↑ 2018/03/18 撮影
2018/03/18 撮影
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[ イグサ科スズメノヤリ属の多年草 ]
日本では、
北海道〜九州にかけて、
平地や山麓の日当たりの良い草地にごく普通に自生します。
草丈は、10~30cm。
太い根茎から多数の葉を叢生します。
根生葉は、先が尖った線形〜広線形で長さ5〜15㎝、幅2〜6㎜、
縁に長い白毛が並びます。
花期は、4~5月。
多数の花茎を出し、
茎頂に赤褐色の花が多数集まった球形または卵形の頭状花序を付けますが、
まれに2〜4個の小頭状花序になることもあります。
花序下に花序より長い苞葉を出します。
花被片6個は赤褐色または黒褐色で小さく、広披針形です。
雄しべは6本、花糸はごく短く、黄色の葯は長楕円形です。
果実は蒴果で卵形体、種子は球形または広卵形体です。
よく似た種に、
ヤマスズメノヒエ(山雀の稗)・オカスズメノヒエ(丘雀の稗)・ヌカボシソウ(糠星草)などがあります。
名は、頭花(穂)の様子を毛槍に見立てて、付いたそうです。
別名 : スズメノヒエ(雀の稗)
武蔵野の面影が残っている草地に、
お花見のころ目にすることがあります。
よく殖えるので小さ目の鉢で育てています。
2018/03/18 撮影
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2018/04/03 撮影
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