2018年11月4日
この日のコンサートはピアノとチェンバロを使って近代フランスのピアノ音楽を聴いてみようという贅沢な公演でした。
演奏と解説は内藤晃さん。
内藤晃さんはヤギヤには毎年のように出演していただいております。
その演奏は定評があり、今回もとても素晴らしい演奏を聴くことができました。
まずはピアノでラヴェル、ドビュッシーを演奏。
ピアノからキラキラした音が飛び出します。
曲の合間にはその曲の背景などの説明もあり、その曲ができた背景などを興味深く聞きました。
ただ曲を聴いてもとってもいいのですが、曲の背景などを聞いてから演奏を聴くといつもと違うように聴こえるから不思議です。
これがクラシック音楽の面白いところです。
次にチェンバロの曲をたくさん作曲したクープランのチェンバロ曲を演奏。
見かけはピアノに似ていますが、その音はまったく違います。
ドビュッシーのピアノ曲をピアノで演奏した後に、同じ曲をチェンバロで演奏すると同じ曲なのにまったく感じが違っていたのも面白いです。
チェンバロを見たことも無いし、音を聴いたことも無いという人が多いと思いますが、このようにピアノとチェンバロを比較して聴くことはもっと珍しいことです。
今回の公演に来場された方はとてもラッキーでしたね(^^)
この日は昼と夜の2公演でした。
夜の公演が終わった後は懇親会もあり、来場された方が内藤さんを交えていろいろな音楽談義に花を咲かせていました。
この日は内藤さんにとっては楽しくも長い一日となったようです。(笑)
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