◉ しおに・鬼の醜草 (おにのしこぐさ)
栖(すみか)より四五寸高きしをにかな ・・・・・ 一 茶
夕空や紫苑にかゝる山の影 ・・・・・ 閑 斎
人々に更に紫苑に名残あり ・・・・・ 高浜虚子
菊に似た爽やかな淡紫色の花を
小枝の先に多数高々と付け、
秋の庭にひときわ目立ちます。
古く平安時代から観賞用や薬用として栽培され、
日本人に親しまれてきました。
古今集では「しをに」の名で詠まれ、
枕草子・今昔物語にも登場しています。
「鬼の醜草(おにのしこぐさ)」・「醜鬼(しおに)」という名や、
花の時期が秋の彼岸・十五夜の頃なので、
「彼岸草」・「十五夜草」などの名もあります。
去った人を思う花、嬉しいことのある人の植える草など、
色々言い伝えられています。
[ キク科シオン属の多年草 ]
亡き母の紫苑しづかに揺れてをり ・・・・・ みなみ
シオン (紫苑)
日本では、
中国地方と九州地方の山地の湿草原に
まれに自生します。
草丈は、1~2m。
根生葉は大型の長楕円形で、
やがて株の中央から茎が直立し、
花茎の上部でよく分枝します。
根張りが強く、風雨にも耐えます。
茎葉は上部にいくほど細く小さくなります。
茎・葉とも短毛がありざらつきます。
花期は、8~10月。
頭花を散房状に多数付けます。
花径約3cm、舌状花は淡紫色、筒状花は黄色です。
観賞用として庭に植えられ、また切り花にされます。
根と根茎を天日で乾燥し、
生薬の紫苑(しおん)として
咳止め・去痰・利尿に用います。
名は、花の色から付いたそうです。
別名 : オニノシコグサ(鬼の醜草)・ジュウゴヤソウ(十五夜草)
↑ 2011/09/12撮影
2011/09/17 撮影
[ キク科シオン属の多年草 ]
日本では、
中国地方と九州地方の山地の湿草原に
まれに自生します。
草丈は、1~2m。
根生葉は大型の長楕円形で、
やがて株の中央から茎が直立し、
花茎の上部でよく分枝します。
根張りが強く、風雨にも耐えます。
茎葉は上部にいくほど細く小さくなります。
茎・葉とも短毛がありざらつきます。
花期は、8~10月。
頭花を散房状に多数付けます。
花径約3cm、舌状花は淡紫色、筒状花は黄色です。
観賞用として庭に植えられ、また切り花にされます。
根と根茎を天日で乾燥し、
生薬の紫苑(しおん)として
咳止め・去痰・利尿に用います。
名は、花の色から付いたそうです。
別名 : オニノシコグサ(鬼の醜草)・ジュウゴヤソウ(十五夜草)
2011/04/30 撮影
2011/06/02 撮影
2011/07/24 撮影
2011/08/11 撮影
下部分枝の頭花
2011/08/11 撮影
2011/08/14 撮影
2011/08/18 撮影
2011/08/20 撮影
2011/08/20 撮影
2011/08/26 撮影
2011/09/01 撮影
2011/09/04 撮影
2011/09/07 撮影
2011/09/09 撮影
2011/09/10 撮影 2011/09/12 撮影
011/09/13 撮影
2011/09/16 撮影
2011/09/17 撮影
2011/09/18 撮影
2011/09/19 撮影
2011/09/22 撮影
2011/09/24 撮影
2011/09/25 撮影
2011/09/26 撮影
2011/10/11 撮影
2011/10/18 撮影
2011/10/23 撮影
< 茎の 頭花 >
2011/08/20 撮影
2011/0823 撮影
2011/08/26 撮影
2011/08/28 撮影
2011/09/04 撮影
2011/09/09 撮影
2011/09/13 撮影
2011/09/14 撮影
2011/09/17 撮影
2011/09/18 撮影
2011/09/19 撮影
2011/09/22 撮影
2011/09/24 撮影
2011/09/25 撮影
2011/09/26 撮影
2011/10/11 撮影
B株の花
2011/09/18 撮影
2011/09/19 撮影
2011/09/22 撮影
2011/09/24 撮影
2011/09/26 撮影
2011/10/11 撮影・・・色あせて
2011/10/25 撮影