minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

持つべきものは・・・

2010年01月31日 | ライブとミュージシャンたち
昨日のApple Jump、沢山の思いがけない友人たちが来て下さり・・・本当に嬉しかったです。毎回毎回綱渡りのライブですが、持つべきものはやっぱり「友」。出がけに嬉しい知らせも届き・・・なんだかとてもハッピーな一日でした。

寒い中をわざわざお越し下さった皆様、本当に本当にありがとうございました(涙)!

地元でもあり、生音の響きの気持ちよいお店なのでこれからも楽しい企画をどんどんやっていきたいと思います。ぜひぜひお越し下さいませ!!

吉田桂一君のピアノも回を増すごとに素晴らしく、mingaのオリジナルも新たな展開を見せて来た。次は2/10に池袋バレルハウスでコスマス・カピッツァper入りminga。4人での演奏は久しぶりなので楽しみです。


ご機嫌な永田利樹b
写真提供:津田啓三郎


土曜日はApple Jumpです!

2010年01月28日 | ライブとミュージシャンたち
作曲の神様が降臨したかのような最近の永田利樹。プロトゥールスというソフトを駆使してがんがん曲を作っている。MAUでの曲作りはシンプルなベースパターンを作って、それに比較的自由に音をのせていく手法で着々と新曲を作っていたのだが、ある日遼介に

「父ちゃん、もっと売れるような格好いい曲書いてよ。」

俄然火がついた?のかは知らないが、今度の曲はいままでにないポップさ(笑)。MAUの為でなく、226のフェローンと2ホーンの為に作った曲。さあて、これがどんな風に仕上がるのか・・・今からとても楽しみだ。しかし、作曲の神様は私にはなかなか降臨してくれないなあ・・・(汗)。

そして1月もあっという間に終わりが近づいておりますが、数少ない池袋でのライブ@Apple Jumpは今週の土曜(1月30日)です。ぜひぜひお越し下さいませ!!




MAU@pit innの映像

2010年01月26日 | 家族の日常
Mamadou Lo/mama chiekh(MAU)


先月(12月)に行われたFree dub jazz band / MAUのライブ映像がアップされました。

この曲はママドゥをフューチャーしたものなので、MAUの中ではかなり異色。本当はもっとDUBっぽい部分が多いですw。

それにしてもプロが撮るとこんなに違うのね~~~!という映像。最後の2曲だけプロの方が撮って下さっていたのですが、「映像は自分が楽しんで撮らないとだめだよ」と弟子のカメラマンにおっしゃっていたそうな。

そんな想いが伝わる感じ。編集もお見事。ぜひお楽しみください。次回のMAUは新宿OPENで2/15(月)にあります!!Vamos a OPEN!!

一難去って又一難

2010年01月25日 | 家族の日常
肋骨の調子もだいぶよくなってきた矢先、母からの電話。
「あのね、駅で転んで右手首を折ったのよ・・・」

昨日は日曜だったので救急病院へ運ばれ応急処置をしたらしいが電話口で痛い、痛いと暗い声。
「明日私が通院している福島先生に行こう。」とさっそく朝から母を連れて・・・。

福島先生は「僕は骨折が本来専門なんですよ。それにしても応急処置が素晴らしかったですね。良い先生でよかったよかった。あとは固定をきちんとすれば5週間でギブスがとれるでしょう。」

えええ?5週間も~?利き腕が右なので大変だ。洋服も着替えられないし、お風呂も入れない!次から次へ心配事を持ち込んで来る私の両親。ああああああ。見た目が若いといってももう77歳なんだよなあ。こんな時、一人娘はつらい。まあ、同じ東京に住んでいるという事だけでもラッキーか?

父が元気なのでなんとか助け合って暮らせるのだが、年寄りが2人で本当に大丈夫かしらん、と不安がよぎる。父もしっかりしているようでめちゃめちゃ頼りない。先日久しぶりに会ったらiphoneを持っていて

「いつiphoneなんかにしたの~?凄いね。使い方わかるの?」
「いやあ、この携帯は便利なんだよ。計算機もアラームもついているんだ。でもこの前の請求書が3万とかでびっくりした。」そりゃ、あきらかにおかしいぞ。変なサイトにでもいったんじゃ・・・ああああ。猫に小判,父にiphone。

「これを機会に左手が使えるように訓練したらいいんじゃない?左手で字を書いたりできるようになればボケ防止にもなるよ。じっと動かなくなったりしちゃだめよ。」と私もなるべく前向きに叱咤激励。母は6年前に自転車で転んで左手を骨折した時も何もやらなくなったりして大変だった。ヘビースモーカーだった母がきっぱりと辞めた時も凄いね~と言ってたら、即糖尿病にで入院。タバコの代わりに飴やらガムを大量に接種するようになったせいだった。何か起こる度に周りはハラハラドキドキ。

お願いだからじっとしていてくれ~、と思うけど、そんな事したら絶対ボケてしまうだろうし当分親から目が離せない。

石物語

2010年01月21日 | 家族の日常
みなさまにご心配をおかけして本当にすいませんでした。おかげさまでだいぶ症状も軽くなりましたのでどうぞご安心ください。頑張りすぎとネット麻雀のやりすぎには以後気をつけたいと思います(ぺこり)。

閑話休題。

何故か最近の自分のオリジナルに「石」のタイトルが多いのだが、これは詩人の条田さんが入院中に「Desert Rose」の話を聞かせてくれたのがきっかけ。その後も「はい、さっちゃん、これお土産。」とアンモナイトの化石を下さったり・・・自分ではなんの知識もなかったのだけど。

「mingaのファンになっちゃいました!」と昨年末のドルフィーで声をかけてくれたAちゃん。彼女は突然「これ紗知さんに、って作ってみました。」と素敵なイアリングをプレゼントしてくれた。そう、Aちゃんは私の「Golden Calsite」や「Anmonite Ceremony」がとても気になっていた「石」のプロ(アクセサリー職人)だったのです。

「Golden Calsiteっていう石は柔らかいのでアクセサリーには向かないんですよ。」などと石にまつわる様々なお話を聞かせてもらったのだが、その中でも「ターコイズ(トルコ石)」の話が凄かった。

ターコイスという石には「危険から身を守る」という意味があるそうで、彼女のボーイフレンドも彼女が作ったターコイズのブレスレットをしていて、バイクが大破する大事故だったのにも関わらず、無傷。事故現場で気がついたらブレスレットだけが割れていたそうな・・・。

「ええっ?そんな凄い石なら、アルゼンチンに行く息子にもぜひ持たせたい!」とコスマスもお薦め(!)の「東京ミネラルショー」に行って息子の無事を祈ってターコイズをさっそく購入。

しかし買ってはみたものの、やはり素人は素人。身を守るにはほど遠い小さな小さなターコイズ。くるくると腕に巻けばいいんじゃない?と思いつつも、やっぱりどうすりゃいいんだ?とお手上げ状態でAちゃんに泣きつくと「その買った石を私のところに送ってください。息子さんの気に入るようなデザインで作ってみますから。」

快く引き受けてくれ、忙しい合間をぬって素敵なチョーカーとブレスレット、そしてお揃いで私の分まで完成させたAちゃん。流石プロ。私たちが買った小さな小さなターコイズはブレスレットになんてできるような代物ではなかったにも関わらず、なんとか生かして作ってくれたのだ。本当に苦労をおかけしました。出来上がりの素晴らしさに、受け取ったときは感激で声も出なかった。息子もデザインが格好いいと大満足。Aちゃん本当にありがとう(涙)。石が引き合わせてくれた不思議なご縁にも感謝。

この日記を書いている最中に「母ちゃん、俺のミサンガが切れたよ・・・」とつぶやいた息子。中学の頃に誰かにプレゼントされずっとつけていたミサンガがターコイズをつけた途端にお役御免、とばかり???いや~、なんだか不思議な事があるもんだ。

こんな不思議な「石」に興味あるかたはぜひ彼女のHPを覗いてみて下さい。ショップの名前は「クラーク・スキーラン」。「石物語」という意味のケルト語だそうです。「この石を使ったアクセサリーを!」という相談にいつでものってくれる素晴らしいアーティストですよ。超お薦め!!!

クラーク・スキーラン(石物語)Shop


肋骨とほほ

2010年01月20日 | 家族の日常
今年に入ってから喘息の薬を徐々にやめる方向で頑張っていたのだが、遂に肋骨にひびが入ってしまった。痛いな~と思いつつも藤井オーケストラ、國仲セッションと2連夜のフリーだった。

とりあえず、なんとか吹ききったがあまりに痛いので整骨院へ駆け込む。先生からは「絶対安静ですよ。」と胸にテーピング&サポーターでぐるぐる巻きに・・・。胸を締め付けられるのは大嫌いだが、ひびが入ってしまったのでは仕方ない。あきらめて明日からは安静にしつつ回復を待つしかありません。とほほ。

浅川マキさん

2010年01月18日 | 家族の日常
天国のような秩父の友人宅からもどったら・・・訃報が。ボーカルの浅川マキさんが旅先でお亡くなりになったそうだ。名古屋Lovely講演の最終日だったとは・・・。ミュージシャンや河合さんたちの悲しみはいかばかりか。
訃報

マキさんとは共演した事はなかったが、mingaのライブに立ち寄って下さって帰り際に「マキ(カルメンマキさん)と一緒に演奏しているんでしょ?マキをよろしくね。」と暖かい言葉をかけていただいた事が一度だけあったっけ。

近寄りがたい大物アーティストのオーラで颯爽と帰って行ったマキさん。でも意外と小柄で優しくて可愛らしい方でした。ぺーぱーむーんやバレルハウスでいつもマキさんのレコードがかかっていてみんなで大合唱したり・・・マキさんの歌はみんなの心の中でいつまでも愛され続けるだろう。心からご冥福をお祈りいたします。


さて、今日は新宿ディスクユニオンで藤井郷子オーケストラでストアライブ。明日は江古田Flying Tea Potというところで、國仲勝男bさんのセッション第2弾。今回はチェロなども入るのでどんな出会いになるのかな・・・。


ハイチへ募金を!

2010年01月15日 | 家族の日常
日本のメディアではあまり報道されていないニュース。Googleが中国から撤退する?外国人参政権?なんだか怖い事が起きそうな不安を感じる今日この頃。mixiの友人たちの記事を読んで初めて知る事の多い、不勉強な私。新聞をよめ!と言われそうだが・・・(汗)。

ハイチの地震の事もあまり報道されていませんが、米国在住のバイオリンの金子飛鳥さんの記事を読んで慌てて募金しました。少しでも役にたてれば・・・。皆様もどうかご協力を!!以下は飛鳥さんの記事から。


「日本からはとても遠い ハイチで1/12夕方 マグニチュード7の地震が起こった事をご存知だと思います。
ここアメリカでは隣の国であることもあり、オバマがとてもすばやく出来うるすべての支援をすることを決定し、かなり大規模な救援部隊がすでに現地で活躍しています。

昨夜のニュースでは中国からも支援部隊がすぐに向かったと報道されていて、日本は??地震救援のスキルを最も持つ国では?と家族の中で話題になりました。

ハイチはいわゆる西欧圏の中の最貧国で、アジアでの津波のときのように’互いが炊き出しで助け合うような生活レベルに達してないですし、病院、政府機関、国連本部など皆倒壊して、国内での自立的救助システムは機能していません。

もうすぐ阪神大震災15年目の日がきます。
震災障害者の救済の問題等、日本でもたくさんやらなければならないことはありますが、私たちの100分の一の年収で子どもが50ドルで奴隷に売られていくハイチにおいて、1000円の救済金の価値ははかりしれません。

地震が起きてからすぐのニュースを見ていますと、NPO法人「ワールドビジョン」の動きがとても素晴らしいので是非みなさまに支援募金をして頂けたらと思い、ご紹介させていただきます。(支援金は寄付金削除の対象になります)
私も2人のフォスターチャイルドをここのNPOを通じて継続支援していますが、ここの現実に即した無駄の少ない活動姿勢や、あくまでも現地の人々の自立を支援する方針とそのシステムに常々感動しています。

ワールドヴィジョンジャパン ハイチ救援募金のサイト
http://www.worldvision.jp/news/news_0415.html

小さな募金でも大きな支援に広がる事を!!

ハイチ地震の募金

一日一日・・・

2010年01月14日 | 家族の日常
このところ毎日のように胸が苦しくなって起きてしまう。寒さと喘息のせいもあるけど、アルゼンチンへ旅立つ息子の事ばかり気になって・・・。親ばかの極みですw。

防寒具を調べたり、クレジットカードを作ったり、ホストファミリーに持って行くお土産を買ったり、と雑用が山積みだが、準備がすすめばすすむほど胸が一杯になってしまう。たった1年なのに。あああああ。

そんな私の気持ちなんぞ全く知らず、暢気な息子はようやくスペイン語に力を入れだした。学校の英語以外の授業中は全てスペイン語の勉強をしているらしい。家へ戻ってからはサックスの練習をがんがんやって・・・。こんなに充実した生活をわずかでもおくれているのは留学のおかげ。たるみそうな1年間を海外で過ごせるのだから彼にとってこんなに幸せな事はないだろう。

私も見習ってびしっと充実した一日一日を過ごしていかなくちゃ・・・この歳になると1年ってあっという間なんだけどなあ。


自然体へ・・・

2010年01月11日 | ライブとミュージシャンたち
東京もこんなに空が広いんだなと感じる青空が美しい日曜日。昼のサムタイムは相変わらず満席で久しぶりの緊張感。喘息がひどくて2,3日睡眠が十分とれなかったので少々弱気モードの私・・・。なんだか嫌な予感。

大学時代に一緒に習っていた友達や大学時代にバンドを組んで、その後がまに永田利樹を紹介してくれたベーシストのA君etc...とっても懐かしい友人たちが30年ぶり(!)に来てくれて本当にびっくりでした。

ああ、それなのに予感は的中。1セット目は全員ボロボロ。一つの不安は全員に伝染する。リハーサルが十分にできなかったのにも関わらず攻撃的にでたのが仇となり、めずらしく冷や汗が・・・。

息子には「どうしたの?リードが薄いんじゃない?」とダメだしを受ける始末。「うんにゃ、2セット目はがんばるぞお!」と気合いを入れ直し、得意なナンバーでなんとか乗り切った。

最後まで聴いて下さったお客様たちはみんな暖かい拍手を下さって「素晴らしかったです。涙が出ました。」なんて嬉しい言葉をかけてくれる。CDも売れた。こちらこそ、最後までつきあって下さってありがとう、という感謝の気持ちでいっぱい。

「やはりライブは最後まで聴かないとだめだよね。」と1セット目で帰ってしまった友人に対し申し訳なさそうにつぶやく息子。誰よりも厳しい意見を述べるのだが、的を得ているので反論できない。とほほ。

「コンスタントに完璧な演奏ができる訳ではないのがライブ。その日、その中で精一杯もがきながら演奏する事が音楽家の使命なのだよ。」と身を以て伝えられた・・・のか?

今年も1年無事健康に演奏活動ができるように、とただただ祈るばかり。歳と共にだんだんと自然体へ。この歳になると、気合いだけじゃ・・・だめなのね。