↑ 2017/09/15 撮影…メダラ
2018/03/23 撮影
2017/10/06 撮影
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2017/10/27 撮影…実
2017/11/12 撮影
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[ ウコギ科タラノキ属 の落葉低木~小高木 ]
北海道~九州にかけて、
山野の林縁や道端、荒れ地などにに自生し、
しばしば群生します。
樹高は、2~5m。
樹皮は灰褐色、幹は棒状で、あまり分枝せず直立し、
大小の鋭い刺があります。刺(とげ)がほとんどないものをメダラといい、
食用に栽培されます。
若木は小葉軸にも刺があります。
葉は、長い柄を持ち基部が大きく茎を抱き、
大型の2回羽状複葉で長さ50~100㎝、枝先に集まって傘のように四方に開き、互生します。
小葉は卵形で長さ5~12㎝、卵形で多数あり、縁には鋸歯があつて、対生します。
表面には粗毛が散生し、
裏面には粗毛がやや密生するものもあつて白色を帯びます。
葉柄や葉軸には粗毛が散生します。
花期は、8〜9月。
幹の頂や枝先に大きな散形花序を出し、総状または円錐状に伸び、
淡緑白色の小さな花を多数付けます。
花序の枝の上部には両性花の花序、下方には雄花の花序の付くことが多く、
花は径3㎜、花弁は5個あります。
雄しべは5個、花柱も5個です。
花序には、両性花と雄花があります。
両性花は雄しべが先に熟し、
花弁や雄しべが落ちてから雌しべが熟します
果実は液果で、径約3㎜の球形、秋には黒紫色に熟します。
新芽は「タラノメ(楤芽)」と呼ばれて独特の風味があり、
天ぷらや和え物にして食されます。
栽培されている山菜の一つです。
民間薬として、
木や根の皮をはいで刻み、乾燥したものを煎じて、
胃腸病・腎臓病・糖尿病などに用います。
別名 : ウドモドキ・トゲウド
若芽をタラノメ・タランボなど。
園芸店で求めたものですが、
幹にも葉にも刺が無いので、
メダラと呼ばれる刺のない変種と思われます。
春に、枝の頂きの大きな新芽を摘むと、その少し下に2番芽がふくらみます。
3番目の芽を残さずに摘み取ると木が枯れてしまうという事なので、
2番目もしくは3番目の芽は残すように気を付けています。
毎年若芽の天ぷらを楽しんでいます。
2018/03/23 撮影
< 2017 年 >
2017/09/08
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〃…メダラ
2017/09/10 撮影
2017/09/15 撮影
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2017/09/20 撮影
2017/10/06 撮影
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2017/10/27 撮影
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2017/11/12 撮影
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2017/12/11 撮影
< 2010 年 >
2010/10/08 撮影
緑色のタラの芽しか食べたことがありませんでしたが、
きっと赤いタラの芽も美味しいのでしょうね。
メダラのタラの芽は緑色で、
赤いタラの芽は刺のある楤の木と思っていましたが、
どうなのでしょうか。
赤い芽と緑のタラの芽を食べ比べてみたくなりました。
美味しいですよね。
あの独特の味、くせになってしまいます。
お庭にあるとは、羨ましいです。
赤いめだらと言うのもあるのですね。
味は変わらないのでしょうか。