ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「北野天満宮」に無事に戻って来た「北野祭」の行列。装束を脱ぎ、安堵の中楽しむ直会

2024-10-07 | 祭事・神事・風習
10月4日の夕方、再びミモロは「北野天満宮」に戻りました。

ちょうどその時、行列が氏子町を巡行し、戻って来たのです。「間に合ってよかった~」と沿道で見物。


昼から今迄まで、ずっと町を巡った行列…その姿には、天満宮まで無事に戻れた安堵感が漂っています。

実は、巡行の途中で、鳳輦の車輪に問題が発生。それの問題をみんなの力でクリアして、戻って来たのだそう。
本殿に向かう前に、再び隊列を整え、気持ちも引き締め、門へと向かいます。


石段は、担ぎ手によって、一段ずつ慎重に…。

肩にかかる鳳輦の重さは、その役割の重さに通じるものがあるのです。

門をくぐり、いよいよ本殿へ

多くの人の喜びの声がそこに…。それから神事が行われ、還幸祭は納められます。


ちょうどその時…境内の提灯に一斉に灯りが…


ミモロは、急いで、朝、行列の参加者に装束を着つけた場所に向かいます。
「今から、お着換えのお手伝いしないと…」と。

参加者は、着ていた装束と草履を脱いで、自分の服に着替えます。「う~ここ外してもらえますか?」と、袴の後ろをずれないようにしっかり縛った紐が外れません。「は~い、今、お手伝いします~」とミモロたちは、袴の紐を緩めるお手伝いに追われます。

洗濯のため、着た装束を種類ごとにまとめ、係の方に渡します。
来年も使う装束の修繕なども、専門の方が担当。「祭の行列って、すごくいろいろな人が携わっているんだよね~」と、裏方になって初めて見えるものが…。

すべての神事などが終わり、19時過ぎからは、「還幸祭」に携わった人たちの労をねぎらう直会が始まりました。
まずは、「北野天満宮北野神輿会」の会長さんのご挨拶。

「みなさまのお力で、無事に今年も祭をおさめることができました。また、いずれ神輿も復興しますので、これからもご支援、ご尽力をお願いします…」とご挨拶。

そして乾杯へ


「ミモロちゃん、飲めるんでしょ??」と同じテーブルの方。「うん、まぁね~車置いて来たもの…」としっかり飲む気のよう。

そして会が終わるころ…「本当に今年もお世話になりました~ネコの手のお手伝いですみません~」と、着付けを教えて下さった「北野祭保存会」の役員のみなさんにご挨拶。

「今年も、ミモロちゃん、頑張りましたね~来年もよろしくね~」と。

知り合いのご縁で参加させていただいてるミモロ…いろいろな方とのご縁が結ばれることが何より嬉しいのでした。


「いい風~」とほろ酔い気分のミモロは、夜の境内をトコトコ…。祭の後の境内は、いつもより、いっそう静かな気がしました。

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