音楽喫茶・ヤギヤ店長の日記

クラシックなどの音楽が聴ける金沢の喫茶店ヤギヤの店主が音楽、コンサートなど仕事と趣味を楽しみながら過ごす日々を綴ります。

拍手のタイミング

2017年10月06日 18時55分47秒 | 演奏会のマナー

演奏会に行くと、「いつ拍手をすればいいのかわからない」、「ひとりだけ拍手してしまった」などの経験があると思います。

ひとりだけ拍手というのはあまり無いかもしれませんが、私はありました(笑)

 

まずは演奏者が入場した時に拍手で迎えます。

で、演奏が終わったときに拍手するのですが、このタイミングが難しいですよね。

曲によっては続けて何曲か演奏する(複数の楽章がある)場合があります。

この時はすべての楽章が終わってから拍手しますが、知らない曲だとどこが終わりがわからなくなりますよね。

こんな時は周りの人が拍手しだしたら拍手すればいいです。

演奏者によっては立ち上がってお辞儀をすることもありますので、その時に拍手します。

とりあえず、周りに合わせておけば安心です。

 

プログラムがすべて終了したら拍手しますが、ほとんどの場合アンコール曲を用意しているので、拍手が鳴り続けばアンコール曲を演奏してくれます。

用意したアンコール曲が無くなったら演奏会終了のアナウンスがありますので、それまでどんどん拍手しましょう(笑)

 


北欧のカフェコンサート 松本佐智子・江端玲子・藪慎一郎

2017年10月06日 11時18分42秒 | コンサート

2017年10月2日

本日の公演は北欧の作曲家ベリエルの生誕150週年ということで北欧音楽が好きな朝倉さんが企画した「北欧のカフェコンサート」

今回は歌とピアノ、フルートとピアノ、そしてピアノソロでお楽しみいただきます。

今回はレクチャーコンサートということで、作曲家に関わる土地や建物などをプロジェクターで映しながの解説と演奏でした。

北海道のように自然が豊かな北欧の風景。この風景の中で育った作曲家だからか音楽にも自然を意識しているような。。そんな感じがしました。

ベリエル作曲の「フレーセーの花々」より第1集を演奏する江端玲子さん。

複雑なフレーズを力強く演奏していました。

同じく「フレーセーの花々」の三曲を演奏した藪慎一郎さん。

優しいタッチで抒情的に演奏していました。

同じ曲を違う人が弾くとその人の演奏スタイルがよくわかりますね。

今年の春の音楽祭でもベートーヴェンのピアノソナタを色々な人が一曲ずつ弾いていましたが、その時もピアニストによって弾き方や音が変わるのが面白かったことを思い出しました。

 

グリーグの歌曲、ベリエルのピアノ小品集など。終わってみると一時間半の演奏会となりました。 

解説の朝倉さんもおつかれさまでした。

今回の公演は平日の二時からでしたが、予想以上にたくさんのお客様にお越しいただきました。

平日のコンサートもいいかもしれないですね。

機会があれば平日コンサートも考えてみたいです。