ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

枯山水に咲く桔梗。東福寺の塔頭「天得院」の特別公開。7月中旬まで

2019-06-28 | 寺社仏閣

一行に梅雨入りの宣言がされない今年の京都。「もう台風も来ちゃったのに~」と、毎年、予測がつかない天候です。
そんなある日、ミモロは、「東福寺」に出かけました。
 
紅葉の時期、鮮やかな赤に埋め尽くされる境内は、今、みずみずしい緑の衣をまとったよう。
観光客もまばらな境内。のんびりとその景色を眺めることができます。

さて、この日、ミモロが向かったのは、塔頭のひとつ「天得院」です。
 
南北朝時代に創建され、東福寺五塔頭のひとつとして隆盛を極めます。その後、一時衰退したものの、慶長19年(1614)に東福寺第227世文英清韓長老が住持となります。豊臣秀吉・秀頼の五山の学僧として寵遇され、秀頼の依頼で「方広寺」の鐘銘にかかれる文章を選んだ人でもあります。
それが豊臣家の運命を変えることになるとは・・・。そうその文には、「国家安康、君臣豊楽」の文字がありました。徳川家康を呪うものと、言いがかりをつけられ、それにより、「天得院」は取り壊されてしまいます。

現在のお堂は、天明9年(1789)に再建され、明治になり、塔頭の本成寺と合併し、現在に至ります。
 
このお寺は、今、特別公開され、多くの人々が訪れています。その目的は、お庭に咲く、桔梗です。
「お茶も楽しめるんだ~」

「桔梗の寺」と言われ、お寺の紋も桔梗。拝観料500円を納めると、交通安全のステッカーがいただけました。

お寺のグッズも桔梗の模様。
「こっちは売り物じゃないみたい」
ミモロが興味を持ったのは、フクロウの蚊取り線香入れでした。

さぁ、お庭を拝見しましょう。

「わ~桔梗がいっぱい~」とその美しさに見惚れるミモロ。

なんでも桃山時代の作庭と言われる枯山水庭園で、一面に苔でおおわれ、その中に、紫や白の桔梗がすっくと立って麗容な花を咲かせています。
 

緑したたる中に咲く桔梗。「昔から、桔梗のお花あったのかな~?」とミモロ。

京都の歴史ある神社仏閣の庭園は、長い歳月の中で、その形や姿は、自ずと変化してゆきます。
小堀遠州作と言われる庭も多いのですが、もちろん、今、見られる庭は、その基礎を踏まえながら、植えられる木や草花は、違っています。京都の多くの歴史的建造物は、火災に見舞われ、焼失し、庭もその被害を受けて、かなり荒れてしまったと思われます。さらに太平洋戦争の戦時中は、お寺でも、食料確保のために、庭をつぶして、芋畑などにしたという話も。
現在、目にする美しい庭は、戦後、多くの人の努力によって、美しく整えられたものと言えます。

「誰が整えてもいいの~。だって美しいんだもの~」とミモロ。

縁側に座って、しばし、涼をとりながら、涼やかな桔梗を眺めます。

訪れる人がカメラを構えるのは、この窓。
桔梗が見える景色です。

「あ、ここにも桔梗の花がある~」と手水場にもさりげなく。


ミモロ、しっかりお水飲んで~。「うん」ゴクゴク。
夏の京都の散策には、水分補給は必須。
さぁ、そろそろ戻りましょう。「は~い」強い陽射しが注ぐ中、ミモロは、汗ばみながらも、散策を楽しみます。

ミモロ、お帽子かぶらなくちゃ~「あ、そうだった~」
日傘や帽子も忘れずに・・・

*「天得院」の特別公開などに関しては、ホームページで

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1 コメント

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Unknown (kazuyuki tanaka)
2019-06-28 21:03:19
僕も今日行ってきました。G20首脳のご婦人方々の訪問で東福寺本山は拝観中止でした。
塔頭は拝観していて一安心しました!

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