用事がいろいろあって、なかなか行けない祇園祭。「もう、祇園祭終わっちゃうよ~。今夜こそ絶対に行く~」と、楽しみな祇園祭に行けなくて、ちょっと怒っています。では、今夜こそ…。


まずは、祇園祭の神輿を見に、「八坂神社」に参拝に。「何度見ても、この御神輿立派だね~」とミモロ。
17日の山鉾巡行の後、18時ごろ神輿は「八坂神社」を出発して、四条河原町にある御旅所へ、入ります。そして24日に、再び、後祭の山鉾巡行の夜に、「八坂神社」へとお戻りになります。
1か月におよぶ日本最長期間の祭りは、この神輿が、年に1度、町を清め、平穏な暮らしがもらたせれるように、行われる祭りだともいえるのです。


神輿を見たミモロは、四条通を進むことに。この夜は、18時から、四条通りには、交通規制が行われ、山鉾が並ぶエリアまで、ずっと歩行者天国になります。
「歩きやすい~」とミモロは、四条通の真ん中をトコトコと…

ミモロが、トコトコ歩いていると、「あ、ミモロちゃん…」とばったりお友達と再会。以前、ミモロがお邪魔したキャンドルのお店「マドンナ」のオーナーの斉藤さんとそのお友達。

恵比寿さまに扮した方がいる恵比寿ビールのブースです。



ここでは、祇園の舞妓さんや芸妓さんたちが、お客様のおもてなしを…。周囲には、カメラマンの男性たちが鈴なりに…。
「あ、島田さん…」御所人形の作家さんの島田耕園さんは、紋付姿で。祇園祭のお役をなさっている島田さん。「今から、神事があるんで行かなくちゃ~」と、お忙しそう。

「あ、そばに祇園の『ちょぼや』さんのご主人もいらしたのに…ご挨拶できなかった~」と残念がるミモロ。
「わ~JIN君だ~こんばんは~」祇園の有名なワンコで、観光客に大人気。

「ホントに台風来るのかなぁ~」西の空には、夕焼けが…。でも、これも台風の前の静けさかも…。

町の明かりが灯りはじめると、祭りムードは、いっそう高まります。




「ここのお守り、お友達にプレゼントすると、みんな素敵なお相手に出会えるんだよ~」とミモロ。自分で買うより、人から贈られるのがいいのです。そのご利益は、1年の後、立証済み。
「こんばんわ~また、今年も来ました~」とミモロは、保昌山の向かい側にある、今やその名が全国的に知られる「胡粉ネイル」の「上羽絵惣」の石田さんに飛びつきます。

「上にみんないるから、上がってって~」とおうちの2階へ。そこでは、すでに祇園祭恒例の宴会の真っ最中。
「キャ~ミモロちゃんだ~。1年ぶりやね~」と、すでに顔なじみの皆さんが…

「今年もかわいい浴衣やね~。写真一緒に撮らせて~」と大人気のミモロです。
「あの~これ見て…頂いちゃったの~」と、おもむろに取り出す小さなうさぎのお人形。

京都に暮らしてミモロは、祇園祭の楽しみ方が変わりました。それは、美しい山鉾や立派な神輿を見物するだけでなく、京都の人たちと、いっしょに過ごす祭りの楽しさを知ったのです。それが観光客とは違う京都暮らしならではのこと…。
四条通や山鉾が立ち並ぶ鉾町を埋め尽くす観光客の陰で、京都の人たちは、ちゃんと自分たちの祭りの楽しみ方をしているのです。
さぁ、菊水鉾のお茶席にいきましょ…。
ミモロは、お友達と一緒に、再び、人の波の中へ。20時から21時ごろは、人出もピーク。
「今年は、明日の宵山が雨になるかもしれないから…今夜にって人が多いみたい…」
台風上陸が迫ると天気予報が伝える京都。「でも、きっと京都は、台風も避けるじゃないの?」と。
どうぞ、大きな被害がでませんように…。そして無事に山鉾巡行ができますように…京都の人たちみんなの願いは、はたして叶えられるでしょうか?

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