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しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

ミツバ ( 三ツ葉 )

2013-07-14 |  7月 の花たち

                               ↑ 2013/07/06 撮影…花          

 2013/07/14 撮影 

[ セリ科ミツバ属の多年草 ]

日本では、
北海道~九州にかけて、
川辺や林中・藪の縁などの日陰に広く自生します。
全草に芳香があり、古くから食用とされてきました。
草丈は、30~60cm。
太い根茎を持ち、鬚根が多く出ています。
茎は直立し、少し枝分かれします。
根出葉と下部の茎葉は長い柄を持ちますが、
上部の茎葉には柄がありません。
3枚の小葉からなる複葉で、
小葉には柄がなく広卵形で先が尖り、
やわらかく、無毛で、 縁に鋸歯があり互生します。
花期は、5~7月。
花茎の上部が枝分かれし、枝先に長短の小柄を出して、
径2mmの白い5弁花を1~4個小散花序に付けます。
花序には小さな葉が付きます。
江戸時代中期から野菜としての栽培が始まりました。
店頭では、
遮光して育て葉が開くころ日光に当てて切り取った「切りみつば」、
畑で根元に土を寄せて育てた根の付いている「根みつば」、
ウレタンに種をまいた水耕栽培の「糸みつば」などが売られています。
香り豊かな緑黄色野菜として広く珍重され、
茎と葉をお浸し・和え物・椀だね・茶碗蒸し・卵とじなどに使われています。
4~5月頃の葉が特に美味しい旬とされますが、
葉を摘むと新芽が出てくるので、何時でも採って使うことが出来ます。
名は、葉が3個の小葉に分かれているので付いたそうです。
別名 ; ヤマミツバ・ノミツバ・ミツバゼリ

春は草庭の山三つ葉を賞味し、
根三つ葉が店頭に出ると、
料理に使ったあとの「根みつばの根」を植え、
生えてくる柔らかい葉茎を長い間楽しみます。


 2013/07/02 撮影 
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 2013/07/03 撮影…初夏に芽生えた葉

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 2013/07/04 撮影

 2013/07/06 撮影
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 2013/07/09 撮影
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 2013/07/10 撮影  
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 2013/07/11 撮影
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 2013807/13 撮影
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 2013/07/14 撮影
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 2013/07/15 撮影
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 2013/07/16 撮影 
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 2013/07/17 撮影
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 2013/07/18 撮影
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 2013/07/19 撮影
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 2013/07/21 撮影
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 2013/07/22 撮影
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 2013/07/26 撮影 
 

 2013/07/28 撮影
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 2013/07/29 撮影 
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 2013/07/31 撮影 
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2013/08/19 撮影
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2013/08/20 撮影 


<  2010 年  >
友人から「山三ツ葉」と言って頂いたものです。
庭のあちこちから芽を出します。

2010/07/20 撮影…花
2010/07/20 撮影…葉

 


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