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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都にも天の岩戸があるって知ってた?日向大神宮

2011-05-26 | 旅行
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「京都には、本当にたくさんの神社とお寺があって、とても回りきれないね。フー」と、ある日、ミモロは、京都のガイドブックを見ながら独り言。

そう、とても無理。というのは、京都府で神社庁が包括する神社は、
1570社もあるんです。

「あれ、京都の伊勢っていう神社があるよ。えーっと日向大神宮(ひむかいだいじんぐう)っていうんだって、行って見よう!」。
ミモロが、ガイドブックで見つけたのは、
三条通の蹴上駅から山科方向に進んだ山の上にある神社です。



ウェスティン都ホテル京都の前を通る三条通にある一の鳥居から、
階段や坂道を上って山の上に向います。

なだらかに続く山に通じる道の途中には、いろいろな花が咲き、
上り坂の疲れを癒してくれるよう。

「キレイ!」とミモロもひと休み。

日向大神宮は、5世紀に第23代顕宗天皇の時代に、筑紫日向の高千穂の峰から神蹟を
移して創建された京都の最古の宮と伝えられます。

山に抱かれた境内は、まるで伊勢神宮をコンパクトにした感じ。
神明造の外宮、内宮をはじめ、猿田彦神社、恵美須神社、厳島神社、多賀神社などが
静寂の中に、ひっそりと鎮座しています。



「ここに来れば、伊勢神宮に行ったのと同じなんだって・・・・」

この神社がある三条通は、東海道に通じる道。
多くの旅人が、道中の安全を願って、伊勢神宮に行く代わりに
ここを訪れたそう。

「伊勢神宮まで行けない人には、便利だね」。
ミモロは、伊勢神宮の参拝の仕方に従って、まず外宮から参拝します。



次に進むのは、奥にある内宮です。

「伊勢神宮の内宮そっくり・・・・」確かに階段の雰囲気など似ていますね。

京都のお伊勢さんと呼ばれる神社だけに、厳かな雰囲気が漂います。

「気持ちが落着くねー。京都に来て、伊勢神宮の参拝もできるなんて、
なんか得した感じ。これも神様のお導き・・・」

内宮で、深々と参拝するミモロでした。


参拝を終え、ふと横を見ると「天の岩戸」という標識が。

「えーここに天の岩戸があるの?」
ミモロは、標識に従って、山道を上がります。
すると目の前に、大きな岩が見てきました。



「あれだ!」ミモロは、足早にその岩へと向います。

大きな岩には、入口が。
「ここをくぐると、開運、厄除けのご利益があるんだって・・・」

中には、天の岩戸を開けた神々を祀る戸隠神社が祀られています。

「なんか暗くて、ちょっと怖いなぁー」
岩にへばりついて、中を覗くミモロです。

恐る恐る中に入ったミモロですが、あっと言う間に中を通過して、
反対側に出てきてしまいました。
「なんか怖くて、急いで出てきちゃった・・・」

ネコは、暗いとこ平気なんじゃないの?
どうもミモロが違うようです。

「急いで出てきちゃったけど、ご利益あるよねー・・・」。
ちょっと心配そうなミモロです。
大丈夫!一応お参りしたんですから・・・・。



京都に天の岩戸があるなんて、知らない人も多いのでは?
ぜひ、一度、足を伸ばしてみてください。
伊勢に行くより近いです。

旅のポイント:日向大神宮は、蹴上のウェスティン都ホテルから徒歩15分ほど。
一の鳥居までは、5分ほどですが、そこから神社まで山道を10分ほど登ります。
詳しくは、日向大神宮のホームページで


















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女性必見!八坂神社の良縁に恵まれ、美人になるご利益のある社

2011-05-25 | 旅行
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ミモロが、今から楽しみにしている祇園祭。
「浴衣の準備もできたし・・・楽しみー」

さて、祇園祭は、祇園の八坂神社の祭礼。
7月に入ると、1日から31日までさまざまな神事や行事が行なわれます。
有名は、山鉾巡行は、その神事のひとつ。

四条通に出かけたミモロは、「ちょっと八坂さんに寄って行こう。
祇園祭の前に、お願いごとがあるの・・・」と、歩き出しました。



八坂神社は、本社にスサノヲノミコト、クシイナダヒメノミコト、ヤハシラノミコガミを祀ります。その歴史は、古く平安遷都の150年前の656年と伝えられます。


ある程度の規模をもつ神社には、主祭神を祀る本社のほかに、摂社、末社と呼ばれる小さな社がいくつかあります。これは、主祭神と縁の深い神様を祀ったもの。

八坂神社にも30ほどの摂社が、境内にあるそう。

その中でも、女性に特に人気なのが、
四条通の鳥居から入り、本社にいたる前に見える大国主社。
大国主命は、ご存知のように主祭神であるスサノヲノミコト、クシイナダヒメノミコトの子供にあたり、因幡の白うさぎのお話に登場する大黒様です。白うさぎを救ったことをきっかけに、ヤガミヒメという美しい奥さんをもらったそう。

「まずここにお参りしなきゃ」

ミモロが真剣にお祈りするこの社は、縁結びにご利益があると評判。


道理で、ミモロが真剣にお祈りするはずです。



社のそばには、願い事を書いた絵馬がいっぱい。

なんとハートの形。なかなか可愛くて、洒落てますね。


「これにお願いごとを書くんだね」
ハートの絵馬には、大きく縁の文字が。
「見ているだけで、いいご縁がもらえる気がする」とミモロ。

家に飾って置きたくなるような絵馬です。

「もう一ヶ所、ここは絶対外せないね!」と、ミモロが張り切って向ったのは、
本社から円山公園に行く途中にある「美御前社」。

「うつくしごぜんしゃ」と読みます。もうおわかりでしょ?
そう美人になる神社なんです。

美人の誉れ高い3人の女神さまを祀っていて、財福、芸能、美貌の神様です。

社殿の前には、美容水と呼ばれる神水が湧き出していて、
それを手にして顔などを清めれば、
お肌をはじめ、心までも美しくなれるという
女性には、見逃せないお水です。

ミモロもさっそく、その美容水を顔に。


「もうこの美容水で水浴びがしたい!」今にも水に飛び込みそうなミモロです。

持参したペットボトルに詰めている女性も。
年齢に関係なく、女性は、いつまでも美しく・・・・ぜひ、お参りしたい社です。

美容業界の人達も大勢、お参りに来る神社なんですよ。

「これで祇園祭には、もっと美人になっていて、素適な出会いに恵まれるね」
ミモロの夢を膨らみます。


旅のポイント:八坂神社は、四条通の東のスタート地点。阪急河原町駅から徒歩約8分。詳しくは:八坂神社のホームページへ。







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祇園祭に着てゆく浴衣づくり。ミモロにぴったりサイズのミニ着物

2011-05-24 | ぬいぐるみ
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「やっぱり祇園祭は、浴衣よね!」と7月を目指して、
ミモロは、浴衣づくりに挑戦です。

そこで、
人間の着物と同じような細部にこだわった仕立てが施されるミニ着物。
「創作和布遊び・繭の詩」を主宰する赤塚靖枝先生のお教室で、
ぬいぐるみのための浴衣づくりを教わります。

人間とは、かなり違うプロポーションのぬいぐるみ。まずは
体のサイズの測定から。それから専用の型紙を作り、布を裁断。
そして、いよいよ縫う作業へと移ります。


「エーと、最初に縫うのは、袖の部分だね」
ミモロの体にあった大きさの小さな袖から縫い始めます。



チクチクと針を進めるミモロ。久し振りのお裁縫です。


「うーなかなかむずかしい・・・」一生懸命に取り組みます。

しばらくして
「やっとできた!」小さな2つの袖が出来上がりました。


ちゃんと丸みもあって、本物の浴衣の袖の雰囲気も十分。



次は、身ごろを縫い、布の端は、和裁ならではのくけ縫いで始末します。

「わーむずかしい・・・まつり縫いになっちゃう」悪戦苦闘のミモロです。

くけ縫いというのは、糸が外から見えないように布をすくいながら縫うやり方。
「うーわからない・・・」出来ない様子を見た赤塚先生が助け舟を出してくれました。

「布は、こう持って、針はこう使うのよ」

「フムフム・・・」
布の持ち方や針の使い方は、長年、培われたやり方があります。
自己流ではなく、そういうことをきちんと学ぶことが、キレイな仕上げに欠かせません。

「では自分でやってみましょう」
「こうするの?」「そうそう、上手よ」

先生に教えていただき、ミモロもひとりで上手に縫えるようになりました。

「後の部分は、自分で縫ってくださいね」
「ハーイ」


ミモロは、自分の席にもどります。

お教室には、他にも生徒さんが。小さな花嫁衣裳の白無垢を作っています。


3年ほど通われていらっしゃるという生徒さんです。

「この浴衣、どんな風になるのかなぁ?」
まだよく形がイメージできないミモロを見て、
「じゃ、仮縫いの感じで、様子を見てみましょうね。もう夕方になったから、
これから先は、おうちで縫ってね」
そういうと、赤塚先生は、縫いかけの浴衣に手際よく、
仮縫いをしてくれます。


ミモロは、先生の手元をじっと見つめます。「あんな風には、縫えないね・・スゴイ」


「さぁできたわよ。ちょっと着てみて、袖や丈の具合を見ましょう」

仮縫い状態の浴衣を着たミモロ。

「きゃーカワイイ!」と自分の姿に歓声を上げます。

まだしっかりとは着付けられていませんが、雰囲気はわかりますね。



なかなかお似合いね。


祇園祭には、完成した浴衣姿を改めてお見せします。
お楽しみに・・・。

10時から18時まで、ミモロは、浴衣作りを教わりました。
「浴衣の次は、お着物が作りたい!」
創作意欲に燃えるミモロでした。

旅のポイント:ミニ着物のお教室への詳しいお問い合わせは、
「創作和布遊び・繭の詩」赤塚靖枝先生:
Eメールアドレス:kyo10-yae@docomo.ne.jp
*問い合わせのときに、「ネコのミモロのブログを見ました」とお伝えください。

また、6月9日木曜日 京都地下鉄東西線「京都市役所前駅」のZEST御池(河原町広場)にて、赤塚先生の作品が展示されます。先生も当日いらっしゃるので、ご興味のある方は是非。10時ごろから18時頃まで。




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浴衣の仕立てを習いに、京都にある、ぬいぐるみや人形の着物教室へ

2011-05-23 | ぬいぐるみ
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「7月の京都の祇園祭には、絶対、浴衣を着るの!」というミモロ。

やはり京都は和服の本場、ミモロの願いが叶えられる
ぬいぐるみの着物の作り方を教えてくださる先生が見つかりました。

それは、
小さな着物、ミニ着物やお人形などの作品を手掛ける
「創作和布遊び・繭の詩」を主宰する赤塚靖枝先生。
宇治にあるお教室に、さっそく
ミモロは、浴衣作りを習いに出かけました。

赤塚先生のお教室では、人間の和服と同じような仕立て方で
小さな着物を作ります。


小さな道行きコートや袴や袷の着物など、人間の着物のように細部までこだわって仕立てるのが、このお教室ならでは。

教室に通われる方は、
ミニ着物(着物のミニチュア版)自体を飾って楽しまれるほか、
お人形やぬいぐるみに着せる着物を作りたいという方も多いそう。


「わーいろいろなお着物がある」
お教室の一角には、赤塚先生の作品が展示されています。
付け下げ、留袖、白無垢など、小さいながら、本物と同じ雰囲気が感じられるのは、
その仕立てが、本物の着物のように丁寧になされているからなのです。

「ぬいぐるみは、それぞれかなり大きさや体型が異なるので、
それに着物を着せるには、そのぬいぐるみのための型紙が必要です。
そして、ちゃんと着せ替えができるような着物にしないと。
そのためにも、きちんと仕立てることが大切なんですよ」と赤塚先生。


長年、和裁の技術を磨かれ、
その経験から、独自のミニ着物のづくりを生み出されたそう。

現在、京都、大阪など関西を中心に、展示会や講習会をなさっています。

主宰する教室には、愛するぬいぐるみやお人形の着物作りを習いに
全国から生徒さんが訪れているそうです。



全く和裁初心者のミモロは、まず浴衣を習います。


「先生、よろしくお願いします。祇園祭に浴衣を着てゆきたいので、作り方を習いたいんです。
どんな生地がいいのかなぁ?」ミモロは、持って来た生地を並べて、ご挨拶。

「あら、かわいい生地がいっぱいね。浴衣なら、木綿の花柄のにしましょうか」

お人形やぬいぐるみなど、ミニ着物の浴衣は、人間の浴衣の生地では柄が大きすぎ。
小さな柄のものを選ぶのがポイントです。

「あのー実は、あんまりお裁縫得意じゃないの・・・私でも作れますか?」
ミモロは、心配そうに尋ねます。
「大丈夫!わからないとこは、教えますから、だれでも作れますよ。
では、浴衣の型紙を作りますから、体のサイズを測りましょう」

その言葉にひと安心「よかった・・・」小さな声でポツリ。


まずは、ミモロの体のサイズをメジャーで測ります。
「あら、動いちゃだめですよ」
「うーくすぐったい・・・」

着物の丈

袖などの長さ(裄)

そして胴回りなど
「ちょっとお腹ひっこめちゃおうかな」

体のいろいろな部分のサイズを測り終えて・・・。

「ミモロちゃんは、お腹が出ている体型なので、前幅はゆったり。
またクビがないので、襟の下がりも必要ね。あと腕が太めなので、
身八つ口は、ちょっとしか取れないわね」

「太めの体型ってことね・・・」とミモロは、
ちょっと恥ずかしいそう。


測った数字をもとに、次は、型紙を作ります。

「なんか複雑そう・・・」先生が計算するのをジッと見つめるミモロです。

型紙ができたら、布にチャコで印をつけ、それにそって裁断します。


布の縫うのに使う針と指貫。

さぁ、いよいよ縫う作業が始まりますよ。

ミモロ、ちゃんとできるかな?










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毎月21日に開かれる東寺の弘法市を覗きに

2011-05-22 | 旅行
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毎月21日は、京都の東寺では「弘法市」という市が立ち、多くの人で賑わう日。

ミモロも、「一度、行ってみたい」と午前中から出かけます。




京都駅のすぐそばに聳える五重塔が東寺のシンボル。
高さ57mの国宝の塔は、日本一の高さを誇るもの。
なんと4回も焼失して、現在の塔は、1643年に徳川家光が再建奉納した五代目にあたります。

東寺の正式名称は、教王護国寺。その歴史は古く、平安建都の折、都の玄関、羅生門の東西に作られた寺で、後に西の寺は廃れ、現在、この東の寺だけが、その姿をとどめています。つまり今や、平安京唯一の遺構で、平成6年には、世界文化遺産に登録されました。日本人観光客より、海外からの観光客の方がよく知るお寺かもしれません。

ここは、東寺真言宗の総本山で、空海(弘法大師)のお寺です。
それで21日に立つ市は、弘法さんと呼ばれ、すでに江戸時代には、
植木屋や薬、お茶などの店が出てきたそう。


さすが人気の市だけに、境内は人でいっぱい。
「お寺の宝物や建造物を拝見するのは、他の日にまた来るということで、
今日は、弘法さんの市を楽しもう」とミモロ。
賛成!人が多くて、とても参拝という感じにはなれません。



市に並ぶのは、ホントにいろいろな品々。
「なんでもありだね!」とミモロ。

出店する露天は、1200店を越える数。
売られているものも、多彩で、フリーマーケットのようですが、
違いは、出店しているのが、すべてその品を扱う業者さん、プロということ。
だから全国から出店してるのです。


南大門から入ると、門のところでは、
奈良の陶芸工房からの器。
四国で作られる生姜漬け、
三重県から出店しているオカキや御餅のお店
などが。

もちろん、古い着物や道具、骨董品などのお店も多数。


「なんかフリーマーケットと縁日がいっしょになったみたいだね」と、
そういいながら、次々にお店を覗くミモロです。

「あれ、野菜も売ってる」。トマト、キュウリなど新鮮な野菜も並んでいます。


「でも、こっちでは、野菜の苗がある」ミモロは、フラワーコンテナーで
野菜を育てたかったので、いいお店に出会いました。


さっそく茄子とパセリなどの苗を買うことに。

結局、ミモロが弘法さんで買ったのは、御餅と野菜の苗だけ。


「ふーなんかあまりにいろいろ雑多にありすぎて、よくわからなかった」と、
やや疲れ気味のミモロです。

きっと、時間を掛けて、見てゆけば、何か掘り出し物に出会うかもしれませんね。



旅のポイント:東寺へは、京都駅から徒歩15分。または近鉄で東寺駅から徒歩5分で。弘法さんの市は、毎月21日、朝5時頃から日没まで。雨天決行。








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