minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

マテ茶の洗礼

2011年01月27日 | 健康
アルゼンチンから持ち帰ったマテ茶。コーヒー、紅茶に含まれるカフェインの1/4で、さらにビタミン、ミネラルが豊富なために、野菜不足になりがちなアルゼンチン人はマテ茶でビタミン補給をする。アルゼンチンの「飲むサラダ」と言われているそうだ。

高級マテ茶、日本で買うと1kgが3000円もするらしいが、あちらでは・・・200円。

マテの葉っぱは普通のお茶よりも薄い緑色。


マテ茶というのは本来家族や仲間同士で飲むお茶で、アルゼンチンの喫茶店で「マテ茶ください」と言ってもおかしな顔をされるらしい。



これは牛の足でできたカップ

さて、どんな味かな?

う~~ん。
ひえ~~!

渋くて飲みにくければ、グレープフルーツの上1/3を切り落とし、そこから中身を半分ほどほじくりだして、そこにマテ茶を入れ、砂糖も入れて飲むとめちゃくちゃ美味しい。初心者&子供向きの飲み方。

ああ、これならいけるわ。(でも最初はグレープフルーツを間違えて半分にカットしちゃいましたw。)
おいち~!
どれどれ?


マテ茶カップもいろいろと可愛いけど、木の実のようなものでできているので、マテ茶を詰めて一週間水を入れておかないと使えない、ということなので、グレープフルーツコップがやはりお薦め。ボンビーリャさえあればいつでも飲めるのだ。

みんなでワイワイ言いながら味わう楽しいお茶。この話題で1ヶ月くらいは持ちそうだw。Salud!!




こたつむりと初滑り

2011年01月24日 | 
尾瀬戸倉スキー場に到着。戸倉の仲間たちが遼介の歓迎帰国パーティを開いてくれて・・・その第一夜はおでんパーティ。おいしいショートケーキで乾杯!!

グレープフルーツコップにしたら以外と飲めたわ、にが~~いマテ茶。




翌日は初滑り。スノーボード日和なのか、平日にもかかわらず、予想以上に人がいる。



格好だけはプロボーダー!


私は手先が異常に冷えるようになったので、スキーもスノボーもリタイア。一歩も外には出られない・・・。
「<こたつむり>って言うのよ。」とRちゃんが教えてくれた。

今日の夜はいのしし&鹿肉パーティ









Bienvenido a Japon!

2011年01月22日 | 
約1年の留学を終えて無事に帰国した。成田で5人の日本人AFS留学生をお出迎えしたが、1年振りに会った子供たちがみんな確実に成長しているのがわかって本当に嬉しかった。



5人中2人はホストファミリーチェンジの経験をしたらしい。みんなそれぞれ1年間のドラマがあったようで、それだけ聞いても1冊の本がかけそうだ。秀逸だったのが、あちらのホストファミリーが一緒に日本について来ちゃった・・・というもの。AFS始まって以来の出来事らしいが、よほどその子が可愛くて別れがたかったのだろうか(苦笑)。九州からご両親もそのために休暇を1週間とって、アルゼンチン夫婦をお出迎え。いやはや大変そうだな~~。




成田からの夕日がとても美しく、東京に向かうに連れて本当に都会に戻ったんだな~、どれほどこの時を待ちこがれていたことか。とうとうと語る息子。ようやく我が家に到着すると、玄関の前でF君が。
「あれ、どうしたの?」
「いや、永田がそろそろ帰ってくるかな、と思ってここで20分くらい前から待ってたんです。」
おおお、寒いのに。そんな話をしていると、さらに2人やってきて・・・。みんな高校の仲間たちだ。出発の時も学校を抜け出して見送りに来てくれた友人たちなのだ。良い友達が沢山いて羨ましいなあ。

夕食はアルゼンチンにいたときから「多幸兵衛」と決めていた息子。明石焼と薄味のだしに丁寧に煮込んだおでん。さっそく電話するといつものおじさんとおばさんの声ではない。

「あれ?おじさんたちはいないのですか?」
「はい。昨年の4月で店じまいしまして、そのまま私が後を引き継ぎました。」

ちょっと不安ながらも、「味はそのままですよ。」という言葉を信じて家族で向かうと・・・・やっぱり違う!全然ちが~~~う(泣)。明石焼のだしもおでんの味も全く違うのでがっくり。そのかわりに新しいメニューの焼き鳥は美味しかったけど。あああ、あの味が消えてしまったなんて、本当に哀しい。ただのしょっぱいおでんになってしまうとは。とほほ。もう2度と行かないだろう。

さっさと家に戻ってサッカー観戦。長旅の疲れから息子はハーフタイムで爆睡。

写真は帰りにAFSのブエノスアイレス寮で2泊遊んだ唯一の観光写真。


AFSのブエノスアイレス支部寮

これが有名な「カミニート」








ブエノスアイレスはタンゴや様々な音楽で溢れかえっていた。


とりあえず、無事に帰国できてよかった。しばらくは毎日が宴会です(苦笑)。




もう一度映像リメイク!

2011年01月20日 | ライブとミュージシャンたち
Travessia/ minga4 Ardiente! tour 2010


CD発売を記念してちょっとだけminga4 tourをリメイクいたしました。この寒い季節に昨年の猛暑の様子。むふふ、なんともちぐはぐな・・・とお笑い下さい。いいんだも~~~ん。Ardiente!な演奏をしつづけるぞ~~。


さあて、息子はいよいよ飛行機での長旅を終えて明日帰国します。うきうきドキドキであまり眠れない。Bon Voyage!!


秘密の隠れ家?

2011年01月19日 | ライブとミュージシャンたち
地下鉄銀座一丁目から徒歩5分。昭和通りの歩道橋を渡ったところに、昨年オープンしたばかりの「Blue Eyes」。2/4(金)に出演する事になったのでトシキと2人で下見に行った。

地下1階にあるというビルの入り口からドラムソロが聴こえて来て・・・あれ?今日もライブやっているのかな?と思いきや、大きなマイルスのタペストリーがお出迎え。ドアを開けるとさらにさらにマイルスの後期の写真が店中を覆い尽くしていた。




ライブと間違えるほどの臨場感溢れるレコードはマッキントッシュのアンプと大きなJBLスピーカーで流していた。20人も入れば一杯のコンクリートうちっっぱなしの店内で流れる心地よいジャズの響き。マッキントッシュの素晴らしさを改めて確信。秘密の隠れ家のような贅沢な場所だ。




初めてお会いするオーナーの松本さんはもともとマッキントッシュの広告デザイナー。副業で輸入レコードをネットで販売しているそうだが、ライブもやりたくて・・・このお店をオープンした。デザイナー繋がり(父の関係)で私のところに出演依頼が来たのだが、銀座で今時この値段でやっていけるのだろうか?と心配するほど料金も安い。ライブチャージも\2500というから素晴らしい。ゆくゆくはアップライトピアノを入れたいんです、と熱く語って下さった。

内山繁さんというマイルス・デイビスのプライベート写真を撮り続けたカメラマンと知り合いだそうで、昨年末から彼の写真展を行っている。店内じゅうマイルスだらけ。マイルスファンには涎ものだ。マイルスの素顔を語って下さるトークイベントなども開催中(ただし、1月末まで)。

ちなみに、ここでのライブも内山氏が専属で撮り続けて下さるらしい。恐れ多いですね・・・(苦笑)。

レコードコレクションも販売業をしていらっしゃるので流石に凄い。「Cool Struttin'」のあの名盤も45回転盤(なんと2枚組)で聴かせてくれた。マクリーンがそこで吹いているかのよう。そして圧巻はポールチェンバースのベースの音の太さ。おおおお!と感動しっぱなし。「やっぱりレコードっていいよなあ。こんなに良い音だとお酒がすすんじゃうなあ~」とバーボンロックを次々おかわりするトシキ。終電に間に合うか??重い腰をあげてようやく帰宅。

「マッキントッシュもいいけれど、やっぱりジャズは生音だよね」と言われる迫力満点のライブを、銀座の贅沢な空間で味わってみませんか?なかなか私たちの音楽が銀座で聴けることはありませんw。お仕事帰りに、お待ちしておりま~~~す。



Ardiente! ジャケット完成

2011年01月18日 | ライブとミュージシャンたち
前回も「East Village Tales」で素晴らしい作品をしあげてくれた天才KPTMちゃんのデザインです。徹夜で頑張ってくれた甲斐があり、めちゃくちゃ素敵なジャケットになりました~~~!!裏も中身も見せたいけど、買った時のお楽しみ、という事でw。Kちゃん、ご苦労さまでしたああああ。

NBAGI Recordの10作品目になりますが、昨年の猛暑ツアーの記録。以外にブラジル曲が3つも収録されておりますので、熱い演奏の中にも爽やかで美しい仕上がりかと・・・(苦笑)。2/12のサムタイム、2/19の池袋Apple JumpでCD発売記念ライブを行いますのでぜひぜひお越し下さいね~~~!!

息子もそろそろ・・・Rio Gallegos を出発し、ブエノスアイレスでAFSのメンバーと合流している頃だろうか。ああ、なんだか心がソワソワ。金曜日が待ちきれない。


ぶっ飛んだ!

2011年01月17日 | ライブとミュージシャンたち
昨年末に横浜KAMOMEで行ったNaked MAUの演奏をスカパーのMUSIC AIRという番組で1時間枠で放送する事が決定した。という事で、どの曲を選ぶか送られて来たDVDを見ながらチェック。いやはやもの凄い演奏でぶっ飛んだ(笑)。そして選んで選んで選び抜いた6曲。お茶の間でNaked MAUを見てあなたも一緒にぶっ飛んで下さい。放送日が決定したらまたここでお知らせします。


夜中にその作業をしていたら、仙台帰りのKPTMちゃんから次回のminga tour「Ardiente!」のジャケットが送られて来た。これがまたすんばらしくってぶっ飛び第2弾!!!

本当に才能溢れる若者たち(といっても私の知り合いの「若者」って25~40くらいの人たちなんだけど)が周りにうじゃうじゃ。楽しいこっちゃ。こちらももうすぐお披露目いたします。正式発売は3/19、Bomba Recordよりリリースで~す。もちろん、2月のライブで直接先行販売もいたします。


そして、いよいよ・・・息子がRio Gallegosを出発し、ブエノスアイレスに向かう日が来た。長い間、無償で息子を預かって下さり、空手まで教えていただいたCamporro一家には筆舌に尽くしがたい感謝で一杯です。アルゼンチンに感謝を込めて・・・大好きなメルセデス・ソーサのラストアルバムの国家「Himno Nacional」を聴きながら、あとは無事に帰国する事を願うばかり。

ercedes Sosa - Himno Nacional Argentino 05/2008

小岩今昔物語

2011年01月16日 | ライブとミュージシャンたち
小岩BushBash は小岩の「ヘルス中央」の大きな看板の下、1階にあった。そうか、ここは小岩のピンク街なのかw。

「凄い場所だね~~~!」と驚きながらもドアを開けると、広々としたお洒落なカフェ。さらに中にドアがあって、そこへ入るとライブ会場。なんだ、なんだ、この広さは。小さなジャズクラブに慣れているから、こんなお洒落な空間が東京の下町にあったことにびっくり。まだオープンして2年くらいらしい。

PAも充実していて完璧・・・ああ、禁煙にしてほしかったな、それだけが残念(涙)。


リハーサルを終えてかなり時間があったので、懐かしの「Full House」へ立ち寄った。マスターも変わらずに御元気の様子。店の中へ入ると、昔のまま・・・昭和へタイムスリップしたかのような古き良きジャズ喫茶が残っていた。




「よかったなあ、こうしてジャズの店続けていて。ライブも昨年の7月から再開したら、みんなに会えるようになったし。俺も残り少ない人生、好きな事をやっぱりやりたいと思ってまた始めたんですよ。」とマスターもしみじみ。美味しい珈琲をご馳走して下さり、昔話に花が咲く。グランドピアノはライブをやめたときに人にあげてしまって、今は代わりにアップライトが置いてある。周りの壁には沢山のビデオテープとジャズのレーザーディスクの山。そしてアナログレコードしか殆ど置いていない。ライブスケジュールも全部手書き。

「Full House」って意味は『満員』っていうことなんだよね。だけど、ジャズのライブに来るお客って・・・・」となかなかこの不況にライブに来る客の減少を嘆きつつ、それでも毎週土曜にライブを再開して頑張っているマスターにエールを送り、店を後にした。


BushBashに戻って、ベジタリアンフードカフェで美味しいカレーを食べていると、若者たちが続々と集まり出した。4つのバンドが出演する。みんな私たちと関わって来た若者たちのバンドなので、家族のような雰囲気で最高だった。

久しぶりに再会したBlack SmokerのKbombとJubeの「Lefty」もたった2人なのだが格好いいサウンド。しばらくはThink Tankとしての活動はないようだが、今後のLeftyにも注目していきたい。なんだか面白い事になりそう。

久しぶりのコスマスとのMAUも若者たちのバンドのあとで多いにテンションがあがり、気持ちの良いドラミングで大受け。しっかりどっしり、ノリノリビートのNaked MAUに会場の皆が本当に嬉しそうな笑顔。いやはや楽しかった~~~。

小岩の今、昔を体験できた有意義な一日が終了。寒い中来てくれたみなさまに心から感謝いたします。企画してくれたKスケ君、本当にありがとう!





ふつうのお鍋に飽きたら・・・

2011年01月14日 | うまいもん関係
今、最も安くて美味しい野菜は・・・大根

でっか~~~い、私の足そっくりな大根を98円でゲットしたので何にしようかしらん、と朝テレビを見ていたら、美味しそうなみぞれ鍋をやっていたのでさっそく家にある食材でアレンジして作ってみた。とっても美味しかったのでここに記しておきます。ぜひお試しあれ!

<変わりみぞれ鍋>2人分
材料:ポークソテー用の肉3枚(豚バラでもベーコンでもよい)、大根中一本、エリンギ(きのこならなんでもいい)1本、お餅4つ、小松菜(水菜、春菊なんでもOK)、★もちろんこの他にネギ、たら、牡蠣、豆腐などお好みでなんでも入れてOKです。
調味料:オリーブ油、塩、胡椒、だし汁、しょうが、醤油、酒(みりんはお好みで)一味

1ポークソテー用の肉(テレビのレシピでは厚切りのベーコンなのだがなかった)を多めに塩胡椒をまぶして一口サイズにカットしておく
2大根はからい先端1/3をおろし、真ん中1/3を千切り、残りの1/3をたたきつぶす。(めんどくさければ、千切りとおろしだけでもいい)
3土鍋にオリーブオイルを入れてポークをちょっとカリカリになるまで焼く。
4ここにだし汁を入れ、ショウガの千切りを投入し、醤油、酒などで味付けしてから大根(おろし以外の2種)を入れる。
5沸騰してきたらお餅を入れ、おろしも投入。
6最後にエリンギ、小松菜を入れてお餅がとろっとなったら完成。

作り始めたらあっという間に食べられる。からみ餅も最高だし、千切りの大根が甘くて辛くて・・・。今の大根じゃないと味わえない美味しさです。最後に一味はお好みで。雪みたいで美しい、冬ならではの日本料理だ。








パパラッコ

2011年01月13日 | ライブとミュージシャンたち
ドラムの古澤良治郎さんが亡くなった・・・。また一人日本のジャズ界から個性的なジャズメンが消えてしまった。

ギターの泰三君やテナーの今泉さんがいた頃のパパラッコが大好きだった。レゲエやったり、いろんな歌をどうドラムで表現できるか、っていつもチャレンジしてたっけ。

20年前に突然デートに誘っていただき、一緒に下北沢のブルースの店「STOMP」に行った事はいまでも鮮明に憶えている。今頃天国のバタさんに再会しているのだろうか?


心からご冥福をお祈りいたします。