michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

『借りぐらし』ばっかり?    〔映画〕

2011-10-15 08:00:42 | Weblog

『借りぐらしのアリエッティ』で感じたこと、思ったこと、

他にもいろいろあるんです。

  『借りぐらし』。

この考え方は、生き方の話にまで

広がっていくように思えてきたんです。

 

自分は、地球の一隅に住まわせてもらっている。

生きている限り、必ず空気を吸って、吐いている。

歩く地面も、眺める空や山・海、

どれも「ニンゲンのもの」なんかじゃない。

 

牛乳など、お店でお金を出して買っても、

工場の人たちが、パック詰めしてくれなかったら・・・。

牛さんがお乳を出してくれなかったら・・・。

その前に、酪農家の人が、牛をお世話してくれなかったら・・・。

  と、際限なくドンドン遡ってしまいます。

 

貴重な牛乳、最後の一滴まで味わっていきたいナ。

 自然に、そんな想いが湧いてきます。

 

牛乳を飲んで、ああ美味しい。元気が出てくるね。

――飲んでも、もしかして体調悪くて吐いたりすることもあるかもしれない。

栄養として、エネルギーとして、

どの段階から自分の身体の一部になるのかしら。

腸に入った時から? 栄養が吸収され血液に入った時から?

  (専門的なことは知りません。ゴメンナサイ!)

 

自分のもっている知識や、この頭で考えたことだって。

小さい頃から、周りの数え切れないほどの人たちに、

様々なことを教えてもらって(そのほとんどは、自然な感じで)、

いま、こうして色んなことそれなりに考えたり、言葉にしたりしている。

   反面教師になったものも含めてね。

つい、自分の頭で考えた、みたいに思っちゃうんですけど、

そんなこと無い。

誰にこう言ってもらったお陰で、とか、

そんな単純なものじゃあない。

とっても一言では表しきれないんじゃないかしら。

 

 

  どうぞ要るものを、必要なだけ貸してくださいね。

  できるだけ生かしていきますから。

  そうして、次につないでいきたい。

    そんな謙虚な気持ちになってきました。

 

 ps. 私は、高尚な難しい理論などよりも、

 音楽や、映画、平易な言葉で書かれたメッセージなどの方が、

 よく分かって心に伝わってくるみたい。

 

 

 

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『君は ボクの心臓の一部だ』     〔映画〕

2011-10-14 07:19:55 | Weblog

こないだ、「本とDVDレンタルのお店」で、本を買ったら、

「旧作レンタル2枚無料 」のクーポンをもらいました。

このところ、レンタルは更新せずにお休みしてたけど、

そろそろまた再開しようかと思ってたところだったので、

良い機会 と改めて登録しました。

 

お目当ては、『借りぐらしのアリエッティ』。

見つけたけど、「準新作」で、無料じゃない。

でも、日本語字幕がついているし、借りることに。

  前に、映画館で観たんだけど、よく聴き取れず、

  なんとなく味わっただけだったんです。

 

というわけで、やっと チャンと観れた。

  素敵でした――。

 

全体に緑がいっぱいで とっても美しい。

それぞれ個性あふれるキャラクターがおもしろい。

 

そして何より心に残ったのは、

翔とアリエッティの、別れのシーン。このひと言。

「君は、ボクの心臓の一部だ。」

心臓が悪くて手術するという翔。

「君のお陰で生きる勇気が湧いてきた。」

アリエッティに出逢い、様々なことがあって――、

生きる気力が湧いてきたんですね。

 

   あぁ、字幕のお陰で、なんと言ってるか分かって良かった。

 

それにしても、『君は、ボクの心臓の一部だ』という表現。

これ、何についても言えるのでは、って思いました。

 

人は、生きていくうちに、色んな人や事柄などと出会い

失敗したり、辛かったりすることもあるけれど、

色~んなことを味わったり、学んだり。

そういうものが、全て直接・間接に、自分の一部となり、

育ててくれているんですよね。

 

 

 

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「〇〇は、△ですか? もしそうだとしたらね、」   〔関わりあい〕

2011-10-13 06:55:52 | Weblog

あのねぇ、、独りよがりなんだよ。。

 前からいつも、そして今でもそうなんだねぇ。

――あ、これを読んでくださっている あなたのことではありませんよ。

拙ブログのこと、まだ知らせてない、ある人のこと、

そう感じたんです。

 

傷つけぬよう遠まわしに言っても 通じないみたいね。。

          

昔いた職場で、ある とても心の優しい人がいました。

彼女は、メモやメールでも、もちろん対面して話すときも、

心と心の会話が出来る人でした。

 

メモなどは、よくこんな風に書いてあった。

『○○は、△ですか? もしそうだとしたらね――』という表現。

「これって、きっと△」という自分なりの認識を前提には しない。

客観的にまず事実確認をし、認識を一致させた上で、着実に次に進めていく。

ボタンの掛け違い、みたいなことにはならないんです。

 

  自分も独りよがりにならないよう、

   その辺り、きちんと意識していきたいな。

 

 

 

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受けとめ方の違いを認めて   〔関わりあい〕

2011-10-12 08:15:34 | Weblog

TVで字幕放送が見れるようになって、

日本語のドラマなども観るようになりました。

どれも、とても面白く味わい深い。

 

時々ふっと思うことがあるんです、

「この部分、海外の人が観るとしたら、

字幕にしても吹替えにしても、どうやって表すんだろう…?」って。

文化の違いってありますよね。

とても一言では表せないような――。

 

             

国や地方・民族によって、それぞれ文化・風習など違うように、

家庭や職場など小さな社会でも、色々ですよね。

たとえば、ウチは、荒い言葉など出ようがないような気風だったし

子どもの頃から叩かれたことなど一度もなかった。

(叱られたことはありましたが、言葉で。)

なので、社会に出てから、

完全に相手を否定するようなキツイ言葉を、

自分が言われたときも、ひとが言われているときも、

ギョッ としてしまう。

それが『愛のムチ』だったとしても。

身を堅くして縮みあがったり、居たたまれなくなったり。

 

そういうのも「言ってもらった」と受け止める人もおられるけれど、

私は・・・。

 

育ちあっていきたい気持ちは 常に持ち合わせているつもりだけれど、

人によって、受けとめ方って、それぞれ色々、ということを

お互いに認め合った上で、

共に生きていきたいな、って思うんです。

 

 

 

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戸の開け閉めの、振動がきた!    〔聴こえ〕

2011-10-11 07:24:07 | Weblog

こないだ、ちょっとおもしろい発見が。

 

職場のある一室で、何気なく机に手をついていた。

そうしたら入り口の引き戸を開け閉めしているその振動が、

その手に伝わってくるんです

距離は10m近くあるけれど、

木の引き戸の下のコマから、床を伝って、

机に振動が来るんですね。

         

交流会のことが思い出されました。

いつも交流会の最後に、「みんなで歌いましょう」のコーナーがあって、

誰でも知っているような小学校唱歌、季節の歌など歌うんです。

――これが苦手でした。

いえ、歌は昔から大好きなんですが、

聴こえにくくなってからは、前奏があまり聴き取れなくて

そのあと 入るタイミングが掴めない。

みんなが歌い始めても

基準の音の高さ(ピッチ?)も中々分からない。。

 

みんなが気持ちよく歌っている中で、自分は悲しい気分でいたんですが、

何気なくテーブルに手を置いている、その手のひらに、

隣のテーブルで演奏しているキーボードの振動が伝わってきたんですよ。

リズムくらいは分かる、っていう程度だったけど、

訓練すれば、音の高さとかまで分かるようになるかも・・・。

 

だって、(他のイベントで)偶然、風船を両手で持っていた時、

司会の人がマイクで話しているとき、その風船に振動がきて、

男の人(低い声)が話すときと、女の人(高め)の人とでは、

振動の感じが違ってましたもんね。 

 

 

 

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出来なかった原因は、苦手意識でした   〔お仕事〕

2011-10-10 06:09:37 | Weblog

私は、機械って 得意じゃない。

覚えてしまえば良いんだけれど、

そこに至るまでは、ドッコイショ って感じ。

 

きのう、そのことを見せつけられる出来事が。

職場で、ある機械の用紙が無くなった。

新しい用紙を入れ直してセットするのは ややこしそう。。

いつもなら誰かやってくれる・・・っていうか、

誰かがやってくれるまで待っている状態でした。。

 

ところが、きのうは、何時間も誰もいなかった……。

あれこれ連絡したりしているうちに、男性メンバーが来たんです。

  この人ならきっと出来る筈

と思って「ああ良かった~! お願いねっ  」と声かけたら、

すぐに取り掛かってくれた。

カバーを開けると、説明が書いてあって、それを読みながら。

でも

  「ボクも初めてなんだよ」 と言っててビックリ

 

 

私は機械って苦手 というのがあって、だいたい逃げ腰。

 「ホントに私には難しいのかどうなのか、とにかくやってみよう、一度教えてもらおう」

なんて思ったことなかったわね。。

知識や経験などよりも、

本気になったことが無かったことが問題なんだ、ということを

見せ付けられちゃった。

 

  今回、やり方を教えてもらったので、

   次回はやってみようと、本気で思いましたね。

 

 

 

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懐かしい草花と、香り   〔自然〕

2011-10-09 07:24:25 | Weblog

アカマンマ、なんか、懐かしいねぇ~

 

 

 

        この赤い実も、子どもの頃から、

           あちこちで見てきたような――。

 

 

金木犀も、そう。

 

辺り一面の香りに包まれて、

心は昔に還っていく。

  どこと どこで 出逢ったかなぁ……。

 

  

 

 

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その後、あちこちから♪    〔聞こえ〕

2011-10-08 08:04:31 | Weblog

その後、

なんだか どんどん広がって

音楽CDも送ってもらえるらしいし

講演記録も、半分とか、一部とか、

2ヶ所から送ってもらえました。

 

  うれしい、嬉しい。

温かい心が沁みてきます――。

 これを、最大限に生かしていきたいな。

 

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やっぱり出してみて良かった♪   〔聞こえ〕

2011-10-07 07:36:07 | Weblog

先日の、講演会のその後。 (10/3 )

 

  みんな 同んなじように出来なくちゃってこともないしね、、、

なんて思っては いるけれど、

やっぱり どんな話だったか、知りたくなった。

それで、

「大まかで良いので、大体こういうような話だった、ってだけでも

どなたか伝えてもらえませんか?」と、

関連する場(net上の)に出してみたら、

いろんな人から反応が。

それぞれ 自分は これだけなら出来る、といった発信があって

ある人は、「テープ起こしには、こんな便利なソフトがありますよ 」

って教えてくれたり。

そして講演の半分は、すでに文章になったものがあった。

  (大体同じもの、ということらしい)

 

  わぁ~、うれしい~~~

 

最初に発信する時は、ドキドキしちゃったんだけど、

やっぱり出してみて良かった――。

 

 

 

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頭の先で会話してるみたい…   〔聴こえ〕

2011-10-05 08:18:26 | Weblog

  これって、上から順に咲いてくるのかしら・・・?

  しばらくしたら、また見に行かなくちゃね 

 

 

  最近の空。

  刷毛でサーッと描いたみたい

     ――なんて、月並みな表現しか出てこない私。。

 

                   

 

このごろ、人と打ち合わせや会話などして、

別れて一人になってから思うんだけど、

頭の先で言葉を交わしてるナ、って気づくんです。

 

しゃべりながら、

「ん…? どういうこと?  

 でも、あとでゆっくり 自分でポイント押さえたり 確認したりしたら

 分かるんじゃないかな 」

って思ったり、

「もしかしたら こういうのって、ハッキリ伝えて 確実に改善していくようにした方が――」

っていう思いがチラッとかすめても、

なんとなくその場は、相手をフォローする感じで、

平和な雰囲気で笑ったり。

 

それはたぶん、聴こえにくいために、

話(事柄)を何とか把握するのに イッパイ イッパイ、

エネルギーを使い果たしてしまって、

  (要するに、頭が悪いのか 

その場を とにかく納めたい、って無意識に思って、

そんな感じで終わっちゃう。 

 時々そんな風になるみたい。

 

   う~ん、こういうのって、どこをどう考えたら・・・? 

 

 

 

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蘇ってきちゃった、子どもの宝物   〔想い出〕

2011-10-04 07:59:37 | Weblog

いつも行く現場(持ち場)の出入り口に

草花が色々あるのは良いんだけど、

1本倒れかかってて、通りにくい。。

と思ってよく見たら、なんか、見覚えのある・・・、

幼い頃に見たことあるような。

他の株も覗いてみたら、色んな段階のがある。

 

   (左下の水色は、ケータイストラップです。

 

私は結構大きくなるまで、「おままごと」してたっけ。

こういう草花とか、拾ったものとか、

なんでも目を輝かせて材料にしてましたね。

 

あるとき、大事にしまってあるのが、父の目に入ったようで、

「子どもって、おもしろいもんを大事にするんやなぁ、ハハ・・・」と笑った。

わたしは心の中で、

「おとなは、だいじとちがうんかなぁ? こんなにステキなもの――

なんて思ってたのを、

昨日のことのように想い出してしまいました。

 

 

 

 

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聴こえることを前提にした催しなんですよね   〔聴こえ〕

2011-10-03 07:41:24 | Weblog

先日、ある講演会があった。

行きたい気持ちはあったけれど、

聴こえるワケがない。

  (Netに記録として動画がアップされても、

   蚊の鳴くようにしか聴こえないものも )

 

誰か、パソコンを使って通訳を

お願いしてみようかとも思ったけれど、

自分の気持ちをよく見てみたら、

「そこまでして、どーしても、是非ぜひ参加したいってほどじゃないよね

という感じなので、参加しなかった。

 

行った人の感想を聞かせてもらうと、有意義だった様子。

やっぱり頼むだけ頼んでみたら良かったかなぁ~。

でもね、、

その講演やイベントなどに参加する人は、

難聴者の通訳のために参加するわけじゃなく、自分が参加したいから行くんですよね。

それを邪魔したくない。

  それって、遠慮とはちがう。

  純粋に、その人が存分に味わってほしい、って思えてくるんです。

 

書くにせよ、パソコン打つにせよ、

講演など聴いたものを同時通訳で文字や文にするって、

すっごく集中してエネルギーがいるらしい。

 これ、当然だと思う。もし自分がやると想像してみたら分かります。

 

そして、正直に言うと、

それを読ませてもらう側も、結構エネルギー要るんですよね。

で結局、少しずつ、

聴こえることを前提にしたような集まりからは

 遠ざかっていくことに。。

 

私は、目に見える形になったもの(netや、掲示板・新聞etc...)を

じっくり読ませてもらってる。

また、身近な人で、難聴に理解のある人と、1対1で(ナントカ)話をしたり。

  そういうものでいこうかと思ってるけど、

    ずっとこれで良いのなぁ――っていう気持ちもあるのよね。。

 

 

 

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パッと出せるときもあるのにね    〔思うこと〕

2011-10-01 06:47:55 | Weblog

この拙いブログ、最近は よく お休みの日ができてますね。

じっくり読んだり、自分なりに考えたりすることが

いろいろあるんですよ。

 

内々のサイトで、

自由にコメントできる欄がある。

そういういうのに、わたしも、

パッと心に浮かんだまん~ま、コメントしちゃうこともある。

  だって、自分も似たような経験があって、

  「ウンウン、分かる分かる~ 」って感じだったり、

  自分が多少関わったことについてのものもあるしね。

でも、

「ポイントがいくつかあって、コメントはなるべく一つに絞った方が良いよね」

とか、

「誤解のないよう、このことには注釈がいるわねぇ」とか、

あれこれ考えているうちに、なんとなく醒めてしまったり…。

 

でも、他の人がコメントしてくれたのを見ると、

「ああ、やっぱり他の目が入ると、共に

 違う視点で見ることが出来て、広がっていくわねぇ

って思う。

 

   グズグズ足踏みしていたのは、

   自分を守ろうとしていたんじゃないかなぁ――。

 

 

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