しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

日本のスミレ ( 日本の菫 )

2011-02-05 |  スミレたち

                 ↑ 2011/04/15 撮影…ヒゴスミレ

 2019/04/13 撮影…苗場キスミレ

[ スミレ科スミレ属の多年草 ]

「スミレ」は、スミレ科スミレ属の総称です。
スミレ属 は、世界の温帯に400種以上あり、
日本には50種ほどが分布しています。
スミレ属は一般に、
まず有茎種と無茎種とに区分され、類に分別されます。
・有茎種は、
 地上に茎が有り、葉や花がその茎の途中に付く種です。
 キスミレ類・キバナノコマノツメ類・シレトコスミレ類・ツクシスミレ類・ニョイスミレ  類
・オオバタチツボスミレ類・ウラジロスミレ類・タチツボスミレ類・イブキスミレ類・
 ニオイスミレ類など。
・無茎種は、
 地上に茎が無く、地下茎の上端から葉茎も花茎もまとめて出る種です。  
 スミレサイシン類・ウスバスミレ類・ミヤマスミレ類など。
・交雑種としては、
 おおかたは有茎種同士、無茎種同士の交雑ですが、
 なかには有茎種と無茎種の交雑種も見つかっています。
 エイザンスミレとスミレの自然交雑のエドスミレなどは江戸時代から栽培されてきましたが、
 多くは近年になって見つかったものです。

類は、さらに仲間に分かれます。
たとえば、ミヤマスミレ類は、
スミレの仲間と、ミヤマスミレの仲間に分けられます。
日本で代表的なスミレと言えば、
スミレ科スミレ属ミヤマスミレ類スミレの仲間で、
種名としてのスミレを指します。

 2014/04/01 撮影…スミレサイシン

 2014/04/14 撮影…スミレ

2022/04/05 撮影…タチツボスミレ


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