大原の有機野菜を使った和食店「出町ろろろ」。予約が取れない評判のお店

「いろんな野菜をたくさん使ったお料理～美味しそう！」

小鉢や小皿にのったお惣菜…お家で、これだけの種類の料理を作るのは、とても大変そう…。

ある夏の日、ミモロは、知り合いの方に連れられて、京都の出町柳駅から今出川通を西へ。
二筋くらい西へ進んだ道沿いにある「出町ろろろ」という和食のお店を訪れました。


ミモロがよくお買い物にやってくる「桝形商店街」のアーケードが見える通りにあり、特別大きな看板も出ていないので、その前を何度も通りながらも、そこがなんのお店が知らずに通り過ぎていたのです。

「ここ料理店だったんだ～」と、キョロキョロしながら知り合いに後に続きます。
「ここは、予約がなかなか取れなく、すぐに満席になっちゃう人気のお店なんですよ～」と知り合い。
なんでも、お嬢様がこのお店の評判を聞いて、何度も予約をしようとしたのだそうですが、その都度、満席で、やっと取れて行って感激したのだとか。それで一度行ってみたいと、たまたまこの日、会ったミモロを誘って直接お店へ。

「あの～入れますか？」と…「ウ～2名様ですね、お時間かかりますけどいいですか？」とお店の方。
「はい、大丈夫です！」と、この機会を逃しては、次はいつになるかわかりません。

ミモロ達は、お店の中へ進みます。


古い町家を改装した店内は、落ち着いた雰囲気…。カウンター席と窓際の大きなテーブルのお席が…
ミモロは、テーブル席に座りました。

「え～と何にしようかな？」とミモロは、お品書きを拝見…


「あのね～ランチは、お弁当と会席から選ぶんですよ～会席は予約しないとダメだから、お弁当のみね～」と。
「あ、そうなんだ～じゃ、それで～」と。
お弁当と言っても、どうも箱詰めのお弁当とは違うよう…


お品書きに並ぶ料理は、いずれも新鮮な野菜や京都の食材、豆腐などを使った体が蘇るようなものばかり…

なんでも、ここの野菜は、大原の畑でとれた有機野菜なのだそう。

料理の内容は、約2週間ごとに変わるのだとか…。
「毎月、2回は通わないと…」

お弁当は、1400円です。

やがてミモロの前には、お料理が運ばれました。


いずれもご店主が、丁寧に作られたものばかり。
「ホント、いろんな種類のお料理が頂けて、嬉しいね～」と目を細めるミモロです。

ここで人気なのは、それらの料理をさらに美味しくするお釜炊きのご飯です。
「お代わりしていいんだって～」と、食べる意欲をいっそう示すミモロです。

「ミモロちゃん、ラッキーですね～初めて来てお料理いただるなんて～」と、念願がやっと叶ったという知り合い。
「あ、そうなんだ～よかった～」と、知り合いの声も耳に届かぬほど、夢中で食べるミモロ。

「きっとこのお店、夜、お酒飲みに来るのも素敵なんじゃないかな？」と想像します。


「今度、また来たいね～」というミモロですが、その後、何度か訪れましたが、常に満席…

「お友達誘って、予約がんばろう！」と改めて思うミモロでした。



＊「出町ろろろ」京都市上京区一真町67－1　☎075－213-2772　ランチ11：30～13：30（売り切れ次第終了）　夜18：30～20：30　月曜休み　夜の営業は金・土・日曜　現金のみ　前日までの予約をおすすめ

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