ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「下鴨神社」の遷宮祭。28日は、「奉幣祭」が、斎行。厳かな神事がつづく21年ぶりの遷宮。

2015-04-29 | 祭事・神事・風習

27日の夜、「賀茂御祖神社(下鴨神社)」では、夜、神様が新しくなった社殿にお引越しする「遷座祭」が行われました。
そして、翌日28日は、「奉幣祭」という新しい社殿にお移りになった神様へ、玉串や祝詞を奉する神事が行われる日です。

ミモロは、お友達のご厚意で、しあわせには、遷宮祭に参列することができました。
「ミモロ、下鴨神社の氏子になったから、しっかりご挨拶しなくちゃ~」と、下鴨エリアへの引っ越し10日目にして、なんと遷宮祭まで参列するミモロです。「きっと神様がミモロのこと、呼んでくださっただと思う」と、密かに感じています。

「集合8時半だって~」と、朝早く起きて、シャワーを浴びて、体を清めたミモロ。巫女さん姿で、神社へと向かいます。
参列者は、宮内庁、神社庁、神社の関係者をはじめ、昔から下鴨神社と深いつながりがある方、崇敬会の方、全国の有名神社の宮司さんなど、さまざまな方々が京都だけでなく、全国から、遷宮祭のために多くの方々がおいでになりました。

受付を済ませ、ミモロは、待合所で、ひと休み。
お茶とお菓子を頂きました。

9時10分、ミモロたちは、神事が行われる「舞殿」の周囲に設けられた席へ移動しました。

なぜか、また1番前の席に座れたミモロ。「すごくよく見える席…でも、お日さままぶしい…サンカットローション塗ってくるんだった~」と、周囲の白砂に反射して、陽射しは、いっそう強く感じます。「サングラス欲しいくらい…」もちろん、サングラスの着用はできません。だから小さな目をさらに細めています。

10時過ぎ、勅使様が御幣物を奉じるために、ご入場。それから、神様へ奉じる神事が進みます。

ミモロは、じっとその神事を見守ります。


神事の中程で、「東游(あづまあそび)」という神事の舞が奉納されます。
 
「あ、この舞見たことある…」とミモロ。そう、5月12日に行われる「御蔭祭」で、糺の森の中で、行われるもの。
琴、笛などが境内に響きます。

衣装の着方を替えて、もうひと舞。

そして、再び、ミモロの座る席の前に、着席しました。
「あ、衣装がはみ出してる…」ミモロの席にまで、衣装の後ろの部分が、尻尾のように幕の下に…
「踏まないように…」と、気を使うミモロです。

いよいよ神事は、拝礼へと進みます。
勅使さまが、玉串を奉じたのち、神事に関わる人たちの拝礼へと進みます。
 
門川市長や前原衆議院議員の姿も…。

そして、拝礼の代表者に合わせて、ミモロたちも拝礼しました。

神事のおかたづけが終わり、社殿の扉が閉じられて、神事は、終了です。

ミモロたちは、神事が終わった後、新しい社殿へ参拝に…
「わ~さすがキレイ…」と、金具の輝きもまぶしい、清々しい社殿です。

ミモロは、神妙な面持ちで、参拝を…。

不思議なご縁を頂き、参列することができたミモロ。

本当に、ありがたいこと…。「呼んでくださってありがとうございます。ミモロ、これからもみんなの役に立つネコになるようがんばります」と、神様に誓います。

「さぁ、次は、直会に行かなくちゃ…」とミモロ。他の参列者といっしょにバスで、「京都ホテルオークラ」へと向かいます。






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コメント (4)
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