7月8日に発注したFerroFluidが24日に届きました。意外と早い?
今回はフロリダのセントピーターズバーグにあるSIMPLY SPEAKERSというお店から購入しました。
簡単な包装の中身は、
たったこれだけ(笑)
650μlなのでたぶん0.65mlですね。やっぱり少ないです(^^;
今回は失敗したときのために4セット購入。
これ、ひとつ18$くらいなのですが、送料が25$なので、送料込みだと1万円近いです。
さて、いつものようにスピーカーの裏を開けて、
ツイーターの裏蓋と、ダイヤフラムを慎重に外します。
外したらツイーターの磁石の隙間に残っているFerroFluidを丁寧に拭き取ります。
そうそう、購入したFerroFluidには濾紙が付いていました。
確かに濾紙で拭くのが効率もいいし、ちゃんと拭き取れそう。
上の写真は濾紙ではなく、インクジェットプリンター用の写真用紙を使っています。
写真用紙もある程度吸い取ってくれるのですが、やはり濾紙にはかないません。
同じ作業をしようとする人は濾紙を使うといいですよ。
写真用紙と濾紙を使って隙間の古いFerroFluidを取り除きます。
きれいになったらFerroFluidの袋の端を切って(←やっぱり醤油みたいですね)
磁石の隙間に注入します。
驚いたことに、注入しなくても磁力で勝手に隙間に吸い込まれていきます(笑)
これは見てても面白いです。
袋から指で押し出したりしなくてもいいんです。
吸い込まれたらちゃんと全体に行き渡っているかライトをあてて確認します。
隙間の黒い液体が見えますか?
次に外したダイヤフラムをそっと戻します。
ダイヤフラムを戻すとき(はめ込む時)にグニャッと反力を感じました。
隙間に入っているFerroFluidが磁石で引っ張られているところにコイルが入るので反発する力が働くんでしょう。
これがダンパーの役目を果たすのかな?
問題の左側のツイーターの作業が終わったところで、いちど聴き比べてみました。
やっぱり小さな音量では左側のツイーターから音が出てないです。
ボリュームを上げると音が出るので、この現象は変わってないみたいです。
左右の音を比較すると、やはり右側のスピーカーの音のほうが高音がよく出てるみたい。
左側の高音は以前よりもよく出てますが右側ほどではないみたい。
やはり他にも原因があるのかもしれませんね。
右側のツイーターのFerroFluidが劣化して動きが良すぎる(粘度低下とか?)かもしれないので、右側のツイーターのFerroFluidも交換しました。
交換後に比較しても右側のほうが高音が出てる気がします。
しばらくは慣らし運転のためいろんな曲をかけて様子をみようと思います。
※補足
左のツイーターのダイヤフラムに手書きで日付が書いてありました。→ 8.11.03
どうやら2003年のダイヤフラムらしい。そして書き方からすると交換したのは日本じゃないですね。
S143は2001年から販売しているので、ダイヤフラムは新品の頃から交換してないのかな?
あと、老婆心ながら、
FerroFluid、Amazonで並行輸入品が送料無料で購入できるのではないでしょうか?(同じものではないかもしれませんが)
スピーカー、完全復活をお祈りしています!
Amazonでの販売が復活してますね!
実は以前探していたんですが、商品は掲載されてましたが販売してなかったんですよ。
在庫が切れたのかな?
会社も同じなので同じ製品だと思います。価格はアメリカからの送料込みの価格ですね(^^;
2~3個買うならamazonのほうが安いです。まとめて買うならアメリカから買うほうが安いですが、2個以上買うことは稀だと思うのでamazonのほうがお得ですね(^^)
情報ありがとうございます。
ちなみに、スピーカーは慣らしていったら調子よくなってきました!
ってか、ツイーターのボイスコイルを磁性流体に漬けるってのが理解できません・・・
ウーファーなら分かるけど、高音域振幅の位相がズレるぐらいダンピングしそうなんですが・・・
粘度はどうだったんですか?
あっ!
もしかして磁性流体も一緒に振動してるのかな?
が、磁石の間に入れると磁力の影響でどうなるのか??
謎ですが、音はちゃんと鳴ってます(笑)