minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

そうめんとケーキが・・・?

2006年07月31日 | 家族の日常
 この涼しさは一体どうなっているの?夏に突入したんじゃなかったっけ。大好きな野外プールにも行く気にならず・・・。こういう日は作曲したり、音楽を聴いたり読書をしたり・・・。我が家の猫たちも、気持ち良さげに寝そべっている。ときどき私の膝に乗っかってくるけど、ぜんぜん暑くないから苦にならない。こんな日でも私は普段から真夏の格好をしているから、風邪ひかないように気をつけねば。(我が家は3階で、屋上の照り返しがあって普通以上に暑い。)

 毎日のお弁当作りもようやく慣れて来た。息子とどんなにけんかしても、朝起きて弁当だけは作ってやる。なんて偉いんだろう私って・・・(当たり前か?)。

 昨日、遼介の同級生のお母さん、Kちゃんにスーパーでばったり。「毎日お弁当,大変ですよね~。」と声かけたら「ううん、うちは最近毎日そーめんだから楽よ~。」「へ?・・・朝ご飯とかじゃなくて、お弁当にそーめん?」「そう、この暑さじゃ、食欲出ないでしょう?」「はあ・・・・。」

 そういえば、Kちゃんの家の朝ご飯はケーキとかおまんじゅうのときもある、と言ってたな。お母さんが甘党だと平気で子供の朝食になってしまうのだ。そういえば私の子供の頃もケーキが朝ご飯、って事があった。母は別に甘党ではなく、単に面倒くさかっただけなのだろうが。

 最近は主婦が楽なように、楽なようになっている。私も冷凍の「おそうざいシリーズ」を買って来たが、なんと便利な事よ。でもうちの息子にそーめんなんぞ作ろうもんなら「そんなのは弁当じゃない!」って怒られちゃいますが。いろんな家庭があるんだなあ。いやはや、勉強になりましたw。

 明日の遼介のお弁当は晩ご飯の残り「激辛麻婆豆腐」と「青椒肉絲」だ!ニンニク臭いって言われるかな(苦笑)。という訳でこれから飲みに行ってきま~す。by 不良母 
 
 

 

 
 

高崎へ

2006年07月29日 | ライブとミュージシャンたち
  うちにThink Tankの仲間が遊びにきたとき「俺たちの音楽を着メロにすれば?」って冗談で遼介に言ってたが「だめだよ、そんなどろどろした音楽は。だいたいKボンたちのは100年さき行き過ぎちゃってんだよ~。」って言っていた息子の最近のお気に入り着メロは「福山雅治」らしい。(ま、腰パンで『ヨーヨー』とか言っている中学生も怖いけど。)TVの主題歌とかCMの力は強力だなあ。

 さて、高崎のイベントにそのドロドロThink Tank(?)と出演するので、これから夕飯食べて出かけます。またまた深夜仕事なので体とお肌に非常に悪いのですが、仕方ありません。あ、8/17の西麻布YELLOWでのイベントが9/21に変更になりました。(業務連絡)

 しかし、クラブイベントってどうして深夜なの?若者達がなんであんなに深夜うじゃうじゃいるんだろ?おばさんにはよく理解できないのだけど、あの子たちは昼間はいったいどうしているのかしらん。遼介が言ってたように、Think Tankの音楽はノリノリで踊れるHipHopとは全く違うので、観客はどろ~んと揺れているだけ(苦笑)。でもあれはあれで結構気持ちいいのかも知れません。不思議な世界を旅してる感じなのかしら。「B,B,B,L,L,A,C,K・・・♪」


 話は変るけど、9月に韓国の釜山で行われるフェスティバルに招聘される事になった。アフリカンミンガをご要望なので、テテとコスマスに頑張ってもらうしかないようだ。アブドゥはツアーが入っていてだめそう。ベースの運搬が大変で、ドイツとかNYに行った頃は棺桶程のハードケースに入れて移動したけど、今回もそれが悩みの種。

 韓国には何度も行ってるけど、釜山に行くのは初めて。ましてやMINGAで行けるなんてとっても嬉しい。本場で「カナビスの輪」を演奏できるんだもん。でも韓国の人は気がつくだろうか・・・ちょっと不安。昔、初めて行ったときはキム(金大煥per)さんに「日本の歌を演奏してはいけないよ。」と言われたのだが、今はだいぶ事情が変わった。それでも音楽文化は日本より30年くらい遅れているようだ。あちらの素晴らしいアーティストたちともどんどん交流を深めていきたいな。

minga meets カルメン・マキ第2弾!

2006年07月28日 | ライブとミュージシャンたち
 African Mingaのライブの熱もさめやらぬまま、昨日はカルメンマキさんとの第2弾<Live at URGA>。

新宿職安通りにある「URGA」は6年程まえに私たちの飲み友達でもあったS氏がデザイン会社をやめて、念願のライブハウスとして始めた店。S氏は大のジャズ好き、でもジャズのお店をやる訳にはいかず(まず、儲からないからね)仕方なく、ロックの店にしたようだ。でも店のスケジュールで空いている日があると、渋さ知らズとか、三上寛さんとか、mingaとかをブッキングしている面白くて素敵なおじさん。

 それにしても、今日はマキさんのファンが大勢来て下さった。このお店がこんなに一杯になっているのを私は初めて見ました。さすが、マキさん、新宿にディープなファンが集結といった感じ。

 コスマスのトラップドラムも深~いリバーブが入って気持ちのよいサウンドでした。ウッドベースの音はどうしてもロックの小屋なので、ぶんぶんしてましたけどあまりロックの小屋に来た事のなさそうなお客様たちも満足そうに聴いてらしたので、音も良かったみたい。小畑師匠はコーラスまで飛び出し、マスカレードではジョージ・ベンソンかと思った(笑)。ギターソロの上で落語が飛び出す日も近い?!

 マキさんと演奏するのは2度目になりますが、やはり存在感も声の迫力も半端ではありません。ギターの鬼怒無月やピアノの板橋文夫さんたちと一緒に演奏しているだけあって、どんなリズムにもふわっとのっかってきて、しっかり歌ってしまう。もっともっと一緒にやる機会が増えれば増えるほど、自由自在に私たちの中に入ってくるだろうな。格好いい!新曲「てっぺん」もとっても素敵な歌詞だった。「もっと強く、私の中に入ってきてよ~♪」深い深~いラブソング。

 まだまだminga&マキの世界は進化しそう・・・また来月も赤煉瓦倉庫と野毛ドルフィーが楽しみです。

 

 

タイのトラウマ?

2006年07月26日 | うまいもん関係
 今日は夏本番の暑さでしたね。朝から「梅雨も早く明けないかしら。」と窓の外を見ていると遼介は「俺は暑いのが大嫌いだから、梅雨がこのままずーっと続いた方がいいね。」とぶつぶつ言いながら学校へ出かけて行った。そう、何故か息子は夏嫌い。冬の寒さはどんなに厳しくても嬉しいようだ。

 私も利樹も泳ぐのが好きなので今日は絶好のプール日和とばかり、小豆沢の屋外プールに行って来ました。昨年夏もこのブログで紹介したかもしれませんが、知る人ぞ知る、50mの気持ちのよいプール。いつ行ってもガラガラ。流石に今日は混んでるかな・・・と思って行きましたが、やっぱり全部で20人くらいかな。のんびりクロールで『ちょっとこのところ、太り気味?』と言われてしまった体型を元に戻す為頑張って泳いできました。

 夕方は久しぶりに親子3人でタイ料理屋へ。外食嫌いの息子がめずらしく「タイ料理って食べた事ないから、一度行こうよ。」「いいねいいね。」と計画してからずっと寒くて雨ばかりだったので、今日は絶好のタイ料理日和。

 池袋北口の路地裏に「Pirabkao/ピラブカウ」というお店があります。ここは結構タイ料理好きな人の間で有名なお店。トムヤムクン、チャーハン、パパイヤサラダなどを食べて最後にお薦めの「タイ屋台風ラーメン」で締める。このラーメン、なんと¥500。これは絶対お薦めです。ほかのものはだいたい800~1200円とお高めですけど。

 辛いもの好きの遼介も「ひ~、このサラダ、辛いね。母ちゃんの作る辛さとは比べ物にならないな。」と言いながらも嬉しそうにほおばってました。隣で利樹ひとり、だらだらと汗まみれ・・・(笑)。

 「でも、本当は3歳のときにタイで辛いグリーンカレーとか平気で食べてたよ。」「そんなの、覚えちゃいないよ。覚えているのは、赤と青と黄色の3色アイスキャンディだけだな。」とほほ。せっかくタイにまで行ってアイスの思い出だけ?

 あ、もしかして<夏嫌い>になったのも、あの頃無理矢理連れて行ったタイのせいだったのか・・・?!

Viva African Night!

2006年07月25日 | ライブとミュージシャンたち
 アブドゥがミンガに復帰。セネガルから帰ってきてくれてよかったです。いやあ、今日も本当に楽しかったァ。テテも来る予定だったんですが、何故か現れず・・・(苦笑)。でもアブドゥ&コスマスで十分アフリカンナイトしてましたね。アブドゥの友人のママドゥ・ローのジャンベもすごかったし。次回の8月吉祥寺ChaChaHouseではママドゥ、アブドゥ、テテの3percussion対決が聴きものです。しかもその日は豪華なゲストダンサー陣多数!う~ん、今から待ち遠しい。(テテ、来てね~!)

 今日は北原雅彦tbも絶好調でした。スカパラのツアーの途中だったようですけど、ようやくミンガにも慣れてきたって感じですね。嬉しい限り。小畑師匠は楽屋でぎりぎりまで「道具屋」を披露、利樹がまたそれに対抗して「大工調べ」・・・。何やってんのかなあ。でも<2人会>をやろうよ、って利樹と師匠も意気投合?しながら、ステージへあがるなり、いきなり師匠ったら圧巻ソロ。手がつけられません。あ~mingaって本当に楽しい。鬱陶しい夏をぶっとばす、気持ちのいいライブでした。来て下さった皆様、本当にありがとう!!!!!!!

魅惑のラプソディ

2006年07月23日 | ライブとミュージシャンたち
 昨日は山下洋輔氏のコンサートにご招待されたのでオーチャードホールに行きました。池田あっちゃん、川嶋君、竹野君、みんな頑張ってたなあ。エリック宮城tpのいきなり初っぱなハイノートソロに女子高生たちがキャアキャア言ってたけど、あれはブラバン少女たちか?

 圧巻はなんといっても、ラストの「ラプソディ イン ブルー」。ピアニスト冥利につきる、とステージでも山下さんがおっしゃってましたが、本当にジャズのホーンセクションに囲まれて、思い切りソロをとる山下さんを見ていたら、ガーシュインもこの為にこの曲を書いたんじゃないかな、って思えてきてしまった。感動です。Tbに女性が2人いたのでぜひソロを聴きたかったなあ。

 コンサート会場や帰りの電車の中で「226は毎年行ってます!今日もぜひ一緒に演奏して欲しかったですね。」ってファンの方に何人か声かけられましたが、あんな凄いアレンジで私なんぞ出る幕ございません(汗)。

 帰り道で悠雅彦氏ともばったり。「いやあ、先日の藤井オケは面白かったですよ。」悠さんたら私たちより曲名を把握してらっしゃるのでびっくりでした(笑)。

 フェローンともハグハグしたかったけど、終了後に楽屋に行く時間もなく、そのまま今度は茗荷谷のタンゴパーティに参加。来月吉祥寺ChaCha House アフリカンナイトで踊りに来てくれるアルゼンチンのマエストロと軽い打ち合わせ。生まれて初めて、タンゴを踊らされてしまった(汗)。しかも裸足で!あ~、恥ずかしい。でも踊りっていいなあ。私もダンスシューズ買おうかな・・・?

なんてこった!

2006年07月21日 | 家族の日常
 お買い物して、自転車の前カゴに袋をのっけ帰り道、図書館に本を借りる為に立ち寄った。荷物は重いので駐輪場に自転車をとめてそのままカゴから財布だけを持って図書館へ。ほんの5分のことだったけど、本を抱えてもどると図書館の入り口に立っていたおじさんが声をかけた。「さっき、カラスがそのカゴからなんかくわえて飛んでいったよ~。」え~?よく見るとあ、さっき買った特大シュークリームが一個まるごと無くなってる!なんてこった。盗まれたことより、袋の中身をどうやってわかったのか、ほかのものをとらずに、とっておきのお菓子だけをよく見つけて盗って行ったもんだなあ。「カラスってものすごく頭がいいね~。」帰ってさっそく感心したことを報告。「盗られる母ちゃんがバカなんだよ。不用心な。」カラスより頭が悪いのカァ・・・(汗)。

 不用心だ、とみんなに怒られてしまったけど、自転車のかごに財布を置き忘れたことが何回あったか・・・。たいていは家の前に置いてあるからいろんな人が「かごにこんなものが・・・」と言って届けてくれたり、置きっぱなしに自分で気づいて取りに行くのだけど、一度は盗まれた。ま、当然の神様の厳しい制裁です。本当に何度やっても学習できないでいる。とほほ。

 画像は最近はまっているmixiのコミュ「猫の口元愛好会」に送るために撮ったもの。癒されるコミュだわ~。あ、猫の口元の名称をマズルというそうです。林さんの奥さんの名前だ・・・。

今日から夏休み

2006年07月21日 | 家族の日常
  やった~、寝坊ができるぞ。と思いきや、これから毎日弁当持って吹奏楽の部活動があるんだと。がっくり。お金渡してコンビニで適当にやってほしいのだが、中学校からの厳しいお達し(買いに行くのは禁止)がでているので、そういう訳にはいかない。『●●君のお弁当の肉団子がおいしかった。○○くんのからあげももらった。明日は俺も肉団子!』と言われたので、昨日(深夜)いそいそと作って下準備するはめに・・・しかし、人の弁当のおかずまでもらうな、息子よ。

 「お弁当作ってお昼に届けてあげるよ。」
 「だめだよ、どうぜブラバンの練習を覗きたいんだろ。」
 「ふふふ(え~、なんでわかるの?)。」
 「絶対だめだかんな。」
 「なんで~?いいじゃ~ん。」
 「今は個人練習だから来てもしょうがないよ。絶対、余計な事言いそうだし・・・母ちゃんが来たらうくんだよ。」
 「(浮くってなんだよ?)でも、そろそろ合奏練習に入るんじゃない?静かにしてるからさ~。」
 「んな訳ない。先生から『何か感想は?』とかって聞かれたらべらべらしゃべるに決まってる。」
 「・・・・(汗)。」

 8/8のコンクールに向けてこれから猛練習。一度はこっそり見に行ってやろうと企んでいる私・・・。


信じていいの?

2006年07月18日 | 家族の日常
 やはりどんな所でどんな人と仕事をしても、音楽が大好き、って人に出会うとほっとする。一緒に演奏する人だって「お仕事」って感じで演奏する音楽家とはあまりご一緒したくない。そういう人に限って、終わってからぐだぐだと愚痴をこぼしたり、女にもてる事ばかり考えている人が多いような気がする。(あんまり周りにいないけど)。

 演奏終わって一緒に飲んでも、やはり音楽の話で目をキラキラさせているミュージシャン達との会話は本当に楽しい。mingaのツアーの最終日に焼肉屋さんで打ち上げたとき、大学時代の利樹の友人も一緒に来て飲んだのだがそのとき彼は「いいね。いいね。さっちゃんたちのバンドの打ち上げは。次から次へと音楽の話で盛上がって楽しいなあ。この前、○○バンドの打ち上げに参加したんだけど、音楽の話なんかぜんぜんでなくってつまんなかった・・・。」

 音楽を仕事にしてしまっているけど、本当に音楽が大好きでどっぷり浸かっていたいから音楽を続ける事を当たり前のように選んでしまった人たち。こういう音楽家たちとず~っと一緒にいられるだけで幸せです。ま、音楽馬鹿とも言うけど(苦笑)。

 先日のサムタイムに例のあてにげの人が来た。車の修理代を5:1の割合で支払ってくれる、という事になり安心していたのだが、そのご本人が『現金がないので、分割に・・・』って事になり、結局とりあえず家がキャッシュを立て替える事になったのだ。その為に彼は毎月ちょっとずつ利樹に返済していく、という形になってしまった。車屋さんには迷惑かけられないし、大変だけどないところからお金は出て来ない。その人を信じるしかないのだ(泣)。

 ひとつだけ良かった事はサムタイムに来たのは初めてだった彼が演奏後に「いやあ、ジャズってたいてい退屈しちゃうんですが、今日みたいな演奏は楽しいですね。とても面白かったです。また来ますよ。」ギターも弾くらしく、やたらに感激していたらしい事。これから借金返済の為に毎月サムタイムに来るのかどうか・・・?
 
 でもまさか、サムタイムの後あてにげされた犯人がサムタイムに演奏を聴きに来てくれるようになるなんて、おかしな出会いだ。和気あいあいと話す利樹と相手を横目でちらっと見ながら、私は帰る時に軽く会釈するだけで、さすがに挨拶はしなかった。だってなんて言っていいかわからないもん。「お世話になってます。」もへんだし「このやろ~、」とも言えないし(苦笑)。ただただ<音楽の好きな人に悪い人はいない>と信じたい今日この頃。

八丈島

2006年07月16日 | 
 今回は八丈島へ行ってきました。お天気にも恵まれ、島を散策。汗だらけになってスーパーに立ち寄るとくさやとか八丈島特産の焼酎とかが並んでいて思わず3本もお土産に買ってしまった!

 アトピー体質なもんで、海に入るとたいてい足だけでピリピリと痛くなり泳ぐ事ができないのですが、沖縄の海だけは痛くないのです。不思議だなあ、と思っていたら、八丈島の海もものすごく綺麗で足をまず入れてみてびっくり。ぜんぜん痛くない。そんでもって水着姿になって夢中で泳いでしまった。何年振りでしょう?沖縄で6、7年前に泳いで以来だわ。八丈島はお薦め!

 船の仕事もこれで終了。やはりダンスバンドって大変だ。毎日やって2ヶ月も他のメンバーは演奏していたので頭が下がります。やはり尋常な人では勤まらない気がする。キャバレーのハコバンよりきついよ~(ってあまりよくは知りませんが)。毎日一緒にいるんだもの、様々な人間模様が観られるようです。私なんてちょこっと行って吹くだけなのでとっても楽でしたけど。

 さあ、またライブで思いっきり演奏できるぞ!やっぱりライブが一番だね。