ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「京都伝統産業ミュージアム」で開催された「消しゴムハンコ」のワークショップへ

2021-01-17 | 体験

1月11日、ミモロは、京都岡崎にある「京都伝統産業ミュージアム」へ出かけました。


この日、ワークショップスペースでは、「消しゴムハンコづくり」が行われ、それにミモロは参加します。


「工芸を分析してみる」という企画で、京都のさまざまな伝統工芸の職人さんやお店が協力し、多くの人に、京都に伝わる工芸品の魅力を実際に作ることで知ってもらうというもの。

「消しゴムハンコ」をご指導くださるのは、一級印章彫刻技能士であり、京都府認定の「京もの認定工芸士」でもいらっしゃる「河政印房」の河合良彦さん、祥子さんご夫妻です。
 
「ミモロちゃんも参加してくださったんですね~」と。すでに顔なじみのミモロ…「はい、やってみたかったんです~」と笑顔で答えます。

アルコール消毒と検温を済ませて、テーブル席に。お隣の方との間には、アクリル板が置かれ、コロナ対策も充分に…。


まずは、河合良彦さんが、京印章の歴史などをお話くださいました。
なんでも、京印章のはじまりは、平安時代で、平安遷都と共に官職や役所名を示す官印づくりにさかのぼるそう。官印の代表的なものは、天皇御璽(ぎょじ)と太政官印などがあげられます。

明治5年に、新政府にふさわしい「天皇御璽」と「大日本国璽」は、京都の御所で印司を務めていた「安部井檪堂(あべいれきどう)」に依頼したもので、現在もさまざま公的文書や賞状などに使われています。

一方、庶民が印章を使うようになったのは、江戸時代から、以来、さまざまな場面で大切な役割を果たしています。
「でも、この頃、印鑑、省く動きが強まってるよね~」とミモロ。銀行や役所でも、ハンコを押す機会がなくなってきました。
「まぁ、印鑑って、日本の文化みたいなもの…別の形でもきっとずっと残るよね~」と思うミモロです。

お話の後は、いよいよ実際に製作に入ります。それぞれの机には、消しゴムハンコを作るのに必要なものが並んでいます。


今回、参加者が彫る文字などのサンプルも…。いずれも印章にふさわしいおめでたい意味のある文字が並んでいます。


「では、順番に彫り方の手本を近くで見てください~」と言われ、ミモロは、奥様の祥子さんのそばへ。

消しゴムの扱い方や彫刻刀の使い方などを教えていただきました。


自分の席に戻ると、まず、小さなサンプルの消しゴムで練習します。


「消しゴムを回しながら彫るといいんだって…」と、言いながら、練習に励みます。

「さぁ、そろそろ本番に移ろう…」といよいよミモロの消しゴムハンコづくりがはじまりました。

「え~と、まず彫るデザイン選ばないと…」と、河合さんご夫妻がご用意くださったサンプルの紙を見つめます。

「どれにしようかな~」
ミモロは、何を選んだでしょう・・・?



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