
↑ 2025/04/24 撮影…外来種
[ ムラサキ科ムラサキ属の多年草 ]
日本では、
北海道~九州にかけて、
山地や草原に自生します。
草丈は、30~60cm。
根は太く、地中にまっすぐ伸びて分岐します。
茎は直立し、上部で枝分かれします。
茎も葉も斜上する長い粗い毛が多くあります。
葉は、ほとんど柄がなく、披針形で長さ3~7㎝、
先端と基部は次第に細まつて尖り、縁は全縁、互生します。
花期は、6~7月。
枝上の葉の付け根近くにある苞葉の腋に、白色の径5㎜ほどの小さな花を付けます。
花筒の先端は、5裂して平に開きます。
雄しべ5本、雌しべ1本です。
萼は鐘形で長さ1㎝位で、脈上に毛があります。
果実は分果、径3㎜ほどの卵形で光沢のある灰白色、
熟すと4つに分かれます。
古くから万葉集にも詠まれ、
昔から根を薬用または紫色の染料として用いられ、
栽培されることもあります。
名は、根を紫根(シコン)と呼び、紫色をしていることから、紫草と名付けられたそうです。
・絶滅危惧種・
西洋ムラサキは花が小さく中心がやや黄色、
葉の色が薄く葉幅が補足密集するなどの特徴があるそうですので、
添付の写真は外来種と思われます。
野草展で求めたもので、
在来種と思って育てていました。
在来種は花の中心が白いそうです。
花の容姿から外来種のようで、
とても丈夫で育てやすいです。




