「この扇子素敵~」とミモロが出会ったのは、滋賀県高島市安曇川の扇子のお店です。
JR「安曇川駅」から、道の駅に行く途中にある「すいた扇子」。
「なんでここに扇子屋さんがあるんだろ?」と思いながら、お店の中へ
店内には、さまざまな種類の扇子が並んでいます。
「いらっしゃいませ~」と、対応して下ったお店の方。
「あの~見せて頂いてもいいですか?」とミモロ。「はい、どうぞ~」と笑顔で迎えてくださいました。
棚に並ぶいろいろな扇子…舞扇、飾り扇子、男持の少し大きなサイズの扇子や柔らかな色合いの小ぶりの女持のもの、茶席扇子など、その種類は様々です。
「あの~どうしてここに扇子屋さんがあるんですか?」とストレートな質問。
「それはね~…」と、安曇川の扇子の歴史をお話してくださいました。
朽木渓谷から琵琶湖に注ぐ安曇川。昔からその流域には竹が自生していたそう。江戸時代、徳川綱吉の時代、この地域の長谷川玄斎という人が、水害を防ぐために、竹を植え、さらに農家の副業のために、竹工芸品の製作を奨励します。特に、扇子の骨は、その後、京都、大阪、東京など各地の扇子屋さんに納められ、その歴史は、現在にも至り、なんと全国の90%の扇子の骨を生産しているそう。
「え~扇子の骨って、ほとんどこの地域で作られてるんだ~すごい!」と感心仕切りのミモロです。
そう、ここの扇子の骨に京都や大阪で、紙や布が貼られて、扇子になるのです。
現在3代目となる「すいた扇子」。店の奥は、工房になっていて、そこで扇子の骨づくりが行われます。
扇子の骨(扇骨)の製造工程は、とても手間がかかるもの。竹から扇骨が完成するには、なんと十数ほどの作業工程を経るのだそう。
「え~そんなに手間がかかるんだ~」と驚くミモロ。
「あの~扇子の値段の違いってなんですか?」と尋ねます。
もちろん扇面の素材やデザインなどの違いはありますが、骨にフューチャーすると、その形状や本数などに違いがあるそう。
ミモロは、2000円代の扇子と6000円の扇子を開いて、仰ぎます。
「風の具合違うでしょ?」と言われ…「うん、確かに高い扇子の方が、風がたくさん来る気がする~」と。
確かに、なんとなく違うのです…。
外国人観光客にも人気が高い飾り扇…。日本の美を表現した素敵なお土産です。
「いろいろお話ありがとうございました~」とお礼を言って、手を振ってお店をあとに…
*「すいた扇子」滋賀県高島市安曇川町西万木62 ☎074032-1345 9:00~17:00 不定休
「ちょっとお散歩のつもりで、すごく時間過ぎちゃった~大変、早く戻らないと…」と、急いでお友達の家に帰るミモロでした。
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「あの~見せて頂いてもいいですか?」とミモロ。「はい、どうぞ~」と笑顔で迎えてくださいました。
棚に並ぶいろいろな扇子…舞扇、飾り扇子、男持の少し大きなサイズの扇子や柔らかな色合いの小ぶりの女持のもの、茶席扇子など、その種類は様々です。
「あの~どうしてここに扇子屋さんがあるんですか?」とストレートな質問。
「それはね~…」と、安曇川の扇子の歴史をお話してくださいました。
朽木渓谷から琵琶湖に注ぐ安曇川。昔からその流域には竹が自生していたそう。江戸時代、徳川綱吉の時代、この地域の長谷川玄斎という人が、水害を防ぐために、竹を植え、さらに農家の副業のために、竹工芸品の製作を奨励します。特に、扇子の骨は、その後、京都、大阪、東京など各地の扇子屋さんに納められ、その歴史は、現在にも至り、なんと全国の90%の扇子の骨を生産しているそう。
「え~扇子の骨って、ほとんどこの地域で作られてるんだ~すごい!」と感心仕切りのミモロです。
そう、ここの扇子の骨に京都や大阪で、紙や布が貼られて、扇子になるのです。
現在3代目となる「すいた扇子」。店の奥は、工房になっていて、そこで扇子の骨づくりが行われます。
扇子の骨(扇骨)の製造工程は、とても手間がかかるもの。竹から扇骨が完成するには、なんと十数ほどの作業工程を経るのだそう。
「え~そんなに手間がかかるんだ~」と驚くミモロ。
「あの~扇子の値段の違いってなんですか?」と尋ねます。
もちろん扇面の素材やデザインなどの違いはありますが、骨にフューチャーすると、その形状や本数などに違いがあるそう。
ミモロは、2000円代の扇子と6000円の扇子を開いて、仰ぎます。
「風の具合違うでしょ?」と言われ…「うん、確かに高い扇子の方が、風がたくさん来る気がする~」と。
確かに、なんとなく違うのです…。
外国人観光客にも人気が高い飾り扇…。日本の美を表現した素敵なお土産です。
「いろいろお話ありがとうございました~」とお礼を言って、手を振ってお店をあとに…
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