今年も、ミモロは、祇園祭の後祭り(7月24日山鉾巡行)のしんがりを務める「大船鉾」のボランティアをします。
まずは、21日の午後から授与される「厄除け粽」のセッティングのお手伝い。
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「大船鉾」は、四条町の鉾で、3年前に150年ぶりに復活した鉾です。会所の近くの「池の坊会館」が、粽セッティングの会場。そこには、ボランティアの学生さんや「NPO法人 京都の文化観光を考える会 都草」、そして四条町の人たちなど100人くらいが集まって、約7000本の粽の準備をすることに。
「ミモロちゃん、粽、お机に運んで~」といわれ「は~い」とミモロは、粽の束を机に運びます。
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一見同じように見える粽ですが、作る農家の方々によって、微妙に形や大きさが異なります。
それぞれの粽の状態に合わせて、袴という山鉾の名前などを書いた紙をセットし、ビニール袋に入れてゆきます。
「ミモロちゃんは、袴の紙、粽にセットする係ね~」と。ほかの同じ机の方々は袋詰めを担当することに。
「うん、ミモロ、紙貼るの得意だから…」。今年はすでに前祭り(17日山鉾巡行)の「蟷螂山」で、作業に参加しています。
すでにベテランの粋のミモロでした。
まず、粽の状態を見極めます。
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「この藁の部分、アンテナみたい」
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そして、グルリと袴といわれる紙を粽に巻き付けて、シールで止めます。
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「できた~」
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作業は、朝9時から12時まで続き、同じテーブルの方々とお話しながら、進めます。口も動くけど、手も休まず動かします。
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「わ~もう終わっちゃった~」
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大船鉾の7000本の粽は、それからお祓いをして、ご祭神のパワーをいただき、21日から授与されます。
「ここは1本700円」そう、山鉾の粽の値段は、山鉾により異なり、700~1200円というのが目安です。
厄除けの粽は、京都の家の玄関の上などに飾られ、災い除けになります。
作業を終えると、お弁当をいただき、午後からは、恒例のボランティア説明会が約1時間行われます。
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「フムフム・・・」京都に暮らし始めてから、毎年、「大船鉾」のボランティアをしているミモロ。今年は、会所も整えられ、鉾の見学がよりスムーズに。
ミモロたちは、粽や手ぬぐいなどの授与や見学者の誘導などを担当します。
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今年、大船鉾の先端には、大きな金の御幣が飾られます。「昨年は、龍頭だったけど…」。そう、1年ごとに交代で御幣と龍頭になるのです。
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ミモロは、宵山(7月23日の夜)に大船鉾でボランティアをしています。「浴衣着なくちゃ~」と、浴衣姿がボランティのきまり。毎年「厄除け粽どうですか~」と、京都弁で対応するミモロ。「京都弁の方が、観光客喜ぶから…」と、東京生まれのネコながら、この日ばかりは京都弁で…。
「祇園祭」は、「八坂神社」のお祭り。
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10日は、神輿洗いの神事があり、いよいよ神輿が本殿の前に並びます。
「もう、こんな季節になったんだね~。1年ホント早いね~」とつくづく思うミモロでした。
前祭りの山鉾は、10日に鉾建てが始まり、12日に試し引きが行われ、17日の巡行まで、四条通や室町、新町通などに24基が並びます。
後祭りの山鉾は、17日、前祭りの巡行が終了の後に鉾建てが始まり、20日に試し引きが行われ、24日の巡行まで10基の山鉾が並びます。
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