↑ 2017/01/05 撮影…カタヒバ ?
2016/12/09 撮影…紅葉
[ イワヒバ科イワヒバ属の常緑性多年草 、シダ植物]
宮城県以南~九州にかけて、
山地の岩上や樹木などに自生します。
草丈は、15~40cm。
茎には地下茎と地上茎があります。
地下茎は細い針金状に長く伸びて岩上などを這います。
地上茎は硬く、下半分は葉柄状に見え、
上半分は3~4回羽状に分岐した葉状になります。
葉は、鱗片状で卵形~長卵形、質が硬く、
乾燥すると内側に巻き込みます。
表面は緑色または赤緑色、
裏面は白緑色で、晩秋に紅葉します。
胞子穂は小枝の先端に付き、
四角柱状で大小2種の胞子嚢があり、
胞子葉は卵形で鋭く尖り、長さ1㎜です。
基部近くの縁には細かい鋸歯があります。
庭園や盆栽などに用いられます。
名は、ヒノキの枝を挿したように見えることから付いたそうです。
*暖地では常緑性シダですが、寒地では夏緑性となります。
以前に岩檜葉を買った時、
その中に混入していたものです。
小寒の片檜葉 ? は、うつくしく紅葉しています。
ずっと岩檜葉だと思っていましたが、
歯朶について調べていましたら、
カタヒバまたはイヌカタヒバではないかと思いました。
その後、盆栽展で出会ったコガネシダ(黄金しだ)ではとも思いました。
カタヒバ ?
2016/11/20 撮影 〃
2016/12/09 撮影…紅葉 〃
2017/01/05 撮影 〃 〃 〃