京都東山の「粟田神社」のお祭りが行われた秋の連休。ミモロは、毎日、神社へと通います。
8日の夜は、名物の大燈呂が、氏子町を巡行します。ミモロは、黄色のはっぴを着て、その行列に参加しました。

「このはっぴ、お友達に作ってもらったんだ~」という自慢のはっぴです。
さて、大燈呂は、とても歴史あるもの。すでに室町時代の記録に、当時の人たちが、それを見物に出かけたことが記されています。江戸時代には、数百という数の大燈呂が登場。さまざまな形で人々を驚かせたのだそう。その後、しばらくの間途絶えていましたが、平成20年から、京都造形芸術大学の学生さんたちと氏子町の人たちにより180年ぶりに復活。年々、その製作技術は向上し、今や見事な作品が毎年生まれているのです。



今年は10基が登場。源義経や、お地蔵さま、スサノオノミコトとクシナダヒメ、因幡の白兎、そして来年の干支の犬など、3メートル以上の大燈呂が、氏子町を進む姿は、祭りの見どころの一つです。
「この大燈呂って、青森のねぶたのルーツなんだって~」と教わったミモロです。
「迫力あるよね~」「さぁ、そろそろ巡行に出発しますよ~」と造形大の学生さんたち。


「ミモロも台車、引っ張るね~ヨイショ」


そこでミモロは、台車にのって動かす人たちを応援することに。


「ここにいてもいい?」ミモロはあちこちの大燈呂


ミモロは、お手伝いしたくてたまらないのです。だって同じはっぴ着てるんですから…しっかり仲間のつもりです。
さて、今年は、子どもたちが自作の燈篭をさげて、町を巡行しました。


その先頭には、京都市の門川市長の姿も…。
夜、9時過ぎまで、大燈呂は、町を巡行します。ミモロは途中でお友達を案内することに。
「あ、来た~」白川沿いを進む光が見えてきました。

「ここで見る大燈呂が好きなんだ~」と。そう、白川の流れに移る光・・・それがとても情緒があるのです。

「昔の人も、大燈呂の光を見て、感激したんだよね~。わかるなぁ~」
昼間の勇ましい神輿とは異なり、なんとも穏やかな行列です。ぜひ多くの方に見物してほしい、すごく素敵な景色なのです。
「明日は、お神輿と剣鉾が巡行するから、それも応援しなくちゃ~」と、いろんなところに出没するミモロ。明日はとても忙しい1日になりそうです。

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