ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「東福寺」の夜間拝観とライトアップ。再開は、緊急事態宣言解除後に。その時は、ぜひ~

2021-05-11 | イベント

4月29日から開催が予定されていた「東福寺」の夜間拝観とライトアップ。緊急事態宣言により、開催延期となり、6月4日からということに。
ミモロは、「京都ブライトンホテル」の企画による宿泊ゲストのための「東福寺ライトアップ貸し切りツアー」に4月中旬に参加しました。

「夜のお寺って、特別感あるね~」と、静寂が包む「東福寺」。「本坊庭園」などを拝観します。


ミモロが向かった「方丈」は、禅宗寺院における僧侶の住まいであり、応接するスペース。
拝観できるコースには、光が灯され、いっそう幻想的な雰囲気に…。


大きな石が組み合わされた南庭は蓬莱神仙思想を表現した世界。この庭は、重森三玲により作庭されたもので、それまでの庭にあった石などを使い新たな世界を生み出したものだそう。「一切無駄にしちゃいけないっていう禅の教えによる、リサイクルしたものなんだって…」と資料から話すミモロ。

重森三玲の庭で有名なのは、北庭などに広がる苔と石による市松模様。

「なんか昼間の方がキレイに見えるね~」と率直なミモロの意見。確かに、苔がちょっと茶色でしかも育ちすぎの感じで、以前見た時とは印象が異なりました。「まぁ、お庭も変化するものね~」と。

方丈からは、先ほどいた「通天橋」の姿が美しく眺められます。


そして、次に向かったのは、3月にも訪れた「龍吟庵」です。

「東福寺」の境内を流れる川に掛かる3本の橋のひとつ、「偃月橋」を渡ります。
「昼間に来た時と、雰囲気違うね~」と、ひとりトコトコ…

ライトアップされた「龍の庭」といわれる石庭は、いっそう迫力を感じます。
 
ライトアップされると、白砂に映る石の影が不思議な形に…。
「ひとり切りでここにいたら、ちょっと怖いかも…」とミモロ。ネコって夜に強いんじゃないの?「え~でも~」と、子ネコのミモロは、やはりまだ夜の闇には弱いよう…。

さぁ、そろそろツアーも終了の時刻が迫ってきました。
「もう一度、通天橋行く~」と、ミモロは、バスに乗る前に…

「やっぱりここ素敵だね~」と、橋の上から眺める新緑の海‥。

ライトアップされていなければ、全く見えない世界です。

最近、京都では、秋に紅葉で賑わう名所の春から夏にかけてのライトアップが増えています。
「京都の夜って、なんにも見る場所がない~」という観光客の不満を軽減する動きなのかもしれません。
「お寺の収入が増えていいんじゃないの?」という方もいるかもしれませんが、
でも、夜間拝観とライトアップは、お寺にとっては、なかなか大変なこと。
多くの文化財を有する寺院の警備などにも気を使う必要があるからです。
特に、これから復活するだろう外国人観光客への対応は、懸念される部分もあるよう。
そのため、完全予約制で、入場人数の制限なども行われます。

「東福寺」の夜間拝観とライトアップは、緊急事態宣言の延長で、再開は6月4日からになってしまいました。
開催期間も8月までに延長されたので、機会があれば、ぜひ訪れてはいかがでしょうか。

ミモロが参加させていただいたのは、「京都ブライトンホテル」の特別貸し切りツアーでした。
そのため、いつもミモロのそばには、ホテルスタッフの方が寄り添ってくださり、とても気を使ってくださいました。
  
みなさんお世話になりました。

素敵な夜を本当にありがとうございました。


一般の方が申し込める「東福寺」の夜間拝観とライトアップは、緊急事態宣言の延長で、再開は6月4日からになってしまいました。
開催期間も8月までに延長されたので、機会があれば、ぜひ訪れてはいかがでしょうか。
今のところ当日受付もあるようです。

詳しい情報は「東福寺」のホームページでご確認ください。


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