音楽喫茶・ヤギヤ店長の日記

クラシックなどの音楽が聴ける金沢の喫茶店ヤギヤの店主が音楽、コンサートなど仕事と趣味を楽しみながら過ごす日々を綴ります。

チェロとピアノのコンサート 外山賀野・江端玲子

2019年06月30日 09時44分00秒 | コンサート
2019年6月29日
クラシック音楽が聴ける金沢のカフェ・ヤギヤです。
 
今回はチェロとピアノの演奏会でした。
出演はチェロ・外山賀野、ピアノ・江端玲子のおふたり。
2人での共演は昨年以来2回目の出演となります。
 
さて、今年の演奏はどうなるかなと楽しみにしていました。
今回は北欧の音楽が好きな江端玲子さんの選曲で、前半は北欧の作曲家の曲を。
後半は聴きやすい曲を集めてのプログラムとなりました。
 
まず、前半は
エルッキ・メラルティン メヌエット
アンティ・ソンニネン 青春
シベリウス ロマンス Op.78-2
 
北欧で作られた曲はどことなく自然を感じられるゆったりとした旋律がいいですね〜
 
 
後半は、
スコット・ジョプリン エンターテイナー
フランシス・フランクール ソナタホ長調よりNo,1, No,2
ダーヴィト・ポッパー ハンガリアン・ラプソディ
 
 
後半は趣の違う曲で、それぞれ個性的で聴いていても飽きないですね。
最後のハンガリアン・ラプソディはチェロ奏者の方はよく弾かれるのですが、とーっても難しそう。
演奏者はたいへんだと思いますが、個人的に好きな曲なので演奏してもらえるととても嬉しいです。
それにしてもあのスピードでよく指が動くなあと感心して見入ってしまいました。
 
見ても楽しめるところがライブのいいところですね。
CDだと演奏中のあの動きはまったく想像できないですからね〜
 
アンコールにピアソラのリベルタンゴも聴けました。
最近お気に入りのピアソラを最後に持ってきてくれたのは、もしかして僕に気を使って?(笑)
 
 
演奏会終了後に外山賀野さんの使っているチェロを少し弾かせていただきました。
とても弾きやすいのですが、チェロ本体がとても重い!
古い楽器なのかとても使い込まれているのがわかります。
普通はチェロを間近で見る機会はあまり無いと思いますが、ヤギヤではいろいろなチェロを見ることができます。
 
僕が使っているような新しいチェロはあまり見かけないですね。
ちょっと予想外なのでは?
弦楽器は使い込まれた古い楽器を使っている方が多いです。
なので近くで見るとけっこう痛んでいたりします。
多くの人が大切に使い続けてきた、そんな楽器だからこそあんなにいい音を出してくれるんでしょうね。
 
お疲れ様でした〜
 
 
次のヤギヤの演奏会は7/14のクラシックギターコンサートです。次のコンサートも無料です。
というか、よくよく見たら7月のコンサートはすべて無料でした(^^;