michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

『聴覚障がい者が 救急法研修を』    〔聴こえ〕

2011-10-22 08:14:37 | Weblog

 こんな、笑えない話があります。

 

ある聾の人が、体調悪くなって街なかで倒れてしまった。

すぐに救急隊員が駆けつけてくれたのは良いんだけれど、

何度もなにか言ってくれるのが聴き取れなかった。

たぶん「聞こえますか!?」みたいなこと言って

意識があるか確かめようとしてたんじゃないかと思うけど・・・、

っていうんです。

意識はあって、相手の口が動いているので、話しかけられているのは分かるけれど、

何と言っているのかが分からない。。

 

   自分も、ありそうです。。

 

日常生活では、その人ごとに、

「あ、この人だったら、大きな声で言ってもらえたら」

「この場合は、ゆっくり言ってもらったら聴き取れそう」

など、状況に応じてお願いするんですが、

朦朧とした頭で、あるいは、激痛のさなか などに、

そういうこと判断して言えるかしら?って思う。

ま、心配しても仕方ないですけどね。

  (バックには、常に障がい者手帳を入れてますが。)

 

                  

 

こないだTVでローカルニュースを何気なく見ていたら、

『聴覚障がい者がAEDの講習を受けました』という話題が。

聴覚障害の人7~8人が、専門の人から手話で伝えてもらい、

実地研修を受けたというもの。

 

具体的方法としては、

〇周りの人との必要な会話は、床に指で書くと良い。

〇自動音声が聴こえなければ、指を折って何秒か数えて。

といったようなことでした。

 

私は――、

不安です。

そんな重要な、ひとの命に関わること・・・。

 

  こんな消極的なことではあかんかなぁ、とも思うんですが。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする