ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

12月22日、奈良三輪の「大神神社」へ冬至詣りへ。冬至のカボチャの接待も

2019-12-23 | 国内旅行

令和最初の冬至は、12月22日の日曜日になりました。
「今年も冬至詣りに行く~」と、毎年、訪れている奈良三輪の「大神神社」へ向かいました。
 
すでに鳥居の脇には、お正月の門松飾り「もうお正月の準備ができてる~」もう10日ほどで新年です。
参道を進み拝殿へと向かいます。「この参道歩くと、なんか浄められていく感じがする~」とミモロ。

拝殿に向かう途中では、参拝前に心身を清める「祓戸神社」に必ず参拝し、それから縁結びのご利益がある「夫婦岩」で、新たなパワーをいただきます。
 

それから再度、手水場でお清めを…。そばに貼られたお知らせに目が…
「あれ?冬至の福南瓜煮だって~」

そのこの日は、「冬至の福南瓜煮」の接待が1200食用意されていました。
「ねぁ~9時半から始まってるんだって~。こっち先にしよう~」と。すでに11時過ぎなので、残ってるかも危うい状況。ミモロは、拝殿への参拝の前に、まず祈祷殿の前へと急ぎます。

「あ!まだあるみたい~」さっそく仮設テントに・・・
 
そこでは、ご奉仕の皆さまによる福南瓜煮が配られています。
冬至には、健康のために栄養価が高いカボチャをいただくのが習わし。
ミモロは、1椀いただき、祈祷殿の向かい側のテーブルでいただくことに・・・
「いい香り~」

柚がたっぷりの南瓜煮は、ほんのり甘くホクホク・・・「美味しいね~体がポカポカしてくる~」とミモロ。
このカボチャは、メキシコ産で、なんでも昔信者の方が種をメキシコに運び栽培に成功。そのご縁から、このカボチャは、すべて奉納されたものだそう。

毎年、冬至近くの日曜日に、「福南瓜煮」の接待は行われていますが、ミモロは、何度も冬至詣りをしていますが、カボチャをいただくのは初めてです。「だって、冬至と日曜日が重ならなかったんだもの~」と。そう、令和の最初の冬至は、日曜日で、やっとミモロはいただけたのでした。

「ごちそうさまでした」とお礼を言ってから、やっと落ち着いて拝殿脇の到着殿で、ご祈祷の申し込みをします。

拝殿には、大きなねずみの絵馬が…
 
「ここでお詣りするんだよ~」。ご祭神である大物主大神(大国主命)は、標高467mの三輪山(みもろ山)に鎮座され、「大神神社」のご神体は、その山そのものなので、境内には、社殿がありません。拝殿からお山を拝みます。


ご祈祷を申し込む「到着殿」に上がります。「毎年、お詣りされているんですね~」と神社の方。参拝の記録は、すべてコンピューターのデータにあるのです。「京都にお住まいのミモロさんですね~。はい、今年もよく御参拝されました~。あの~ところで、福南瓜煮は食べましたか?ご祈祷が終わるころには、たぶんなくなってしまいますから、そちらを先になさった方がいいですよ~」と親切なアドバイス。
「はい、実はもういただきました。美味しかったです~」と、口のまわりについたカボチャのお汁をなめるミモロ。「それはよかったです」と言われ、「ご祈祷の前に、カボチャ食べちゃって失礼かと思ってけど、よかった~」と内心ホッするミモロ。神さまより食欲が勝った思われちゃうかと…心配していたようです。
大丈夫、神さまは、温かく見守ってくださいますから…。


では、ご祈祷までしばらくお待ちくだい~」と。ミモロは、「祈祷殿」でのご祈祷の順番を待合室で過ごします。

この日は、冬至と日曜が重なったこともあり、大勢の参拝者がご祈祷を待っています。「いつもより多いね~」と、平日の時は、数組なのですが、この日は、大勢。ミモロは、幸いにも、次のご祈祷の組に入れました。「1年の感謝をしなくちゃ~」と。神妙な面持ちでご祈祷を受けるミモロです。
「すごく清められた感じ~」とご祈祷を終え、さっぱりした表情に・・・


「来年もよろしくね~」と「なでうさぎ」にもご挨拶。


それから、境内の奥の病気平癒の「狭井神社」へと向かいます。
途中、先ほど、福南瓜煮をいただいテントの前に来たとき、「まだ善哉だけならありますか、どうぞ~」との声が耳に。さすが、そういう声に敏感なミモロ、さっそくいただくことに・・・
すでにカボチャは入っていないものの、小豆の残った善哉は、冷えた体を温めます。
「またいただいちゃった~」と、うれしそう。

温まった体で「狭井神社」への参道を進みます。ここで必ず参拝するのは、「磐座神社」です。
 
ここは、お山にお鎮まりになった少彦名神の磐座。ご神体のお山を拝むにもいい場所です。
「ミモロで~す。いつも見守ってくださってありがとうございます」と、お山に呼びかけます。

ご神体のお山は、御諸山(みもろやま)とも呼ばれ、ミモロという言葉には神さまが鎮座する場所という意味があるのです。「だからミモロって、すばらしい言霊なの~」なんとも畏れ多い言葉なのです。その言葉に通じる名前ですから、「みんなの少しでもお役に立てるようにしなくちゃ~」と、改めて思うミモロなのでした。

「狭井神社」に参拝。社殿の奥の「ご神水」も頂きました。
 

そのそばにはお山に登る入口があります。
「ここに登拝するときは、よく心身を清め、敬虔な気持ちで入らないとね~」ミモロは、すでに3回お山に入ったことがあります。でもそのときは、前日には、お肉を食べないようにしたり、朝はシャワーを浴びたり、それなりの準備をしてから臨みます。

お山だからと、トレッキングやハイキング気分では入ってはいけない・・・とミモロは思っているのです。
もちろん山では、写真撮影はできません、スマホでSNSなどに投稿してもいけません。
お山には、各所に磐座があり、そこに祈りをささげます。人間以外の動物の入山も禁止です(ミモロは、特別ですが、それでもずっとカバンの中で待機していました)

「今度、またちゃんと準備して、お山に入れていただこうね~」と思うミモロです。


無事に令和最初の「冬至詣り」も終了。新年に向けて、気持ちを新たにするミモロです。


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