minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

226の奇跡

2019年02月27日 | ライブとミュージシャンたち
あ〜〜〜、幸せ〜〜〜。

昨年末にご自宅の階段から落ちて全身打撲、親指の付け根にヒビが入ったという状態から2月に復帰されたばかりの山下洋輔氏。昨年のお正月ライブでは腰椎狭窄症で、椅子からドラムに移動されていたという森山威男氏。そして私も指先がボロボロ状態。

洋輔氏、77歳、私、来年還暦。楽屋は病気の話ばかりにw。


もう、こうなってくると、毎日毎日のライブが予定通り全員出演できて演奏できるということは奇跡に近いことなんだ、と思うようになってきました(苦笑)。

ですから、今回の226も奇跡・・・・・。

奇跡に立ち会ってくださった皆様にも本当に感謝しております。

山下洋輔さんとの出会いは大学卒業後、新宿ピットイン朝の部に出演していた頃にさかのぼります。



山下洋輔パンジャオーケストラのツアーメンバーのトラ(交代要員)を探していた時、ピットインのマネジャーだったカイブツさんの推薦で私をよんでくださったのが最初だったかと。25か26歳のころ。若かった・・・。岡山(倉敷)や新潟の佐渡島などでパンジャオーケストラの一員として演奏させていただきました。もちろん、学生時代に「ピアニストを笑え」を読んでいた文学少女はあの、山下さんと?!!と天にも昇る思いだったことは間違いありません。それからは小さい編成のゲストで呼んでいただいたり、 ヨーロッパツアーでご一緒したり、NYへ行く時にPheeroanを紹介してくださって・・・・。本当にお世話になりました。

さらに34年前に226ライブを立ち上げる時にフライヤー用にコメントをお願いしたら、「いや〜、女は過激だ!」という名言をいただきました。ありがたいです。

その5回目の226(Live at 渋谷クアトロ)から洋輔さんに参加していただくようになりました。

たぶん、同じ時期に森山さんと演奏させていただく機会があって夢のような共演を何度か果たしました。大学時代に初めてピットインに聴きに行ったのが森山バンド。憧れの森山さんだ〜〜〜!!!




こんなお二人と私たち親子のトレスが共演するなんて、誰が想像できたでしょう。本当に本当に夢のよう。



昨日の演奏は細かく書くことはできませんが、この奇跡が起きた一夜。これを共有できた方ももちろん幸せだと思います。来られなかった方、申し訳ありません。一期一会。








素晴らしい写真をたくさんいただき、ありがとうございます。今回使用させていただいた写真は高下徹氏です。

本当に遠方からもお越しくださりありがとうございます。また来年に向けて精進いたしますので、よろしくお付き合いくださいませ。




さあ、明日は原田芳雄メモリアル@下北沢Garden。







ファンキーナイト@池袋バレルハウス

2019年02月14日 | ライブとミュージシャンたち
昨日は寒い中お越しくださったみなさま、本当にありがとうございました。

昨年末、「一度飲み会やりませんか?」という今津さんのお誘いからバレルハウスで合コン(W夫婦で)。そこでちょこっとサックスを持ち合ってセッション。楽しかったので「ここでライブやりましょう!」ということで実現しました。



なんと、渡辺貞夫さんのツアーの合間をぬって幸運にも空いていた竹村一哲Drくんが参加してくれたので、さらにさらにヒートアップ。




ファンキーでブルージー。強力な初顔合わせとなりました。今津さんの豪快でファンキーなテナーにお客様も圧倒されていたようで、「またこのセット、再演してください!」という声まで。楽しかった〜〜〜。

そして後でわかったことですが、今津さんのお誕生日が翌日(本日)14日だったそうです!おめでとうございます!!!


盛り上げてくださったお客様にも本当に感謝。
今年はこういう初顔合わせシリーズをバレルハウスでは継続していこうと思っております。

<バレルハウス今後の予定>

3/23(土)TReS(永田利樹bass RIO bs 早坂紗知) + 岡部洋一per

5/20(月)早坂紗知 永田利樹bass 守屋美由貴as 本田珠也dr

どうぞお楽しみに!!