7月10日に、「祇園祭」の神輿洗いで、いよいよ祭りが本格的に動き始めた京都の町。山鉾町には、次々に山鉾が建ち始めました。
「いよいよお祭りだね~」
四条通には、祇園囃子のコンチキチンのリズムが響き、祭り情緒を盛り立てます。
「あ、ヒオウギの花~」「祇園祭」に飾られるアヤメ科の植物。その葉の形が檜扇を思わせることにちなんだ名前です。
日中は、35度に達する猛暑の京都。「祇園祭のころが一番暑い」といわれます。「もう町歩きすると、フラフラになりそう~」毛皮で覆われているミモロは、とりわけ暑さが堪えます。熱中症にならないように、水の補給を忘れずに~。
さて、そんな京都で、ミモロの楽しみは、蓮の花。
「今年も咲いてる~」
早朝、6時に家を出て、南禅寺へと向かいます。門の脇にある池には、毎年、蓮の花がみられるのです。
「わ~きれい~夏だね~」と、蓮の花を見ると、ミモロは、いっそう夏を実感します。
東京では、あまり見る機会に恵まれなかった蓮。その大きな花を初めて見たときの感激をミモロは忘れられません。
でも、今年は残念ながら、いつもより花の咲き具合があまりよくありません。
「だけど、やっぱり蓮の花って素敵だよね~」
にごった池から咲く清らかな蓮の花。「お釈迦さまがいらっしゃる極楽にも咲いてるんだよね~」と、蓮を見るたびに、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を思い出し、池の中を覗きこむミモロです。「花の下に地獄あるのかな~」と身を乗り出すミモロ。危ない、地獄じゃないけど、池に落ちちゃう~といつもヒヤヒヤ。
蓮を見物した後は、南禅寺の境内を朝のお散歩・
「わ~気持ちいい~まだ空気が冷たい~」と深呼吸。
さすが6時台の境内。人影もまばらです。
臨済宗の大本山「南禅寺」。いつ訪れても、凛として空気がながれているよう。特に、早朝は格別です。
京都のお寺の朝のおつとめは、だいたい5時頃に行われるそう。「もっと早く来なくちゃ~読経の声聞こえないね~」とミモロ。
一般の参拝者が、参列できるおつとめは、実は多くありません。1日に何度も行われるおつとめの一部に参列できる場合もありますが。
お掃除の方が清めている参道を進み、三門へ。
「ここよく京都を舞台にしたドラマの撮影する場所・・・なんでここで会う約束するんだろ?」といつも不思議に思うミモロ。「京都の人で、南禅寺の三門で待ち合わせする人いないよね~。町中でしょ。行きやすい~」とミモロ。でもドラマには、京都らしい景色が必要なの。それに町中で撮影できないでしょ。「まあね~」と、わかってるけど、なんか不自然さをぬぐいきれない表情。
ミモロがどこにいるのかわからないほど大きな門。現在の門は、寛永5年(1628)に藤堂高虎が、大阪夏の陣で亡くなった家来の菩提を弔うために再建したもの。禅式様式の堂々とした姿は圧巻。歌舞伎で石川五右衛門が「絶景かな~」といった舞台がこの門です。
「ここからの眺め好きなんだ~」
大きな柱の間を歩き回るミモロです。
それから方堂へ向かいます。
「お詣りしなくちゃ~」と、お賽銭を納めて、お線香を奉納します。
「南無~」と手を合わせるミモロです。
「もっとお散歩する~」と、あまりの気持ちよさに、さらに奥へと境内を進みます。
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