新緑が美しく、花々が咲きそろうこの一番いい季節に、お花が大好きだった義母は召されました。
一年のうち2,3回、しかも一泊くらいしかできない私たちがちょうど行っている時に、いつもと同じように食べ、いつもと同じように寝て、そのまま・・・
お別れの言葉をかけることもかけられることもなく・・・
まだ義母が生きている時、「こんなに大好きなお母さんと別れの時が来たらよほど悲しいだろううな?」と思っていましたが、いざその時が来てみると、不思議と心が平安で、あまり悲しみを感じませんでした。
なぜだか、わかりません。
庭には、義母が植えた山野草があちこちに・・・
今にも、義母が杖で指しながら、やさしい笑顔でお花の話をしている姿が見えそうな気がします。
一方、私の母も今日無事に退院しました。
少し足元がふらふらしていましたが、みるみるしっかりしてきています。
帰ってきて早速山のような洗濯物をたたみ始めたかと思うと、私が疲れてお昼寝して起きてみると、畑で草取りを始めたり、今朝採ってきたサヤえんどうの筋をとってくれたり・・・
やっぱり母がいると助かります。
母も義母の死を悲しんで、「退院したら一番先に行ってみたいと思っていたのに・・・」
本当なら12日には、母もいっしょに行き、また義母に会うのを楽しみにしていたのでした。
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