昨日は歌とピアノのコンサート『順子の歌の旅』でした。
ソプラノ・松本順子、ピアノ・山中聡子の二人が金沢とウィーンを歌で巡るコンサートでした。
まずは金沢を流れる犀川をイメージして「犀川」「ふるさと」を
そしてウィーンに思いを寄せて「モーツァルト」「シューマン」と衣装も着替えて歌いました。
素敵な構成の公演が続きます。
民族衣装にも着替えて「エーデルワイス」や「赤いバラ」も。
オーストリアは白ワインがおすすめなんだそうです。
そしてR.Stolzらの曲を披露してくれました。
時間を感じさせないコンサート。
歌もよかったけれどピアニストの山中聡子さんのピアノもすごくよかった。
繊細な音から感動的なシーンの盛り上げるような演奏。
ピアノのベヒシュタインはドイツ製だけれどきっとウィーンやヨーロッパの音が響いていたに違いない。
ふたりの熱演は当日2公演開催されました。
90分の休憩で次の公演というのはたいへんだったと思いますが、2部も素晴らしい歌とピアノを聴かせてくださいました。
松本順子さんは東京二期会のオペレッタ・ミュージカル研究会から派生したオペレッタ座に参加しており、今回はオペレッタについてみなさんに知ってもらおうと金沢を含め、岐阜、長崎でも公演されたそうです。
今後も関東や宮崎で開催する予定なので興味のある方はぜひご覧になってください。
前日は持ち寄り会で日本酒を飲み、今日はオペレッタを観る。
食欲と芸術と両方の秋を堪能しました。