2019/09/19 撮影
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[ マメ科ハギ属の落葉小低木 ]
本州東北地方~北陸地方にかけて、
日本海側の多雪地の日当たりのよい所に自生します。
樹高は、1~1.5m。
茎は角張り下部は木化しますが、地上部は一部を残して枯れます。
枝は多く分枝して、直立したり垂れたり色々です。
茎と枝には立毛のあるものや伏した毛しかないものまで、
種々変異があります。
葉は、柄を持ち、3出複葉です。
小葉は狭楕円形~やや円形に近いものまで色々変化し、長さ3.5~9㎝、
先は鋭形または鈍形、基部は鈍形、質は薄い膜状の草質、淡緑色です。
花期は、5~10月。
花は、葉腋からたくさんの長い花序を伸ばして
濃紅紫色(竜骨弁は紅紫色)の蝶形花を総状に付け、
のち莢(さや)を結びます。
花は早いものでは5月から咲き始めるので
「サミダレハギ」と言われることもあります。
ミヤギノハギ(宮城野萩)はケハギから園芸化されたものとも考えられています。
名は、立毛が多い個体であったことから付いたそうです。
別名 : サミダレハギ(五月雨萩)・ダルマハギ(達磨萩)
春に古い株から新芽が萌えだし、萩の若葉が出揃って、
夏には青々と葉が茂り、少しの花を見せて、
秋になると葉腋に紅紫色の可憐な花を沢山付けて枝垂れ、
風に揺れるようすは優美な佇まいがあります。
花の後に小さな実を結びます。
2021/09/19 撮影
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〃…おばあちゃん猫
2021/10/09 撮影
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