しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

コキンバイザサ ( 小金梅笹 )

2019-09-14 |  5月 の花たち

                               ↑ 2019/05/12 撮影

2019/05/14 撮影

 [ キンバイザサ科コキンバイザサ属の多年草 ] 

日本では、
本州宮城県以南~沖縄にかけて、
山地の日当たりの良い草原などに自生します。
草丈は、10~25cm。
根茎は径約1㎝の塊状です。
短い茎に数個の葉を束生します。
葉は、長さ10~25㎝の線形で、先は細長く尖り、基部が狭まって、
中央より上部が幅広く、まばらに長毛が生えています。
花期は、4~6月。
下部の葉腋から長さ5~10㎝の細い花茎を出します。
花は、短い花柄を持ち、茎頂に径1㎝の黄色い花を1~2個ずつ上向きに平開します。
花被片は6枚で長さ4~6㎜、長毛があります。
雄しべは6個です。
果実は蒴果、長楕円形で長さ8~10㎜で、
種子は径約1.5㎜の球形で黒褐色です。
名は、キンバイザサに比べて小形なので付いたそうです。
別名 : キバナアツッザクラ(黄アツッ桜) 

ヒメギボウシの鉢に一輪咲いていました。
5月から咲き継いで、
今も楽しませてくれています。

 
2019/05/12 撮影
 
 
 
2019/08/15 撮影
 
 
 
 
2019/08/29 撮影
 
 
 
2019/08/31 撮影
 
 
2019/09/14 撮影

 


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ヒトツバ ( 一ッ葉 )

2019-09-14 |  シダたち

                              ↑ 2019/08/25 撮影 

[ ウラボシ科ヒトツバ属の多年草常緑性シダ植物 ]

日本では、
本州関東地方以西~沖縄にかけて、
暖地の乾いた岩上や樹上に着生します。
高さは、20~40cm。
根茎は硬い針金状で粗く、長く横に這い、茶褐色の披針形の鱗片を密性し、
根茎からまばらに葉を立てます。
葉は単葉で、長い針金状の硬い柄を持ち、広披針形または卵状披針形で鋭頭、
基部はくさび形、硬い革質で厚く、縁はしばしば波状となり全縁です。
表面は深緑色、裏面は白褐色の星状毛が密生します。
胞子嚢軍は点状で葉の裏面に密に付きます。胞子嚢群の付く葉は細くなります。
名は、単葉で1本1本分立することから付いたそうです。

元気がなくなった岩檜葉の後に一ッ葉を植えてみましたが、
思ったほど大きくならずに増えませんでした。
躑躅が被さってきたことも良くなかったようです。
お彼岸頃に植え替えたいと思っています。

 

2019/04/06 撮影 

 

2019/07/18 撮影

 

2019/08/27 撮影

 

2019/09/09 撮影

 


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