7月18日から始まった「京都御所」での「高御座・御帳台」の一般公開。ミモロは、さっそく自転車に乗って、午後15時過ぎに向かいました。

「京都御所」は、通年、一般公開をされていて、事前申し込みなしでも拝観が可能です。
今回展示される「高御座・御帳台」は、令和元年10月22日に皇居の宮殿で行われた天皇陛下のご即位の儀にて用いられたもの。そのお姿が拝見できる貴重な展示です。

「混んでるかな?」と心配しながら、「京都御所」に向かったミモロ。参拝受付時間は、9:00~16:20 月曜はお休み。また8月12日から16日も閉門です。
受付は、御所の西側ん「清所門」で行われ、毎日5000枚の当日整理券が配布され、それがないと拝観できません。
「整理券朝8:40から配布されるんだって~」とミモロ。「整理券持ってないけど、行ってみる」と出かけたのです。
まず、門の前で、「あの~整理券持ってないんですけど~」と係の方に言うと、「はい、あそこで配ってますから、まずもらってください~」と言われ、門の前の仮設テントへ。「あの~今から、拝観できますか?」と聞くと、「はい、大丈夫ですよ~1枚ですね」と、ミモロに整理券を渡してくださいました。
それを握りしめながら、門へ。ここでは、コロナ予防対策として、マスクの着用、検温、アルコール消毒、そして荷物チェックが受付でなされます。
そこをクリアして、ミモロは、奥へと向かいます。「よかった~あんまり混んでなくて~」

はっきりいえば、とても空いていました。見渡すかぎり、ミモロのそばに他に数人の人しかいません。
ミモロは、拝観順路に従って、「高御座・御帳台」のある「紫宸殿」を目指します。

朱塗りの「承明門」の向こうに見えるのが、「紫宸殿」。
「せっかく京都御所にいるから、それに合うように変身しちゃおう!え~い」というと、ミモロはなんと十二単を着た女官に変身です。

その姿で、東側の「日華門」へ進みます。
「あれ、建春門だよね~」御所の東側の門です。掃き清められた白砂がまぶしい御所です。

いよいよ目的の「紫宸殿」前に到着。

十八階段の上に広がる松の間に「高御座・御帳台」が置かれているます。
「う~見えない~」と、覗き込むミモロですが、御簾が下がり、わずかな隙間しかなく、全体のお姿を拝見することはできません。
コロナ対策なのか、拝観のために、その前には、ロープがまるで迷路のように設置されています。
「どうぞ、ベストポジションで撮影してください~」と係の方に言われ、ミモロは、一番前に。それでも中は見えません。
十二単姿のミモロを不思議そうにチラ見する警備員や案内係のおじさまたち…。
「十二単姿で、御所に来たかったの~」と実は、これはミモロの念願。でも、建物に座ることはできないので、離れた位置での撮影です。

「やっぱり十二単姿には、御所が一番ふさわしいよね~」と。確かに雛人形は、女官や文官の姿を映したもの、ここ以上にふさわしい場所はありません。
「紫宸殿」から順路に従い、「小御所」方向へ。
そこには、即位の礼に用意された「威儀物」と言われる儀式の威厳を整える、太刀、弓、盾などが展示されています。

そこを拝見し、向かい側の日本庭園を眺めます。

さて、他にも展示物がいろいろ。

即位の礼の装束をまとった人形たちが並びます。


「あ、ミモロと同じ~」ミモロは、女官の姿です。「いっしょにここに並ぼうかな?」となんとも大胆な発言。でもミモロの願いはかなえられることはありません。

拝観順路には、ソーシャルディスタンスを求める看板が…

「でも、思ったより拝観者いないね~」と、それは訪れた時間のせいかもしれませんが・・・「連休中は混雑するかもね~」とも予想されます。
「御所に十二単姿で来れてよかった~」と、うれしそうなミモロ。

さぁ、もう閉門の時間が迫ってますよ~。

「は~い。じゃ、元に戻るね・・・え~い!」とミモロは、元の姿に・・・

「なんか夢みたい・・・」と、女官姿になっていたミモロは、このひと時を思いながら、門へと歩きます。

澄んだ青空が広がる京都…

ミモロが門を出ると・・・「あれ?もう撤収してる~」そう、16:20の受付締め切りに、門は閉じる準備が進みます。

「全然密の状態じゃなかったね~」。自転車に乗って、御苑を進みながら、「連休って、たくさん観光客、京都に来てるらしいよ~」
そう、噂では、京都のホテルなどは満室になっているとか…。
「みんなどこに行ってるんだろ?」
嵐山や清水寺の辺りは、きっと大勢の観光客がいるかもしれませんが・・・
どうぞ、コロナ対策をしっかりして、京都を楽しんでくださいね~。
気温も高いので、熱中症にも気を付けて・・・
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