南禅寺の桜。そして野村美術館そばの枝垂れ桜。どちらも見事に花盛り

近所のお散歩が楽しくてたまらないミモロは、このところ朝ご飯も食べないで、出掛けます。
この日、行ったのは、南禅寺。
雪の日は、白い雪桜が美しかった境内も、今は、本物の桜が薄ピンクの色を凛とした雰囲気の禅寺にもたらしています。
１段が大きな階段をのぼり、三門へ。
「ここにも咲いてる」　境内には、思ったよりも桜の木が多く、古い建造物と見事に調和しています。

「あそこの桜も咲いてるかな？」と、ミモロは、南禅寺の北西方向の道を進むことに…

「あ、もう満開だ～」ここは、野村美術館の裏側にあたる道。この辺りは、大きなお屋敷の多いエリア。そのひとつのお屋敷の枝垂れ桜が、それは素晴らしいのです。昼ともなると、タクシーなどがお客様を連れて、ひっきりなしに通る道も、まだ朝は、ほとんど車が通りません。
だからゆっくりと桜を観賞できるんです。　その道の東側の野村邸。ここは花菖蒲で有名な場所。今は、桜が趣を…。
この辺りのお屋敷のお庭には、池や小川があります。その水は、琵琶湖疏水から引き入れたもの。琵琶湖疏水ができてから、水が豊かになり、次々にお屋敷が立ち並び、ここに別荘を持つのが、ステイタスシンボルに。今は、その大部分が、相続税問題からか、会社など法人の所有になっています。
「こんなところにお家があったらいいねー」とミモロ。「でも～近くにコンビニないし…お買い物にちょっと不便かも…」。この辺のお屋敷ではお手伝いさんがお買い物に行くから、いいの…。

「でも夜、ちょっとミルクが飲みたくなって、冷蔵庫見たらなかったらどうするの？」と、真剣に心配するミモロでした。

丸太町通に出たミモロは、「ここにも寄ってこう～」と、岡崎神社の桜を見に…。
　
境内には、枝垂れ桜があり、ベンチに座ってのんびり眺めることができます。

「そろそろ平安神宮の紅しだれも、満開かなぁ～」ソメイヨシノや山桜が散り始めるころ、紅しだれが見ごろを迎えます。今年も、神苑お散歩しましょうね。

「岡崎公園の桜もりっぱだよねー」京都に暮らして３年、特に、ここ岡崎エリアの桜に、やたら詳しくなったミモロです。

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