6月22日の夏至の日。ミモロはお友達と奈良の三輪「大神神社」に参拝しました。
毎年、夏至と冬至は、ここにお詣りに訪れます。木々の茂る参道を通り、本殿へ。「何度来ても、いい感じ~」とミモロ。
本殿でまずは参拝。
「さちみたま、くしみたま、守り給へ、さきはへ給へ」と3回唱えます。
この時期、境内には、大祓いの茅の輪が設置され、参拝者は、輪をくぐり、身の穢れを祓い、無病息災を祈願します。
ヨイショ
「水無月のなごしの祓いする人は ちとせの命 のぶといふなり」(拾遺和歌集)
6月30日は、全国の神社でなごしの祓いの神事が行われます。「暑い夏に備えて、体調整えないとね~」とミモロ。
今年、京都は、昨年より、朝晩まだ涼しく、よく眠れる日々が続いています。でも油断はできません。
「あ、ささゆり園だって~。咲いてるかな?」と、笹ゆりは、日本固有のユリで、細い茎と花が特徴。「なんか繊細な感じがするユリだよね~」とミモロ。そう、カサブランカのような豪華さはなく、まさに可憐な雰囲気です。
すでに開花時期は、過ぎていて、園内には、数本しか咲いていませんでした。「でも見られてよかったね~」
再び参道を進みながら、ご神体である「三輪山」の清らかな気をいただきます。
参拝を終えたミモロたちは、駐車場に向かう途中、地元農家さんのお店へ。
奈良産の農作物がいろいろ売られています。「今日は、お友達の車で来たから、いろいろ買っちゃおう~」と。
いずれも新鮮で地味豊かな品々です。
「お腹空いた~」とミモロ。「そうね~おそうめん食べる?」とお友達。
奈良の名物料理と言えば、柿の葉すしとそうめん・・・様々な農作物など、食材豊かな土地ですが、どうしても京都のようなバラエティー豊富な食・・・というイメージがない奈良。そこが奈良の観光の課題ともいわれます。
「ねぇ~ここどう?」とお友達。「とろろめし 山和」というお店です。お店を構えて9年ほどになるそう。
なんでも奈良産の大和芋と地元の野菜を使った料理が味わえお店ということで、さっそく中へ。
ランチ限定の「とろろめし御膳」950円をいただくことに。
「わ~にゅうめんもついてる~」
麦ごはんにとろろ汁を掛けて、パクパク「麦飯、おかわり自由だって~」
地元の野菜の煮付けもついています。「なんか体によさそうだね~」とミモロ。「わ~おそうめん細い~」
このお店特製の極細のおそうめん。ゆで時間75秒です。
「もっと食べたい~」とミモロ。そこで追加注文したのは、大和芋をつかったかば焼きです。
海苔の上にすり下ろした大和芋をのせて、たれをつけて焼いたもの。
「なんか本物のかば焼きみたい~美味しいね~」と目を細めるミモロです。
「今年、本物のかば焼き食べられるかな~」とポツリ。確かに年々うなぎのかば焼きの値段は上昇。もはや庶民の味ではありません。
重箱一面のかば焼きは、4000円くらいもしました。特に土用の丑の日は、高い…。かつて夏の滋養をつけるために庶民が口にしたかば焼きは、そう簡単に手が出せないものに。
注文した品を全部きれい平らげたミモロ。「美味しかったで~す」とご店主に。
「それはそれは・・・では、旅たちの前に、交通安全を祈って、火打石しましょう」と。ミモロの背中にカンカンと火打石を打ってくれました。
「また、いらしてくださいね~」と。「はい、また来ます~」とミモロは手を振ってお店を後に。
*「とろろめし 山和」奈良県桜井市大字三輪648の3 0744-42-1066 営業時間 11:00~20:00 水曜休み 大神神社の大鳥居のそばです。
お友達の車で来たミモロ。高速道路を京都に向かい走ります。「なんか空いてる~」車の姿があまりない高速道路です。
途中のサービスエリアで休憩。
「あ、大仏プリンがある~これ美味しいのよ」とお友達。「なんか可愛い瓶・・・うん、円やかな味で美味しいね~」とミモロ。
「この瓶、持って帰る~」と、大仏さまのイラストが気に入って、空き瓶を持ち帰ることに。
いつもは、電車で行く奈良の「大神神社」ですが、自動車でも、電車と同じくらいの時間、2時間弱で行けました。
ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより
人気ブログランキング
ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro@piano.ocn.ne.jpまで
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます