ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

[京の夏の旅」文化財特別公開。初公開の壬生にある「新徳寺」。新選組の前身「浪士組」を立ち上げた場所

2023-09-04 | 寺社仏閣

毎年の時期行われる文化財特別公開の「京の夏の旅」。今年のテーマは、新選組結成160年と世界遺産です。
ミモロは、さっそく新選組の屯所があった壬生エリアにやってきました。

「ここ初公開なんだって~」と訪れたのは、「新徳寺」です。


臨済宗永源寺派の寺院で、江戸中期、元文4年(1739)に建立。天明の大火で焼失し、現在の建物は、その後再建されたもの。


本堂の屋根は、丸みを帯びた形。


そして屋根には、猿が座っています。
 

ミモロは、境内を進みます。

普段は、ここの檀家さんしか入ることができない境内。

ガイドさんのお話によると…
幕末に、14代将軍家茂の上洛に際して、将軍護衛のために集めた浪士。文久3年(1863)2月23日、関東から234人の「浪士組」がここ、壬生に到着しました。その本部となったのが、ここ「新徳寺」。「浪士組」のリーダーが、庄内藩の清原八郎。

(絵の向かって左)
彼は、ここで「浪士組」の結成の目的を演説します。彼が目指すのは、「尊王攘夷」。
「え~新選組って、尊王攘夷思想の人たちと対立してきたんじゃないの?」と首をかしげるミモロ。

そう、初めに結成された「浪士組」は、尊王攘夷思想なのです。それに反発したのが、芹沢鴨や近藤勇、土方歳三です。
「組長・・・・」

近藤勇の肖像画に挨拶するミモロです。

「あ、土方歳三さんもいる~」


この肖像画は、絵を描くのがお得意の元ご住職の作品です。
「色紙も作ってるんだ~」


一枚一枚手描きの御朱印。

「表情や目つきが微妙に異なりますから、御心に沿うものを選んでください~」と。

「ここで、浪士の人たちに演説したんだ~。みんなどんな気持ちだったんだろ?」


今は、美しく整えられたお庭…このお寺に沢山の浪士が滞在していた時は、どんなだったでしょう。


さぁ、次は、壬生寺へ行きましょう

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