minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

ヨット乗り/白石康次郎

2006年02月28日 | 映画、本、芝居関係
 我が家は今、226でいただいたお花でいっぱいだ。まだまだ226の余韻が収まらない中、プレゼントを下さった方々一人一人にお礼状を書きたかったのですが、誰から戴いたかわからないものも多く、この場をお借りしてお礼をさせて頂きます。本当にありがとうございました。

 さて、プレゼントの一つに一冊の本がありました。これが白石康次郎の「7つの海を越えて」というタイトル。ああ、なんて懐かしい名前。コージローとはもう10年以上前に一緒にヨットで遊んだ(いや、彼は一生懸命働いていた?)仲なのだ。オケラ号の多田さんの話は別の場所(「NY物語」スターラップ新聞)で書かせていただいたが、その多田さんの弟子という形でずっと多田さんのお手伝いをしていた青年コージロー。多田さんがBOC世界一周単独ヨットレースに再度挑戦する事になって、みんなでニューポートまで見送りに行ったときも、ずーっと献身的に多田さんの片腕として働いていたコージロー君。いつも笑顔で愚痴ひとつこぼさず、多田さんの自由奔放な人柄に憧れ人生の師匠として仰いでいたのだ。その多田さんがレース半ばにしてオーストラリアで棄権する事になったときも私のところに「多田さんがレースを棄権する事になりました。」という連絡をオーストラリアから電話してくれたのもコージローだった。その後、突然の多田さんの訃報を他から聞く事になったのだがそれ以来コージローとも会う機会を失ってしまった・・・。

 何年かして「最年少単独世界一周」をやり遂げたというのを新聞で知り、TVの番組などでコージローが相変わらず元気そうに活躍をしているの知って喜んでいた。キラキラと光る大きな目に精悍な体つきであどけなさも残るコージローの姿を思い出しながら読み進んでいくと、私たちが多田さんと過ごしたあの素敵な日々の事も書かれていたのだ。ニューポートでみんなで楽しく過ごした日々。ニューポートジャズフェスティバルに出演を断られた多田さんは自分のヨットの上で私たちと演奏会を始め、ヨット仲間たちの観客が拍手喝采!「こっちが本当のニューポートジャズ祭ですね。」と言いながらブルーモンクを吹き出したあの演奏の数々を走馬灯のように思い出し、涙が溢れてとまらなくなってしまった。
 
 多田さんから戴いた幸せな瞬間はコージローや私たちの胸の中にいつまでもいつまでも刻み込まれているのだ。その思い出を大事にしながら確実に自分の力で歩み出しているコージロー君。「永田さん、紗知さん、俺に彼女ができたら2人でライブハウスに行きますから、そのときは「my one and only love」を演奏してくださいよ~。」この約束はまだ果たしていないけど、いつか顔出してほしいなあ。

 多田さんの書いた「オケラ5世優勝す」という本がもとで私もコージローも多田さんと出会い冒険が始まった。コージロー君の本を下さった友人がぜひ「オケラ~」を読みたいと本屋で探したところ、すでに絶版になっていて販売していないそうだ。古本でもいいので貸してもらえないでしょうか、と言われたのだが我が家でもちょっと今見当たらない。どなたかお持ちの方で貸してあげられる方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。

満員御礼226

2006年02月27日 | ライブとミュージシャンたち
 20周年のライブは200人以上のお客様で大盛況。雨の中、足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。中学時代の友人たち、高校時代の友人たち、みんなみんな懐かしい仲間に来て頂いてこんなに嬉しい誕生日はありません!幸せ!バディが立ち見で埋め尽くされたというのも久しぶりの光景だ。(普段のライブもこうだと嬉しいのですけど・・・)

 山下洋輔さんが参加して下さったのは5回目(渋谷クアトロ)からですが、初めて226を立ち上げた時も「女はすごい!~~~」というメッセージを送ってくださいました。以来14回もおつきあい下さっています。山下さんが人の曲を人のしきりで演奏される事はめったにありませんが、226だけは特別にニコニコと私にしきらせてくれています。山下さんの度量を感じる日でもあります!同じ226生まれというだけで私のわがままを聞いて頂いて「大御所の山下さんを好き勝手に使うな!」と山下ファンから顰蹙をかっているかも知れませんが、そこは女のなせる業?許してね~。今回の山下さんの新曲「grooving parade」は凄~く楽しい曲でした。後世に残る名曲になるような気がします。

 そして原田芳雄さんは226に2回目の登場。10周年のときに来て頂き、原田さんが登場して歌おうと思っているときにギター鬼怒無月のアンプが壊れアンプを取り替える間中、サックスでえんえんとイントロを吹き続けけ、原田さんも歌に入れない、というつら~い思い出がありましたけど(苦笑)。ミュージシャンとしても俳優としても原田さんの存在感は凄いです。一声出したときの説得力にただただびっくり。ジャズ歌手を目指していただけあって、何が起きても動じないでそれを面白がるという点がやはりジャズの人なんだなあ、ってつくづく思いました!「閏年2/29生まれの俺の誕生日はあと2回しかないけど・・」なんておっしゃってましたが、なんのなんの、あと10回は閏年を迎えてくださいね。

 という訳でまた一つ歳をとってしまったのですが、更年期と戦いながら、もう少し力の抜けたマリアーノのような音をめざしてサックスを吹き、変化し続けていきたいと思う所存です。私のサックスは進歩がない、って友人に言われてますが自分としては精一杯進化しようと努力してるんだよ~(怒)。人間だからなかなか変れないのも事実ですけど。こんな私ですがこれからもおつきあいの程宜しくお願いしま~す。

 
 

 

 

 

理想の音

2006年02月25日 | 音楽&CD
 レッスンが終わってTVをつけるとBSで「渡辺貞夫meetsチャーリー・マリアーノ」という番組をやっていた。C.マリアーノの音があったかくて、一音一音に説得力があり、私も歳とったらこんな音を出してみたい、そんな素晴らしい音だった。アルトだけどスタン・ゲッツの音みたいな深い低音の魅力。これこそ私の理想とするアルトの音かも・・・?

 昔からテナーが好きだったのでアルトを吹いていても「あれ?テナーかと思った!」とよく言われていた(苦笑)。アルトサックスの持つきんきんギラギラした音が私はあまり好きではないのだ。レコード(古い!)もいつもテナー奏者のものばかり聴いていた。でもテナーを鳴らすに自信も体力もないので仕方なくアルトサックスを吹いていた、って感じ。昨日のマリアーノの演奏で自分の好きなアルトの音というのが見えた気がした。それにしても、生き様がそのまま音になっている、ジャズってはやり凄いなあ、ってつくづく感じるマリアーノの音だった。82歳のマリアーノと72歳の貞夫さんにばんざあい!

分娩室のBGM

2006年02月23日 | 家族の日常
 近所の商店街で買い物したらパン屋のおじさんに「あんた音楽頑張ってるんでしょ?」「あ、はい。」「プロでやっていけばいいのに。」「あ、一応プロなんです・・・」「あれ、そうなの?お金稼いでるんだ?」「まあ、それで今は生活してます・・・・」「じゃあ、早くテレビにでないとねえ。」「ははは・・・は・・」あ~、テレビに出てないと世間一般ではプロと認めてもらえないようだ。とほほ。

 今日、息子の小学校で「6年生を送る会」というのが催された。1年から5年までが6年といろいろなアトラクションをして最後に6年生がお礼の演奏を披露する場面があった。遼介がティンパニを叩くというので、PTA記録係としてビデオを持参。私のだ~い好きな「ジュピター」を演奏する、というのでちょっと期待して朝から頑張って行きました。ところが・・・司会の子が「これから平原綾香の『ジュピター』を演奏します。」ええっ?違うよ~、平原綾香がテレビで歌って有名になったかも知れないけど、ホルストの名作「惑星』の中の『木星』なんだよ~。思わず声を出しそうになった。

 「木星/ジュピター」はブラバン時代にコンクールで優勝した玉川大学付属高校の生演奏を聴いて以来、憧れ続けた曲。小学生の頃、テレビで日曜洋画劇場のラストに流れていた事も影響しているのかも知れないが、ブラバンでぜひこの曲を演奏したい!と思い続けていた曲だった。(その後入った高校のブラバンでは大作ができるようなバンドではなかったため、結局夢は叶わなかったけど。)

 もうひとつ告白するなら、私は遼介出産の際、個人病院だったので分娩室に好きなCDを何枚か持ち込んだ。どんな順番でかけるかは利樹に任せた。最初にかけてくれたのはスタンゲッツのラストアルバム(ケニー・バロンとのduo)、次にかかったのが・・・なんと「惑星」の中の1曲目「火星」だったから大変。ドオ~~~ンと地響き、そうスターウォーズのダースベーダーが出てくるようなオドロオドロしい曲。陣痛にうなされながら「それじゃな~い、木星にして~!」と絶叫してかけ直してもらった。結局、3枚目にかけたオーネット・コールマン「Mother of the veil」で遼介は出て来た訳ですが(苦笑)、それくらい「木星」が好きなんです、私。みなさんも分娩室のBGMに持って行くときは「木星」だけをかけるように、くれぐれも「火星」はかけないように!
ホルスト「木星」

これからの時代 ~テレビ観戦~

2006年02月21日 | 家族の日常
 カーリングの日本女子が大健闘だった。カーリングって得点方法とかがよくわからないので今イチ面白くないと思っていたのだが、今回は食い入るように見てしまった。諸外国はおばさん選手が多い中、可憐で可愛らしい女の子たちが頑張っているというところも日本で人気がでた要因だと思うけど、ルールも奥が深いのでびっくり。思わずインターネットで調べてしまった。私にもできそうかな、やってみた~い、特にあのスキップという役。掃除苦手な私としてはほうきで履く役はあんましやりたくないけど。これから日本もカーリングの時代が来るかも知れない?と思っていたらもうカーリングの映画が公開されるんですね。早いなあこういうところ、日本は。

 カーリングも終わってテレビのチャンネルをちょっと変えたら「懐かしのフォークソング」という番組。おお、リリィさんも出ている。あ、長谷川きよしさんだ。はしだのりひこって今はどうしてるんでしょう?!懐かしい顔が勢揃い。ちょうど私たちより10歳上の団塊の世代がきっと今一番力を持っているんだろう。彼らをターゲットにした方がこれから少子化の時代、人口的にも商売になっていくのかも知れない。きっとこういう懐かし系の番組もどんどんこれから増えるんだろうな。ジャズはどうかしら。でも懐かしのジャズ、ってつまんないよなあ。やっぱりジャズは常に新しく変化し続けていくものだし・・・。ちょっとめずらしく難しい事考えたら・・・ああ、だめ頭痛くなって来た。「きらきらアフロ」でも観て寝ようっと。

 
 

 

 

(続)もうすぐ卒業

2006年02月20日 | 家族の日常
 10年も習っていたピアノをやめて1年になる。全く音楽に興味を示さない態度だった遼介だが、最近になって突然「父ちゃん、ギターの弾き方教えてよ。」息子の最近のお気に入りは「def tech」。イントロの部分のギターを弾きたいらしい。お父さんは大喜びでコピーし、さらにイソイソとピックを買いに楽器屋へ向かった。『まずは形から』親子だなあ。遼介もドラゴンの絵の書いてあるピックとかを買ってもらってすっかり喜んでいる。

 私もギターを中学生の頃おねだりして買ってもらった事を思い出した。でも何にもわからない両親が買ってくれたギターはクラシックギターだった。どうやってもFとBbが押さえられない。私は「神田川」をアルペジオで弾けるようになっただけで満足して終わってしまった。ギターを弾く姿は「リリィみたい!」って言われましたが・・・。

 そのリリィさんだけど、「amazing grace」がとってもいいので御願いしたら、それの入った最新CDを送って下さった。嬉し~!涙を誘ったその歌詞はなぎら健壱の作詞だと聞いたのだが、クレジットを見たら柳楽健一って書いてあった。やはりシリアスバージョンは本名を使うのだろうか?

 その頃やはりカルメン・マキさんの「時には母のない子のように」も流行っていた。最近のマキさんは鬼怒無月gや渋谷毅pさんなどジャズの世界で歌っているようだが、私も今年のブルースナイトが縁で親しくなって4月にMINGA featuring カルメン・マキというライブを吉祥寺のCHA CHA HOUSE/チャチャハウスでやることになった。今からとっても楽しみだ。

真夜中のセッション

2006年02月18日 | 家族の日常
 あ~、遂に買ってしまった。タイトなオレンジ色のミニスカート。何を血迷ったか、と言われそうだけど・・・。清水の舞台から飛び降りるつもりで大枚をはたいて購入してしまったのだ。半分後悔しつつ・・・ま、いいか。2週間迷ったんだもの。「どう、このミニスカート?」「う~ん、俺にはよくわかんない。」それってひどくない・・・・?しかし息子の中学の制服をオーダーしに行ったが高~い!と言っている自分が・・・このスカート一枚と制服一式がほぼ同じ値段だったのに・・・遼介には内緒にしておこう。ごめん、我が息子よ。

 ダラブッカ(トルコの打楽器)をたたく夢路君とThink Tankの直ちゃんが我が家に遊びにきた。もちろん、セッションして遊ぼうよ、って事で集まった夜。我が家の素晴らしいところはいつでも音が出せるお部屋がある事。レッスンも何時でもOKなので仕事帰りの若者達が習いに来れるのだ(小さいけど)。夢路君はダラブッカの他に、録音できるpower book まで持ってきてこのセッションをしっかりスタジオ録音風に仕上げていた。こんな感じでいつも力を抜いてサックス吹けるといいんだけどなあ。

 力が入った演奏?だけど、mingaのCDを久々に聴き直した。改めて聴くとやっぱりいい。手前味噌で申し訳ないけど、これってやっぱりただ者ではない緊張感と楽しさが伝わるアルバムだと思う。ミュージシャンが一丸となって音楽を創り上げた成果がこの一枚に詰まっている。ぜひ御一聴あれ(特にminga版/国内盤がお薦め!)。
 

ケミカル・アカガエル・アルコール

2006年02月15日 | 家族の日常
 冬期オリンピックが今ひとつ盛り上がらないのは東京がばかに暖かいからかな?今日近所の小学校に行ったが、池にアカガエルが卵を産んでいた。カエルたちも春が来たと勘違いしたのだろう。

 指の関節炎がどんどんひどくなる。指の先がどんどん変形して痛くてたまらない。友人に話していると「この年齢になると、いろんなところに障害がでてくるのよ。更年期の一種らしいから一度婦人科のある病院に行ってみたら?中年(?)女性の病気の原因の大半は婦人病からくるんだって。」確かにそう言われればここ2、3年で急にいろんな体の不調が気になり出した。女性医師による、更年期などを扱う病院は意外と少ないのもインターネットで調べてみて初めてわかった。関節炎だからといって整骨医院に行ってみても「年齢のせいですね。」とか言われてあっさり片付けられてしまうだけだったし。

 治るかどうかは別として、都立O病院に女性専門外来というのがあったのでさっそく予約を入れて朝一番に行ってみた。検査、検査、検査で4時間もかかってしまった。やはり病院って好きになれない。デパートのように綺麗で大きい病院だけど、こんなに検査ばかりやっていると自分がどこか悪いんじゃないか、って気にもなってくる。さらに問診で「夜、寝付きが悪いので、お酒を少しのんで寝てます。」と言うと女医さんは「そのためにお酒飲むんだったら、睡眠薬出してあげますからお酒は飲まないように。」って・・・でもケミカルなものより、2、3杯のお酒のほうが健康にいいんじゃないの???検査の結果は来月だって。逃げちゃおうかなあ。でも検査で一万円以上もとられたしなあ。ミュージシャンって健康管理は自分でやるしかないから大変だわ。

 全く関係ないけど、朝からの病院行きで鬱鬱しているときに、ボーカルの前田優子さんからこんなページを教わった。彼女は関西人なので、こういう笑えるネタをいくつか教えてくれるのです。笑いたい人はどうぞこちらをクリックしてみてください。

中村屋

迷曲?カナビスの輪

2006年02月14日 | ライブとミュージシャンたち
 226のリハーサルが行われた。山下さんの新曲(ディキシー調)がとってもチャーミング!今年の226も盛り沢山だが、久しぶりに「カナビスの輪」が復活する。今回はまたまた凄い事になりそうだ。カナビスの輪は韓国の変拍子<5,5,6,5,5,4,6>というリズム形態にメロディをつけたものだが、今回はその最終完成バージョン。この曲の構想ができてから10年以上たつのだが、こんなにまだまだ可能性を秘めている曲もめずらしい。ま、リズムがあまりに複雑だからという事もあるけどこの拍子が36拍子の中で数学的に考えると3拍子になったり9/8拍子でとらえたりと沢山パターンがあるから面白いのだ。

 226でうまくいくかはやってみないとわからないが、今年中には本当の完成バージョンができるような気がする。天国のキムさん、楽しみにしていてね。

ドイツ記念日

2006年02月13日 | ライブとミュージシャンたち
 昨日の夜、仕事を終えて家に戻ると我が家のボス猫メイリンがいない。部屋から屋根伝いに外へ出たようで窓が開いていた。夜中なのでそーっと「めいり~ん」と呼ぶと「にゃあ~」と鳴き声がする。どこにいるのかと窓から身をのりだしてみると隣の屋根にいてこっちに助けを求めるように鳴いている。真夜中にどうすることもできず、心配しながら寝る。朝方また起きて窓を開けるとまだそこで鳴いている。「可哀想だけどどうしようもないのよ、自力で帰っておいで~」と言いながらまた再び眠る。うつらうつらしていると遼介が「母ちゃん、メイリンが風呂場から帰ってきたよ」よかった、よかった。だめだったらお昼に消防署に電話してハシゴ車をだしてもらうかどうか迷っていたからだ。猫好きで有名なサックス奏者林栄一氏が同じ状況で消防署を呼んでハシゴで消防署員が助けに行くと子猫はさっと自力で屋根から飛び降りて...恥ずかしい思いをした(なんとそれが2回も!)という話を聞いていたので躊躇していたのだ。

 結局熟睡できないまま今日も新宿へ向かう。DUGに入るとあれれ?懐かしい顔が・・・ドイツenja/エンヤレコードの社長、ホルスト・ウェーバーがいるではないか。10年以上前にヨーロッパツアーで彼にお世話になり、彼のレーベルから226ライブというアルバムをリリースした事がある、懐かしい人だ。山下洋輔氏を世に出した人でも有名。ビールを飲む量が半端でなく、一日に60本は軽くあけてしまう、という典型的なドイツ人。今日はコスマス・カピッツァperと黒田さんもドイツ繋がりだな、っておとといのブログで書いたばかりだったけど、そこにホルストまで登場するとは!!!

 当然のようにコスマスとホルストは意気投合。コスマスがドイツ語でミュンヘンの話などをしている。DUGっていつもサプライズな出会いがあるから面白いわ。当然、今日も凄い演奏が繰り広げられた。終わってからお客様に「今日は一段とすごい演奏でしたね。気合い入ってますね~。」って言われましたがホルスト効果かしら?

 でも本当は、コスマスが(今日の場所が生音だから兼ねてからの私の希望でもあった)コンガのセットで初めて演奏してくれたのが大きな要因。彼の本格的コンガ(3本セット)を初めて聴いたわけだけど、大儀見元perちゃんが自分のグループでコンガ叩きとしてメンバーにしていた訳がよくわかった。めちゃくちゃカッコイイ。あんなに叩きまくるコンガを聴いたのは久しぶり。キップ・ハンラハンのリッチーを聴いたとき以来だ。コンガの生音が店中に響き渡る。黒田京子さんも全力で豪快なソロをとって対抗。早稲田対トヨタのラグビーの試合のような興奮のライブだった。う~ん、今日も大満足。