minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

今年もあとわずか。

2019年12月27日 | 家族の日常
あっという間の一年でしたが、みなさまお元気ですか?

私たちは結婚30周年ということで沖縄旅行もできたし、たくさんの素敵な方達と出会えて幸せな1年だったと思います。

ここ数日は忘年会やミニライブなどが連日続いて、大掃除もろくにできずにバタバタしていますが、風邪だけはひかないよう気をつけて、適度に飲んでいます・・・苦笑。

それにしても母と父の衰えに気がついたのが今年の1月。それまで何にも心配していなかった自分が甘かった・・・。

そこからいきなり介護のことを知り、ケアマネさんに来ていただくことになり、いろいろなことでお世話になっています。介護制度、本当にありがたいですね。

父が週に一度デイサービスでお世話になっている養護老人ホームでお礼をかねて「ミニクリスマスライブ」をトシキと2人で行いました。
おじいちゃん、おばあちゃんがとっても喜んでくださったのがなにより。父も嬉しそうでした。

もう2ヶ月以上入院している母はおかげさまですっかり元気になり、病院でも一人でトイレに行けるようになりました。

ただ背骨のレントゲンを見る限り、あまり回復してはいないようで、コルセットのはずせない状態が続いています。

さらに認知症は少しづつ進んでいるようなので、父が一人で面倒見ることは無理。介護認定が発表になる1月中旬まで病院に預かっていただくことになりました。今の病院はとても良いので転院させたくないな〜。

毎日のように「いつ退院できるの?こんなに元気なのに。」と寂しそうでかわいそうになりますが、我が家で面倒見てあげることは不可能なので本当に介護のお世話になるしかないのです。ごめんね・・・。

クリスマスイヴには病院にRIOを連れて、ケーキ(本当は糖尿もあるので甘いものはダメなのですが)を持って行き、(母はリオが来てくれるのがなにより嬉しいのです)、父には帽子のプレゼント。





そして、大晦日からお正月だけ我が家に母を連れて行く外泊許可をいただきました。父も一緒にお正月くらいはゆっくりさせてあげたいです。

本当にたいした親孝行なんてできないけれど、今やれる精一杯のことをするしかありません。

そんななか、昨日は夜中に「ペコロスの母に会いに行く」という日本映画を観てしまいました。

赤木春恵さんが扮する認知症の母を見るのがとても切なくてつらかったのですが、笑いもある良い映画だったので最後までなんとか涙をこらえながら観ることができました。



来年もみんなが元気でいれますように・・・・。

みなさまもどうぞ良いお年をお迎えください。

今年もあとわずか。

2019年12月27日 | 家族の日常
あっという間の一年でしたが、みなさまお元気ですか?

私たちは結婚30周年ということで沖縄旅行もできたし、たくさんの素敵な方達と出会えて幸せな1年だったと思います。

ここ数日は忘年会やミニライブなどが連日続いて、大掃除もろくにできずにバタバタしていますが、風邪だけはひかないよう気をつけて、適度に飲んでいます・・・苦笑。

それにしても母と父の衰えに気がついたのが今年の1月。それまで何にも心配していなかった自分が甘かった・・・。

そこからいきなり介護のことを知り、ケアマネさんに来ていただくことになり、いろいろなことでお世話になっています。介護制度、本当にありがたいですね。

父が週に一度デイサービスでお世話になっている養護老人ホームでお礼をかねて「ミニクリスマスライブ」をトシキと2人で行いました。
おじいちゃん、おばあちゃんがとっても喜んでくださったのがなにより。父も嬉しそうでした。

もう2ヶ月以上入院している母はおかげさまですっかり元気になり、病院でも一人でトイレに行けるようになりました。

ただ背骨のレントゲンを見る限り、あまり回復してはいないようで、コルセットのはずせない状態が続いています。

さらに認知症は少しづつ進んでいるようなので、父が一人で面倒見ることは無理。介護認定が発表になる1月中旬まで病院に預かっていただくことになりました。今の病院はとても良いので転院させたくないな〜。

毎日のように「いつ退院できるの?こんなに元気なのに。」と寂しそうでかわいそうになりますが、我が家で面倒見てあげることは不可能なので本当に介護のお世話になるしかないのです。ごめんね・・・。

クリスマスイヴには病院にRIOを連れて、ケーキ(本当は糖尿もあるので甘いものはダメなのですが)を持って行き、(母はリオが来てくれるのがなにより嬉しいのです)、父には帽子のプレゼント。





そして、大晦日からお正月だけ我が家に母を連れて行く外泊許可をいただきました。父も一緒にお正月くらいはゆっくりさせてあげたいです。

本当にたいした親孝行なんてできないけれど、今やれる精一杯のことをするしかありません。

そんななか、昨日は夜中に「ペコロスの母に会いに行く」という日本映画を観てしまいました。

赤木春恵さんが扮する認知症の母を見るのがとても切なくてつらかったのですが、笑いもある良い映画だったので最後までなんとか涙をこらえながら観ることができました。



来年もみんなが元気でいれますように・・・・。

みなさまもどうぞ良いお年をお迎えください。

My Favorite Thingsの真実。

2019年12月14日 | 音楽&CD
そうだ、京都へ行こう。

このキャッチコピーでJR東海のCMで流れている音楽。そう、紛れもない「My Favorite Things」(from サウンド・オブ・ミュージック)です。

何を隠そう、ブラバン少女だった中学時代、この曲をコルトレーンが演奏している青いLPを聴いたことでジャズに憧れ・・・のめり込んでいくのですが、この話はまたいつか。

とにかく、映画サウンド・オブ・ミュージックがきっかけで、コルトレーンもこの曲をとりあげたのだ・・・・と信じて疑っていませんでした。

ところが、これが違ったのです。

フリージャズの生き字引とも言える泉秀樹氏に昨日のライブの時に伺った話ですが、

あの映画よりも4年も前にすでにジョン・コルトレーンのバンドではこの曲を演奏していたそうな。

昔、ブロードウェイミュージカルで反戦物として上演されていた「サウンドオブミュージック」。当時の街には写譜屋が活躍していた時代。

ミュージカルで流行った音楽をその場で譜面を作った写譜屋がジャズクラブの楽屋を回って売り歩いたそうな。

コルトレーンはその写譜屋から譜面を見て(原曲を知らないまま)買ったらしい。
「なんだか面白いメロディをコルトレーンたちが演奏しているぞ」とまわりで評判になったそうな。

その4年後に映画が大ヒット・・・・。

ブラバン少女の運命を変えた、大切な曲となるのです。



この曲と出会わなかったら私は今頃何していたんだろうな・・・.。

写真提供:大谷英之氏

追記/「そうだ、京都へ行こう」のフレーズは当然のことながら、関東圏でしか知られていません。昔、京都のコンサートでこの曲をやって「My Favorite Thingsを聞くと、みんな京都へ行きたくなるのです。」と話をしたら会場が「・・・・???」になってこちらが驚いたことがありました。
京都では「そうだ東京へ行こう」というコピーでこの曲が流れているようです。京都の人たちはこの曲を聞くと東京へ行きたくなるのかな?