年、mingaやMAUのライブに足を運んで下さった皆様に心から感謝いたします。来年もまた宜しくお願いいたします!

良い年になりますように!!!!






新宿の女

2010年12月30日 | ライブとミュージシャンたち
夜中の12時からスタートしたMAU on SURGE 第2弾・・・。夜中にもかかわらず来て下さった皆様に感謝いたします。きりたんぽ鍋まで。ご馳走さまでしたああああ。

昼間にSURGEのお祭り男、タツ君から電話が入る。

「すいません、ボードでオリンピック選手強化のパイプ練習中に失敗して、首をやられてしまって、動けません。今日は行けなくなりました。」






ええええ???大丈夫?と心配しながらも、尾瀬からボーダーたち4人が駆けつけてくれた。尾瀬戸倉の雪まで持って来てくれ、入り口に可愛い雪だるま。やる事が憎いねw。




夜中からなのに、ギンギンのライブ。ママドゥ・ローも3月まで会えなくなるのが寂しいね~、と言いながら会場をもり立ててくれた。早く帰って来てね~~~。

そして、コスマス・カピッツァの代わりに急遽来てくれたドラムの藤井さんもリハーサルもサウンドチェックもない中、きちんと練習して来てくれたようで、ばっちり。OPENには初登場だった神村君も森俊也のダブをしっかり意識しながら格好いいソロを弾きまくる。MAUのコアなファンは大喜びだった。タツ君の一日も早い回復を祈っています!!


そして、来年の仕事初めは5日のウルガで林栄一フリーセッションです。新宿で終わり、新宿で始まる。私の生まれも新宿歌舞伎町だし、縁があるのかしらん?

来年も沢山面白いライブをやっていきますので、どうぞおつきあい下さいませ!

今年最後のMAU

2010年12月29日 | ライブとミュージシャンたち
いよいよ本日です。夜11時にオープンでお待ちしております!

昨日は恒例のお餅つきに行って、美味しいおでんとつきたてのお餅を堪能。やはりここでお餅をつかないと、一年が越せません。芳雄さんが今年は少し元気ないようで心配・・・。映画を撮ったあとでお疲れのようです。でも来年はまた元気に歌を聴かせて欲しいです!!

「サックスを始めました!」と中学生になったAちゃんや昨年出会ってすぐにサックスを購入したという、遼介と同じ歳のMちゃんもみんな可愛い女の子たち。アルトサックス大ブーム。みんな頑張ってね!!どんどんサックス吹く女の子たちが増えて嬉しい事だな。

いったん家に戻って台所掃除。でも途中で断念し、ぺーぱーむーんへ。そこにやってきた、落語帰りのトシキ、Fさん、MちゃんにNさん、、、あれれ?偶然が重なっていつのまにか同窓会。楽しい時間を過ごし、私だけ早めに帰宅。夜中の3時くらいに戻って来たトシキはベロベロ。ったく煩くて眠れやしないぜ(苦笑)。


年も押し迫ってお忙しいとは思いますが、ぜひぜひ新宿で忘年会の帰りにでもお立ち寄りくださいませ。お待ちしてま~~す。


年末最後はMAU@新宿OPEN

2010年12月26日 | ライブとミュージシャンたち
昨日は寒い中、サムタイムにお越し下さった皆様ありがとうございました。体はボロボロでしたが、暖かい拍手に支えられて素敵なクリスマスライブになったと思います。

愛知から移住したLUNAちゃんも遊びに来てくれて、素敵な歌声を披露してくれ、お客様も大喜びでした!ありがとう!!!彼女のフットワークの良さには前々から感心していましたが、遂に東京に来ちゃった・・・w。これからが楽しみです。

来年の課題は「力を抜いて心に届く音」を出して行きたいと思います!でも、力を抜くって難しいなあ。一生の課題なんだけど・・・。とにかく演奏できる喜びを噛み締めながら・・・・来年もどうぞ宜しくお願いします。

今年はあと残すところ、MAU on SURGE@OPENだけとなりました。29日の夜中は新宿で一緒に盛り上がりましょう!!ママドゥ・ローperともこれでしばらくはお別れです。ぜひぜひ来てね!!



クリスマスのランチは・・・

2010年12月24日 | ライブとミュージシャンたち
今年もあっという間に終わりに近づきました。日本海側ではホワイトクリスマスのようですが、東京は意外とあたたか。それにしても長かったようで短かった一年。息子のいないクリスマスはまったくやる気モードがでませんw。

でも、それでは寂しすぎるので、とりあえず、鶏モモを焼き、有頭エビのアンチョビガーリック炒めとコーンシチューを作ってささやかに食事。明日は昼からライブがあるので、今日が我が家でのクリスマスなのだ。昼に母がケーキを買って持って来てくれたので、それをぺろりと平らげておしまい・・・。

という事で、明日は昼からサムタイムです!今年最後のminga3でクリスマスソングも飛び出し・・・???ショッピングのついでにぜひお立ち寄りくださいませ!

Feliz Navidad! Merry X'mas!


切り替えスイッチ

2010年12月23日 | ライブとミュージシャンたち
アルゼンチンでも皆既月食を見ようと、夜中に息子たちは散歩にでかけた。5分も家から歩くと、広大な上の写真の風景になるそうだ。なんにもない地平線が虹のようで美しい。

「こんな風景、今までに見た事ないだろ?地面はふかふかしていて、真っ暗闇だから、なんだか雲の上を歩いてる感じなんだよ。」


昼間見るとこんな風景。まるで西部劇。このブッシュがふかふかしているんだろう。


初夏だというのに、さえぎるものが何もないRIO GALLEGOSに風がビュービューと吹き荒れる(この日はレベル5だったらしいが)ので、1時間もじっとしているとスキー場で凍えるような寒さだという。結局月食はよくわからないまま、あまりの冷たさで満月を見て帰ったらしい。



仕事のない日は完全にオフモードで主婦モード。先日、Ebis Choirsの人から「ライブの時はどうやって気持ちを切り替えているんですか?」という質問をされた。

そうだなあ、私の場合は・・・・「シャワー」か。なにがあっても、仕事前はシャワーを浴びる。仕事前にお風呂なんて・・・というミュージシャンもいるけど、私はどうしてもシャワーを浴びないとダメ。切り替えスイッチが「シャワー」なのだ。

しかし、楽屋などで演奏直前に心の中で切り替えスイッチを入れるときもある。私の場合はやっぱり親ばか丸出しですいませんが「息子が聴いてるから恥ずかしくない演奏をしよう」と自分に喝を入れるのだ。

お酒を飲まないと演奏できない、とかお化粧を念入りにし、衣装に着替える・・・・いろいろな方法でミュージシャンは本番までテンションを高めて行く。でも、結局はステージにあがって、素晴らしいミュージシャンたちと音を出した瞬間からハイテンションになる訳ですけど。

ミュージシャンに限らず、誰にでも切り替えスイッチはあると思う。息子もこんな素晴らしい風景の中で過ごした一年を思い出すだけで、心の切り替えスイッチになるんだろうな。つくづく羨ましい体験だと思う。

貴方の心の切り替えスイッチはなんでしょうか?


動画 minga tour 2010 / 猛暑の夏

2010年12月22日 | ライブとミュージシャンたち
minga tour 2010 / Travessia


今頃ですいませんが、ようやく今年の猛暑ツアーの動画が完成しました。関係者の皆様本当に有り難うございました。

CD発売記念も2月にサムタイムとApple Jumpで行います。どうぞ楽しみにしていてくださいね。

ちなみに、津島市くれよんでの写真の一部に渡辺研司さんの写真を使用させて頂いております。



ああ、この雨、早く止まないかなあ・・・・。低気圧は本当に喘息には苦しい。
なんとかして眠りたいのだが、吸入器を使うと心臓がぱくぱくしちゃうし。弱り目に祟り目。昼夜逆転生活。

土曜のサムタイムまでにはなんとか体調を取り戻すぞ~~~!!!

Amazing Grace ~ Oh! Happy Day

2010年12月20日 | ライブとミュージシャンたち
Ebis Choirs


「本当に楽しかった!!」「また歌いたい!!」「今度は間違えないで歌いたい(苦笑)!」

という声が圧倒的に多かったので・・・また来年も「EBIS CHOIRS」を続ける事になった。今度は月に1度集まって練習を存続しよう!と打ち上げで多いに盛り上がる。みんな『もっともっと上手になりたい!』という向上心でいっぱい。

「最初、アレンジが難しそうで3回の練習でこんなのができると思いませんでした。みんな辞めちゃうんじゃないかと心配してたんです。」とリーダーのH君。
「それなのに、回を重ねるごとに人数も増えて・・・。」20人以上になってしまって、あとはお断りしたらしい。(当日、介護する人たちも必要なので)。

何よりも嬉しかったのはみんなが介護している担当のおじいちゃん、おばあちゃんの反応が素晴らしかったそうな。

「普段だったら5分に1回は「おしっこ~~~」と言い出すおばあちゃんが一度も言わず、真剣に聴き入ってた。」
「認知症でいつも無反応の●●さんがニコニコ笑った。」
「いつも怒鳴り散らすおじいさんが穏やかな笑顔で指を動かしていた。」といろんな変化が・・・。

映像にも出て来るが、急に立ち上がって指揮をしだすおじいちゃんも素敵だった。

「だ、だいじょうぶかな?って思ったらちゃんと切りのいい所できりあげてくれて・・・やるね!●●さん。って思ったw。」
「あのひと、とってもしっかりしてるじゃない。どこが悪くてこの施設にいるのかわからないね。」
「いやあ、普段は夜中に鏡に向かってひとり3役も4役もこなしてぶつぶつしゃべっているんです・・・(汗)。」


介護認定を受ける老人たちは日々増加しているので、この「えびすの里」も入居希望の人たちが沢山待機しているそうだ。その中で働く事がどんなに大変な事なのか、私が考えるよりはるかにつらいものだと思う。でも、みんな活き活きと介護の勉強をし、職場の雰囲気はとても明るい。

音楽を通してしかお手伝いできないが、少しでも彼らの、そしておじいちゃんたち、おばあちゃんたちが元気で笑顔を見せてくれるのなら・・・なんでもやってあげようじゃないの。という気にさせられた有意義な経験だった。

「鳥肌がたつね、幸せそうな合唱って。来年もやってよね。俺も参加したいから。」とアルゼンチンからも息子のメールが・・・。

音楽の神様、ありがとう!!


素敵な笑顔に乾杯!

2010年12月19日 | ライブとミュージシャンたち
12時間の時差はあるけど、息子が美術館で演奏したという連絡が入った日、こちらでもエビスクワイアーズ(福祉施設で働く介護士さんたちの合唱団)と小さなクリスマスコンサートが開かれた。

息子の方はお母さんが陶芸アーティストなので、その関係で演奏を頼まれたらしい。ソロで演奏する機会が本当に多くて、ラジオ局、学校、空手の修了式、と様々な人たちの前で吹いているようだ。先日送られてきた「Take Care of all my children」はいつの間にか私の演奏そっくりだったので・・・ちょっと驚いた。写真を見ても肩があがるとこなんぞ・・・(苦笑)。でも帰って来たら本当に楽しみだ。




さて、こちらもトシキの妹に頼まれ、3回ほど練習におつきあい。回を重ねるごとにみんな生き生きと歌い出し、今日の本番ではもの凄く楽しそうで、一緒に演奏していてもついニコニコ。聴いているおじいさん、おばあさんたちも大喜び。生きててよかった~~~~!!







「天使にラブソング」みたいなのをやりたい!という要望に答えて・・・Oh! Happy Day!を最後に盛り込んだAmazing Graceの伴奏には遼介の同じ歳の美人いとこのMちゃんが弾いてくれた。彼女は期末試験の最中だというのに、嫌な顔一つせずに練習も本番も手伝ってくれた。いい子だな~~。ちょっと早めのMerry X'mas!!!




さあ打ち上げにでかけるとするか。








厳寒の池袋Apple Jump

2010年12月18日 | ライブとミュージシャンたち
昨日は寒い中をお越し下さって本当に本当に感謝いたします。Apple Jumpは外の寒さと正反対にホットでノリノリ。

素敵な親子連れやら利樹の高校ラグビー部の集団やらスペイン語の同級生やら・・・とかなり暖かいファミリーコンサートのようなライブになりましたw。

しかし、小石川ラグビー出身の皆様は今でもスタイルも良いし、エリートって感じで素敵ですね(お世辞じゃなく)。メタボが一人もいない・・・。「昔から永田さんは目立ってました。」とマネジャーだった唯一の女性の証言も飛び出し・・・トシキも嬉しそうw。学生の頃は相当もてたそうな??



また来年もApple Jumpで2/19(土)にCD発売記念としてコスマス・カピッツァper入りminga4で行いますので、どうぞいらしてくださいませ。新譜[minga ardienge!]の完成が待ち遠しいです。


そして今日今年最後のスペイン語の授業が終わった。スペインの「Sevilla」の街の映像を見せてもらったり、スペイン観光案内ビデオを観て・・・ああ、スペインにも行ってみたいよ~~~~。と熱い気持ちがぐんぐんとわき上がる。やはりヒターノの血がどこかに流れているんだな(それにしてはスペイン語が全く上達しないけど)。

さあ、明日は福祉施設のクリスマス会。コーラス隊はどうなることやら・・・。